カーネーション 15話 ミシン、よろしゅうな

連続テレビ小説(朝ドラ)『カーネーション』
本放送:2011年10月19日(水)放送
再放送:2014年4月22日(水)放送
第3週 第15話 「熱い思い」
花言葉の花「カンナ」

『カーネーション』第3週 第15回
「熱い思い」あらすじ

風邪をひいて熱を出した糸子は、パッチ屋から帰って来ると布団にくるまり、店を辞めて女学校に戻りたいと後悔していました。しかし階下からやりたいことは全部自分でどうにかする糸子は偉いと語る千代の声が耳に入り、糸子は自信を取り戻します。

元気を取り戻すと風邪も治り家族と夕食を食べ始める糸子。善作のいつもの糸子への口癖「勉強だと思え」の一言に、今日の糸子は目が覚める思いがします。すべてが勉強だと思うと、糸子は明日からの仕事が楽しみになって来るのでした。

翌朝、早朝からパッチ屋に入り働き始める糸子。今まで不満な心でこなしていた下積み仕事も、一つ一つの作業が持つ意義を噛み締めながら取り組んでみると見違えるように面白くなってきました。日に日にミシンに近づいていることが実感できる糸子。

ある日、嬉しそうな笑顔でミシンを磨いている糸子に、夜中ならミシンを使ってもよいと大将の桝谷が認めてくれました。ミシンを使う夢が叶った糸子は、ミシンを愛おしそうに抱きしめると心を込めてミシンに語りかけるのでした。

「よろしゅうな」


『カーネーション』第3週 第15回
「熱い思い」感想

千代お母ちゃん、これまではおっとりしているか、善作さんの前でびくびくするかの顔した見せませんでしたが、今回はじめて母親らしい実にしっかりした一面を見せてくれて、すっかり千代お母ちゃんが好きになってしまいました。

着物がほしいとおねだりする糸子の妹に千代お母ちゃんはお姉ちゃんを見習えと諭します。

「好きなことするちゅうのはな、見てるほど楽とちゃうんやで。姉ちゃんは偉いやん。やりたいことあったら全部自分でどないかしよる。どんだけしんどおても音を上げへん。ええなあ思うやったらなんぼでも真似し。けど真似でけんと文句だけ言うんはあきません」

糸子に対してこれまで母親らしいところをあまり見せなかった千代お母ちゃんでしたが、見るところはしっかり見ていたわけですね。しかも糸子の本質もしっかり掴んでいる。

さて、元気を取り戻した糸子。夕食を食べに出て来ると善作お父ちゃんが「勉強だと思え」。この頃はすっかりただの口癖、糸子への挨拶程度の言葉に過ぎなくなってしまった「勉強だと思え」ですが、今回の糸子には一番必要としていた人生の知恵。

自分が明日からやるべきこと、心がけるべきことがはっきりと見えたようです。「勉強だと思え」この一言でオセロゲームのすべての黒駒が一瞬にして白駒に反転するようなパラダイムシフト。

こんな気持ちの良い展開が隠されていたなんて!

しかも気持ちの良い展開のダメ押しまで。大将が夜ならミシンを使ってもいいというあの愛情に満ちた顔の気持ちのよいこと。そしてミシンにうっとり見とれる糸子を観ていると心がとろけそうです。

ネット上の朝ドラの感想を見ていて気付いたのは、ヒロインが陥った窮地があまり過酷だと耐えきれなくなり見るのをやめてしまう人がたくさんいるということ。その窮地を乗り越えれば、その後に胸のすくような展開が待っているというのに。

当ブログでは、ヒロインの窮地で挫折せず、窮地の先の感動を味わって頂けるよういささかでもお役に立ちたいと、今回の痛快な展開で決意を新たにしたことでした。

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