カーネーション 35話 あんたになんか作らへん

連続テレビ小説(朝ドラ)『カーネーション』
本放送:2011年11月13日(金)放送
再放送:2014年5月16日(金)放送
第6週 第35話 「乙女の真心」
花言葉の花「コスモス」

『カーネーション』第6週 第35回
「乙女の真心」あらすじ

サエのためにイブニングドレスを作るのが気が進まないと打ち上げる糸子に、テーラー職人の川本はこの仕事がうまくいったらダンスホールの踊り子たちから一斉に注文がはいり大きな商売になると告げます。この一言で迷いは失せ俄然やる気になる糸子。

安い生地を使って徹夜仕事で試作品を縫い上げる糸子。朝起きると千代がその試作品のイブニングドレスを着て踊り始めました。昔、イブニングドレスを何着も持っていたという千代は直すべき点を指摘。神戸の祖母にも教えを請うのでした。

仮縫いを繰り返して身体に合わせるはずだった試作品を見たサエは、一目で気に入ってしまい試作品を売ってくれと言い出します。しかし、サエの要求に対して糸子も職人としての意地を見せ未完成の試作品を売ることを拒絶。

それでも売れと食い下がるサエに糸子は激怒。自分は本気で作っているのだから、本気で着るつもりのない者につくりたくないと啖呵を切る糸子は、サエの言い返す言葉に一切耳を貸さず、ついにサエを店から追い返してしまうのでした。


『カーネーション』第6週 第35回
「乙女の真心」感想

テーラー職人の川本、彼は職人というより商人の資質がありそうですね。しかも、糸子よりも。少なくとも岸和田ではトップダンサーのサエがイブニングドレスを着用するようになればそれにつられて他の踊り子たちもイブニングドレスになびくはず。

サエの仕事にそんな将来性があることを見抜いていた川本。大将もそのへんはぬかりなく見抜いていたみたいですが、糸子が意外にもそこまで考えが及ばず、せいぜいサエが追加注文をくれるだろうくらいにしか考えてませんでした。

大事な幼馴染みの勘助をだまくらかした女に着せるドレスなんかつくりたくない。そんなネガティブな感情に心が支配されたせいで、今回に限って商機を見逃さない鋭い嗅覚が鈍ってしまったのかも知れません。

意外といえば千代お母ちゃん。試作品のイブニングドレスを着て踊り始めたのは衝撃的な出来事でした。でも考えてみれば神戸の実家の近くでは舞踏会が開かれるような洋館がある上、実家もお金持ちの貿易商なのだから決して不自然ではない。

それにしても千代お母ちゃんがあんな生き生きした表情、生き生きした動きを見せるのは35話目にして初めてですね。ほとんどずっと善作お父ちゃんが怖くてビクビクしてるだけでしたから。人生が狂ってしまってちょっと気の毒に思いました。

さて、川本のひとことで俄然やる気を取り戻した糸子でしたが、サエを眼の前にして糸子のやる気はあえなく撃沈。でも、商人としてのやる気が撃沈しただけで、職人としてのやる気まで撃沈したわけではありません。

というか糸子の職人としての矜持に惚れました。サエの中途半端な心根を叩きまくる糸子の岸和田ことばも耳に心地よい。「うちは本気でつくるんや、本気で着てもらわな嫌や、あんたになんかつくらへん、さっさと着替えて帰って!」

前回でいつの間にか大人になっていた自分を振り返り、今回は大人全開の糸子でした。

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