花子とアン 36話 はな、高等科進学を決意

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年5月10日(土)放送
第6週 第36話 「腹心の友」

『花子とアン』第6週 第36回「腹心の友」あらすじ、ネタバレ

甲府のはなの実家での朝。農作業を手伝いたがる蓮子に祖父の周造は蓮子にでも出来る事と釣りに行かせます。はなと一緒に釣り糸を垂らす蓮子は「このキラキラした時間を一生忘れない」と言いだし、いつもと異なる様子の蓮子をはなは訝しみます。

何時間釣り糸を垂らしてもはなと蓮子は全く釣れません。そこへ釣りの名人・吉太郎と朝市が手助けにやって来ます。卒業後の進路を迷うはなに、朝市は自分も自信はないが、それでも一生懸命努力するつもりだとはなを励まします。

一方で、福岡に帰った嘉納伝助のもとに電話が入りました。蓮子が縁談を受けたいと自分で言っているという報せに、何かの間違いではないかと本気にしない伝助。その頃、はなと蓮子は寄宿舎に戻り、はなは村岡から英英辞典を贈られます。

蓮子は高等科に進んで翻訳の才能を磨くべきとはなに勧め、はなは高等科進級を決意。その旨をブラックバーン校長に報告し富山も応援します。その直後、新聞で蓮子と伝助の婚約をはなは初めて知り衝撃を受けるのでした。


『花子とアン』第6週 第36回 「腹心の友」感想

昭和20年、はな52歳の回想からはじまった36回。これまで52歳のはなの回想は決まって週のはじめの月曜日、それが今回は週の最後の土曜日。

はなと蓮様の「腹心の友」の関係をたっぷり見せてから、それがどれほどかけがえのない思い出をなのかを回想で語らせる構成が絶妙です。蓮様がはなに贈ったペンネームの栞が出て来たときは泣きそうになってしまいました。

さて、そんなはなにとって大事な大事な腹心の友との思い出、蓮様にとってはきっともっと大事な腹心の友との思い出、「このキラキラした時間を一生忘れない、遠く離れても、今日のことは絶対に忘れない」青春最後の日が始まりました。

農作業を手伝いたがる蓮様、ふじお母ちゃんに家族として受け入れてもらった蓮様、名実ともに家族の一人になりたいと切に願ったのでしょう。その蓮様に放ったはなの言葉がすごかった。最近まで蓮様は掃除ひとつ満足に出来なかったと。

ここまで言っても平気なほど腹心の友になったということなのでしょう。でも、そんな腹心の友になったにも関わらず何かを隠している蓮様。

「この時間が永遠に続けばいいのに。はなちゃんと一緒にいれるのが嬉しい。青春なんてないと思っていたが、はなと出会って青春の時間を取り戻すことが出来た。このキラキラした時間を一生忘れない、遠く離れても、今日のことは絶対に忘れない。はなちゃんも忘れないで」

胸が締め付けられるような蓮様の言葉。美輪さんのナレーションの言葉を借りれば「青春の最後の一ページ」として、一瞬一瞬をカメラで撮影するかのごとく記憶に留めようとしていたのでしょう。この先、自分がどうなるかは先の結婚の経験からよくわかっているでしょうから。

青春の最後の一ページが終わり、はなと蓮様は寄宿舎に戻ってきました。村岡さんから翻訳の御礼にと英英辞典のプレゼント。添えられた手紙の「英語の勉強こぴっと頑張ってください」がなかなか粋ですね。

一方ではなの全く知らないところでは、嘉納伝助に、蓮様が縁談を受け入れた旨の電話が。伝助さんの会社、『半沢直樹』の東京中央銀行でも度々登場した東京国立博物館のエントランスの階段ですね。半沢直樹の上司も演じた伝助が「東京中央銀行」を歩く姿はちょっと懐かしさを感じました。

話しを英英辞典に戻しますが、プレゼントを受け取ったはなへの蓮様の言葉がこれまた素敵です。「その辞書の送り主もはなちゃんの才能を認めた、高等科に行って翻訳の才能磨くべき」はなも決意が固まります。

早速、高等科へ進級する旨をブラックバーン校長先生に報告。高等科へ進み翻訳家を目指すと決意を語るはなにブラックバーン校長先生が贈る言葉がシンプルで力強い。「やってみなさい、力を尽くして」

富山先生も不器用さと照れ隠しが入り交じった奇妙ながら心のこもった激励の言葉をはなに贈ってくれました。「あなたならきっと出来るでしょう、あなたの良いところは根拠のない自信があるところ」

富山先生の言葉を素直に喜び御礼を言うはなに富山先生「ほめてません」。富山先生、いつからこんな人を笑わせるセンスを身につけたのか。茂木先生が富山先生とはなの漫才に笑い転げるところ、一緒に爆笑させてもらいました。

富山先生の過去も今も、知り尽くしている茂木先生だけに、今回の富山先生の妙に不器用な対応が可笑しくてたまらなかったのでしょう。でも、茂木先生の爆笑に、富山先生への深い理解と愛情を感じました。本当に素敵な方です。

そんな幸福なひと時も、次の瞬間に一瞬で凍り付いてしまいました。ゴシップ大好き亜矢子さんが見つけた新聞記事。美輪さんのナレーションによれば、はなはこのことを「裏切り」と認識。腹心の友との最大の危機です。

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4 Responses to “花子とアン 36話 はな、高等科進学を決意”

  1. えびすこ より:

    花子と蓮子が2人で甲府に行くのはこれが唯一かも。
    さて、物語は明治も間もなく終わりを迎えると言う頃ですが、振り返ってみるとこの番組の始まりがちょうど、昨年の大河「八重の桜」の最終回の頃と重なりますね。
    ところで記事文中に出た「半沢直樹」にも出演した、逢坂じゅんさんが先日お亡くなりになられました。

    >祥子さん
    4月期スタートのドラマは花子とアンと「花咲舞」以外は、軒並み苦戦しております。特にGW中の前週はジャンルに関係なく、土日の夜の番組も視聴率が振るいません。2日の朝刊の「テレビ解説面」の視聴率ランキングを見て驚きました。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      逢坂じゅんさんは残念でした。『半沢直樹』の病床の老人役の迫真の演技が忘れられません。ご冥福をお祈り致します。

  2. 祥子 より:

    視聴率が2日、23,5なって依然トップでしたね。あまちゃん、ごちそうさんの時からトップをキープ。
    はなと蓮子と役柄も女優の個性も、真逆を感じます。各々に合った役柄を演じているとも言えるけど。
    実際に、二人はお互いにないものを相手に感じ、惹かれ合ったのでしょうかね。あまりに違いすぎる境遇に、それを乗り越える意志の強さは共通しているかも。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      まるで異なる環境に育ちながら腹心の友、フィクションならあり得ない作り話と言われかねないですが、実話がもとになってるいるのがすごいところです。

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