カーネーション 68話 オハラ洋装店闇屋と疑われる

連続テレビ小説(朝ドラ)『カーネーション』
本放送:2011年12月20日(火)放送
再放送:2014年6月24日(火)放送
第12週 第68話 「薄れゆく希望」
花言葉の花「アネモネ」

『カーネーション』第12週 第68回
「薄れゆく希望」あらすじ

善作の通夜と葬式で弔問客たちをもてなしたため家にある食料が底をついてしまいました。喪が明ける前に店を開き、当面は香典でしのぐことにする糸子。そして尽きた食料を手に入れるため縫い子たちに買い出しに行かせることにしました。

しかししばらくして縫い子たちが泣きながら帰って来ました。小原家は闇業者だという噂がたち何も売ってもらえなかったのです。店には何者かに「非国民」の貼り紙が貼られ、世間の怖さを思い知る糸子。

食料もなく世間の冷たい眼にさらされる中、千代がつとめて明るく振る舞い妹たちを励ましながら家に残っていた小麦粉ですいとんをつくります。すいとんに舌鼓を打ちながら、家族と縫い子たちは笑顔を取り戻すのでした。

配給の列に並ばないことで自分は特別だと思っていた糸子でしたが、木之元や木岡の妻らが配給所に行かないかと誘ってくれました。自分を信じてくれる人がいるのは善作が残してくれた宝物と感謝しながら、糸子ははじめて配給所に足を運ぶのでした。


『カーネーション』第12週 第68回
「薄れゆく希望」感想

朝、布団の中で目を覚まし「もうお父ちゃんいてへんのやな」と改めて思う糸子。第一話も糸子が布団の中で目を覚ます場面から始まりましたが、その時はまだ若かった善作を見送り「だんじり」という人生の希望が幼い糸子の心の真ん中に入った時。

それと対をなすような今回の目覚め。物語も中盤に入りサブタイトルは「薄れゆく希望」。善作は亡くなり、今週中には糸子の希望だっただんじりも中止になってしまいます。希望を見つけるのがいよいよ困難な時代に入ってゆきます。

さて、善作の通夜に手伝いに来ていたおばちゃんたち。小原家が備蓄していた潤沢な食料に眼を丸くし「闇」を疑います。あれだけ沢山の食料があれば闇屋に手を出したというより闇屋そのものをやっていると疑っても当時であれば無理もない。

昌ちゃんまでもが「闇」を疑い糸子は激怒。糸子のあまりの剣幕に昌ちゃん珍しくひとこも反論もせずに平謝り。昌ちゃんは糸子を信用しましたが店には「非国民」の貼り紙。「自分が思ってるより世間は怖い」とこの期に及んで思い知る糸子。

希望も薄れ、世間から疑いの眼で見られ、食料も尽きてお腹もすいて来る。そんな閉塞感漂う状況で、天真爛漫に育った千代お母ちゃんがその能天気をフル活用して明るく振る舞い家のどんよりした空気を一掃。千代お母ちゃんが輝いてみえました。

そしてもう一つの救いは木之元、木岡のおばちゃんたちが糸子を信じてくれていること。木之元のおばちゃんの不器用極まりない糸子への気遣い。これ以上不器用な人はいないだろうというくらい飾り気がないので心から信頼できます。

冷たい世間の風の中、久々に人が信頼してくれることの暖かさに触れて、木之元のおばちゃんに「おおきに」を繰り返す糸子。その「おおきに」にどうやって返事していいものか分からず、糸子と眼を合わせられない木之元のおばちゃん照れる照れる。

翌朝、木之元のおばちゃんは糸子を誘いに来てくれました。木岡のおばちゃんも合流してくれました。この二人のおばちゃんの信頼、ささやかなことだけれどそこに希望を見いだす糸子。大きな闇よりもわずかな光の方を向こうとする糸子。

そして、木之元・木岡の二人のおばちゃんが自分を信頼してくれるのは、自分の力とは微塵も思わず「うちを信じてくれるこの人らはお父ちゃんが残してくれた宝物です」と善作お父ちゃんに感謝。糸子、見た目は傲慢だけど心の中は謙虚です。

信頼してくれる人を残す生き方を積み重ねて来た善作お父ちゃん、ひどい目に合わされた時もあったけど、善作お父ちゃんの生き様とその生き様が残していった宝物に心から感謝し続ける糸子。この親子の生き方を見習いたいものです。

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