花子とアン 56話 はな宛に蓮子から小包が届く

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年6月3日(火)放送
第10週 第56話 「乙女よ、大志を抱け!」

『花子とアン』第10週 第56回「乙女よ、大志を抱け!」

はなは、ももと朝市の二人の距離を縮めるため徳丸家で「合同パルピテーション会」と称する茶飲み会を催しました。茶飲み会がはじまるや、ももと朝市を二人きりにしようと、はなは急用で帰宅すると偽り武に家まで送ってもらいます。

夕方、ももは朝市に送られて家に戻りました。二人の姿を物陰から見守るはなと吉平ですが、仲の好さそうな二人の姿を見ても吉平は縁談を諦めきれません。そんなはなと吉平に、もものことはそっとしておいてやれと、ふじは諌めるのでした。

そんなある日、はなのもとに9年間絶交したままの蓮子から小包が届きました。出版したばかりの蓮子の歌集『踏繪』と添えられていた手紙を読み、はなは懐かしさとともに、本への情熱を蘇らせるのでした。

その頃福岡では、嘉納伝助が所有する炭坑でガス爆発が発生。蓮子には何も知らされぬまま、伝助は事故の対応に追われていました。そんな中、数名の炭坑夫が嘉納家の屋敷に怒鳴り込んで来ました。彼らに毅然と対応する蓮子。


『花子とアン』第10週 第56回 「乙女よ、大志を抱け!」
 感想

朝市君の気持ちに気づかないはなも鈍ですが、眼の前でももちゃんが大好きオーラを発しているにも関わらずそれに気づかぬ朝市君もはなに負けず劣らず鈍かもしれません。はなの気持ちを曲解する武は極めつけの鈍ですが。

鈍といえばもう一人、吉平お父がいました。仲良さげに見えるももちゃんと朝市君の二人の姿を目の当たりにして、眼の前の現実がまるで見えていない。というか吉平お父がモリタ君とやらに惚れ込んでしまったのでしょう。

それとも「新天地」だとか「平等」だとかの、キラキラワードに酔っぱらっただけかも知れません。言葉だけ見ている限りはいいところに見えますが、北海道の開拓は過酷さを極めたはず。

昭和の名作ドラマ『北の国から』で、富良野の開拓の様子が語られる場面がありましたが、昭和30年代の開拓ですら大変な苦労の連続だったというのに、大正時代の北海道の開拓、想像を絶する過酷なものだったかと。

さて、蓮様から出版したばかりの歌集『踏繪』が届きました。添えられていた手紙には「あなたはいつになったら安東花子の名前で本を出すのですか?」のんびりしてるとおばあさんになってしまうと煽る内容。

はなが甲府に帰って来てからというもの、教員生活に慣れる日々、お見合い、そしてももの縁談。まったりした暮らしで、はなも物語の夢を忘れていたようですが、観ている僕も、はなの夢をすっかり忘れていました。

観ているこちらも忘れてしまうほど、まったりゆったりのペースで物語が進む『花子とアン』ですが、そろそろ激流に入りそうです。蓮子から送られて来た歌集『踏繪』はその激流の入り口を暗示する小道具かもです。

夢を思い出したはな。夢追い人としてそろそろ激流にのまれます。

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5 Responses to “花子とアン 56話 はな宛に蓮子から小包が届く”

  1. えびすこ より:

    お久しぶりです。先月末は大変暑い気候で夏を先取りした感じでした。
    いよいよ中盤に突入しましたね。劇中で開拓の話がありますが、北海道の「北広島市」は広島県から移住した人が住んだ(興した)町だそうです。今でも移住者の末裔が住んでいるかも?

    • 祥子 より:

      北広島市、やはり、そうだったんですね。
      亡くなった母の従姉妹が住んでいて、荷物を送る時に、北海道なのに、広島なんて不思議と思いました。開拓で移住だったんですね。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      北海道に広島県から移住した人の町があるというのは初めて知りました。ハワイの日系移民に広島県をルーツとする人が多いのは有名ですが、広島県人というのはフロンティアを求める夢追い人なのですね。

  2. 祥子 より:

    ももの気持ちを、はなとおとうはわかったとして、朝市の気持ちはつかめていないようですね。それに気づいているのは、おかあだけですかね。
    ももはお嫁にいって、北海道に行くのでしょうか。
    この頃はまだまだ開墾で、北海道も大変な所だったのでしょうね。
    つらくなって、逃げ出さなければいいのか、違うのか?
    はなの、「てっ」人一倍大きく楽しかったです。 9年間絶好とは、腹心の友ではなく、まさに宿敵ではありませんか。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      鈍揃いの『花子とアン』ですが、ふじおかあだけはいつもすべてお見通しですね。でもそう見えないようにいつもゆったり構えているところが素敵です。

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