花子とアン 109話 蓮子は華族を離脱し平民に

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年8月4日(月)放送
第19週 第109話 「春の贈りもの」

『花子とアン』第19週 第109回「春の贈りもの」

関東大震災から半年が経過した頃。英治は全焼した村岡印刷の再建資金をつくるために工事現場で慣れない肉体労働。しかしある日、足場から転落して捻挫してしまいます。大八車で家まで担ぎ込まれて来た英治に、慣れないことをするなと諌める平祐。

そんな中、花子と英治は『王子と乞食』の単行本化という郁弥の遺志を実現したいと、息子の死から立ち直れない平祐に語るものの、今は物語など誰も望まぬと平祐。同じく郁弥の死のショックを引きずり苦しむかよは、花子と英治の決意に複雑な思いを抱きます。

一方、震災のドサクサの中で華族の籍を剥奪され平民になった蓮子は、ようやく龍一と純平との家族揃った幸福な生活を手に入れることができたものの、今度は姑の浪子による家事の指導の厳しさに悩む日々がはじまっていました。

その頃、花子も仕事捜しをはじめるものの頼みにしていた宇田川は結婚し紹介できる仕事はないとの回答。聡文堂を失い古巣にもどった梶原から花子は翻訳の仕事をもらいます。そんなある日、夜に屋台で働き始めたかよのもとに蓮子が「家出した」とやって来ました。


『花子とアン』第19週 第109回 「春の贈りもの」感想

ミスタードミンゴが別人みたいになってしまったのを見るのがつらい!亡くなった郁弥の屈託のない明るさは、親からたっぷり可愛がられたことの反映かと。逆に言うとそれほどまでに可愛がっていた次男を亡くした悲しさは察するにあまりあります。子供が親より先に逝くというそれだけでも十分過ぎるほどの悲劇なのに。

当面の間、抜け殻みたいになってしまったミスタードミンゴを見続けることになりそうですが、カフェードミンゴに通い詰めていた頃の小粋な姿の一割でも、劇中でもう一度見ることが出来ればと切に願っています。

一方のかよちゃんは悲しみから逃れようとでもするかのように働き詰めに。昼間は食堂で働き、夜は屋台。ミスタードミンゴもかよちゃんのように動いていればいいのにと思う反面、子を亡くし何も出来なくなってしまった会社経営者をこの目で実際に見た事があるので、ミスタードミンゴにかよちゃんのようは行動を求めるのは無理かもとも思います。

さて、龍一くんのお母上が初登場。事前発表情報によれば蓮さまが悩むことになるとのことだったので『ごちそうさん』の和枝姉さんクラスを覚悟していたのですが、想像していたほどには怖い人でなかったので安心して見ることが出来ました。というか和枝姉さんに鍛えられたので、よっぽどのことがなければ動揺しないようになりました。

しかし、次作朝ドラ『マッサン』でヒロインをいびる姑を演じる泉ピン子さんが、和枝姉さん踏襲を宣言しているので、こちらはまだちょっと不安が残ります。・・・すみません、話しがそれました。

宇田川先生が結婚!先日発売された「アンアン」の朝ドラ特集の記事の中で、宇田川先生は恋愛小説を書きつつも自身は恋愛とは縁のない人生を過ごすことになるのでは?みたいなことが書かれてましたが、それを読んで僕もそうかも知れないと思ってました。

それだけに驚きは大きかった。でも宇田川先生の場合、震災の中で遭った逞しい男性と恋に落ちたというより、震災の中で逞しい男性と出会い恋に落ちるプロセスそのものに恋しているような気も。宇田川先生の手紙には相手の逞しい男性よりも、出会いの状況のほうが克明に記されていましたから。

ちょっとネタバレになりますが、宇田川先生がこの先再び文壇に復帰するのを知っているので、そんな感想を持ったのかも知れません。

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6 Responses to “花子とアン 109話 蓮子は華族を離脱し平民に”

  1. Ryo より:

    かよちゃん、先週のような痛々しさはなくなってきたけれど、花子が宇田川先生のおのろけレターを読む間静かに郁哉さんの遺影を眺めている姿が哀しく、とても美しかったです。震災で芽生えた恋、震災で散った恋。
    明日は伝助さん登場!楽しみです♪

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      震災直後以降のかよちゃんの名演、『花子とアン』の中で最も記憶に残る要素のひとつになりそうです。

      「震災で芽生えた恋、震災で散った恋」

      サブタイトルにしたくなるような美しい言葉の選び方ですね!あまりの語感の良さに何度も読み返してしまいました。

  2. えびすこ より:

    いよいよ終盤に入りますが、今週は懐かしい顔ぶれが出ますね。
    今年3月に96歳で死去した父方の祖母が幼少期に関東大震災を経験した世代なので、関東大震災を記憶している人は既に平均年齢が100歳を超えていると思います。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      懐かしい顔ぶれといえば、中盤以降にブラックバーン校長先生が二度目の登場。『赤毛のアン』の原書を花子に贈るのはブラックバーン校長先生となるような気がしてきました。

  3. hublog より:

    ご指摘ありがとうございました。
    早速訂正させて頂きました。この二日ほどコメント機能に支障が出ていて御礼と報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
    今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

  4. いちファンT より:

    すみません、記事中の「平民になった蓮子の家族」ですが、生まれた子どもの名前は「歩」じゃないですよね。
    蓮子の子どもの名前や性別はまだ情報がなかったように思いますが…

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