カーネーション 126話 聡子の旅立ち、糸子の苦悩

連続テレビ小説(朝ドラ)『カーネーション』
本放送:2012年3月2日(金)放送
再放送:2014年8月29日(金)放送
第22週 第126話 「悔いなき青春」
花言葉の花「クロッカス」

『カーネーション』第22週 第126回
「悔いなき青春」あらすじ

昭和48年(1973年)3月、家族や商店街の面々に見送られながら聡子はロンドンへ出発しました。一方、糸子は優子から離婚話しと東京進出を改めて聞かされます。しかし、東京に進出し5年で50店舗を持つという優子の話しに興味を持てない糸子。

そんなある日、小原家を訪ねて来た八重子は近々美容室を閉め長男のところで暮らし始めるつもりだと糸子に告げます。糸子も北村や優子から東京に誘われているものの、自分は岸和田に残るのと東京に行くのとどちらが本当の望みなのかわからないと打ち明けます。

かつて洋裁を教えてくれた根岸先生から「良い服は人に品格と誇りを与える、品格と誇りがあってはじめて希望を持てる」と教えられたことを思い出した糸子は、人に希望を与えて簡単に奪う東京での「洋服のゲーム」への疑問を口にします。

糸子の弱音を聞かされた八重子は突然激怒。かつて糸子がつくった安岡美容室の制服を八重子は糸子に見せ、自分も玉枝も奈津もこの制服に希望をもらったと糸子にくってかかります。糸子は過去の自分に引っ叩かれた思いをするのでした。


『カーネーション』第22週 第126回
「悔いなき青春」感想

涙を眼にいっぱい浮かべながら聡子を見送る千代さんを見ているのがつらい。木岡のおっちゃんも久しぶりに見たような気がしますが、いつの間にかずいぶん年をとりました。千代さんもボケが入り始め、歳月の流れを実感。

ドラマの中とはいえ若い頃からずっと見ている人たちが年老いてゆく姿を見るのはつらいものです。でもその人たちが年をとった分だけ糸子の娘たちも大人に成長。あの聡子が姉妹に先駆けて日本を離れロンドンに出発。

優子、直子、聡子の娘たちがただひたすら前だけを見て歩き続ける中、近頃、後ろを見ることが多くなってきた糸子が、かつて前だけを見て歩き続けていた頃の「昔の自分に引っ叩かれ」ました。

洋服はいつの間にか勝つか負けるかのゲームに。人に希望を与えたいという思いで洋服をつくってきたつもりが、もしかするといつの間にか自分も、人に希望を与えてはそれは奪い取ることの繰り返しで、ゲームに勝つことだけ考えてきたのではないか。

人に希望を与えるためだけにまっしぐらだったこれまでの自分がやって来たことに疑問を持ちはじめた糸子に、温厚な八重子さんが初めて見せるような表情で「そんなことないやろ糸ちゃん!うちは情けない!」といきなり激怒。

「うちの宝物や。うちとお母さんと夏っちゃんに希望をくれた大事な大事な宝物。うちはこれのおかげで生きて来れたんやで」

二人の息子を亡くしすっかりふさぎこんでしまった玉枝さんと日々八つ当たりされていた八重子さんに希望を与えようと糸子が安岡洋服店の開店を助け、制服を縫製。その頃、苦境に立たされていた奈津をも救った安岡美容室。

その安岡美容室開店の時の八重子さんの夢と希望の象徴。それがあの真っ白い制服だったのでしょう。その制服を「宝物」と呼ぶ八重子さん、開店の日の感激を忘れていなかったんですね。

八重子さん、玉枝さん、奈津の三人の人生を救った制服を、開店の時に撮影した記念写真とともにキレイに保管。制服の記念写真の「宝物」にぐっときました。そして確かにあの頃、糸子は自分の仕事が希望を与えて奪うなんてそんなややこしいこと考えてませんでした。

昔の自分に引っ叩かれた糸子が次の打つ一手は?

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