花子とアン 119話 歩の遺した言葉に花子は

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年8月15日(金)放送
第20週 第119話 「海にかかる虹」

『花子とアン』第20週 第119回「海にかかる虹」

ある朝、花子が突然姿を消してしまいました。英治はかよの店や宮本家など、心当たりの場所を探し始めます。ほどなくして子供たちに物語を聞かせてくれとせがまれながら帰って来た花子は、早く目が覚めたので散歩をしていただけだと言い訳をします。

しかし花子の言い訳を聞いた平祐は、自分も郁弥を亡くした時に郁弥のそばに行きたいと思ったことを英治に話します。平祐は、花子まで失っていいのか、花子の悲しみを受け止めることが出来るのはお前だけだと英治を諭しました。

歩を海に連れて行ったと悔やむ花子に蓮子が提案し、花子、英治、そして蓮子の三人は歩を連れて来るはずだった海岸にやって来ました。思い出の場所で歩の記憶が蘇る花子は、自分のような母親のもとに生まれて来なければ歩はもっと幸福だったと号泣。

しかし、歩が神様に頼んで花子を母親に選んだという話しを英治から聞かされた花子が気を持ち直した時、空に虹がかかりました。雲は雨を降らせて消えた後に虹になるという歩の言葉を噛み締め、歩にしてあげられなかったことを日本中の子供たちにしてあげようと心に誓う花子でした。


『花子とアン』第20週 第119回 「海にかかる虹」感想

早朝、忽然と姿を消した花子が「早くに眼がさめて散歩しただけよ、そしたらこの子たちに話しをせがまれて・・・」。浪子さんが早まったことをしなければと心配していましたが、早まったことを考えていたんでしょう、あの顔は。

ミスタードミンゴも「散歩に行っていただけというのを本当だと思うか?郁弥が亡くなった時、郁弥のそばに行きたいと思った」。花子を家まで連れてきたあの子供たちにもし遭っていなければ、最悪の事態を招いていたのかも知れません。あの子たち、恩人ですね。

「ちゃんと話しをしろ、お前が悲しいのはわかるが花子さんの悲しみを受け止められるのはお前だけだ」と倅を諭すミスタードミンゴ。さすがは父親です。しっかりしているようで、実は悲しみに打ちのめされて英治が心の余裕を失っていることを見抜いていたんですね。

英治も苦しいでしょうが、こんな時に立派な父親がいてくれて幸せだなと思います。一方でもぬけの殻のようになっていた花子が、思い出の海岸で初めて心の中を吐露。「仕事なんてしないでもっとそばにいてあげれば良かった、私みたいな母親のところに産まれてこなければもっと幸せになれたのに」

歩ちゃんが生前、花子の後悔と真逆の言葉を遺していたことが救いでした。というか、花子の救いのために歩ちゃんにあの言葉を言わせていたのでしょう。

リアル花子さんが愛息の死から立ち直るのに、実際にはもっともっと時間がかかっていましたが、『花子とアン』の花子は立ち直り自分の使命に目覚めたようです。今回、「はな」が本当の意味で「花子」になる回なのかも知れませんね。

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4 Responses to “花子とアン 119話 歩の遺した言葉に花子は”

  1. ※※久代 より:

    仕事がある為毎日リアルタイムで見る事が出来ないのでビデオに撮ってみています。今日も夜ビデオをみたのですが涙なしでは見れませんでした。改めて英治さんが花子さんを凄く愛してるんだなぁと思いました。英治さんが花子さんを抱きしめるのは花子さんが告白した時以来だったので悲しいシーンなんですがとても嬉しいかったです。これからも英治さんと花子さん夫婦生活の経過を楽しみにしています。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      『花子とアン』も残すところ一月半となりましたが、いつまでも村岡夫妻と一緒に過ごしたいものですね。今後も二人は山あり谷ありかと思いますが、結末までしっかりと見届けたいと思います。

  2. えびすこ より:

    花子は短期間で息子と義弟を失いましたが、それが関東大震災からまだ日が浅い時期なのでより悲しみを実感します。関東大震災で死んだ郁弥さんはまだ20代だったのでは?
    一筋の虹が出て希望が出始めたのかな。「虹」は花子とアンのキーワードと言えますね。
    本来ならば家族全員で行けた砂浜。あそこは現在の品川区・大田区のあたりでしょうか?花子の家の住所で考えると今の大田区かな。戦後間もないころあの一帯は京浜急行線から水平線が見えたらしいです。千葉県だと昭和30年代まで京成千葉線から水平線が見えたようです。今では両線とも埋め立てで水平線が視界から離れました。

    • hublog より:

      コメントありがとうございます。
      あの海は劇中の設定がどこかは特定されていませんが、蓮さまが今から行きましょうと気軽に言うくらいなので、大森海岸あたりかと思います。
      リアル花子も幼少時は品川の海でよく遊んだみたいですね。あのへんは坂本龍馬ゆかりの地としても有名ですよね。

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