花子とアン 139話 昭和17年、かよと醍醐

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年9月8日(月)放送
第24週 第139話 「生きている証」

『花子とアン』第24週 第139回「生きている証」

ラジオで花子の番組がなくなり寂しく思う美里は降板の理由を花子に尋ねました。自分の大切な先生や友達がいる国が敵国になってしまった戦争のニュースを子供達に伝える訳にはゆかないと花子は美里に説明します。

昭和17年(1942年)冬。日本軍連戦連勝のニュースで人々が沸き返る中、かよは雪乃に誘われ婦人会の活動に精力的に取り組んでいました。繁盛を続ける店を婦人会活動でかよが空けている間はももが手伝う日々。

一方、従軍記者になることに憧れを抱いていた醍醐は、貿易会社を営む父のツテをたよりに単身シンガポールへ。同じ頃、龍一も戦争を一日も早く終わらせるため、蓮子に別れを告げ宮本を一人旅立って行きました。

その頃、村岡家だけは平穏な日々を送っていましたが、青凛社の印刷所には仕事が入らず英治は頭を抱えていました。そんなある日、何者かが村岡家に投石。非国民と罵りながら逃げ去る犯人は、年端の行かない少年たちでした。


『花子とアン』第24週 第139回「生きている証」
 事前発表あらすじへのレビュー

なんとあのかよちゃんが国防婦人会の活動に参加!しかも、かよちゃんを誘ったのは雪乃さん!蓮さまの立場からしてみれば、自分が助けた人が自分の考えと相容れない活動をはじめたということは忸怩たる思いのすることかと。

雪乃さん初登場の時は、遊郭から逃亡してきたばかりで見るも哀れな姿でしたが、自由廃業した身となって、どんな姿を見せてくれるのか。ここが見どころの一つですね。婦人会活動をする雪乃さん、まさか『ごちそうさん』に出て来たおばちゃん連中みたいな女性?

檀蜜さんのキャラが活かされた国防婦人会というのも想像がつかない。これは楽しみです。一方で醍醐さまが憧れの従軍記者となってついに出国。宇田川さんが帰国を祝う会の席上であんたみたいなお嬢さんが大丈夫かみたいなことを言ってましたが、醍醐さまが心配です。


『花子とアン』第24週 第139回 「生きている証」
 朝ドラ観賞後の感想

かねがね国防婦人会のおばちゃんたちというのは、戦時下にだけ登場する「軍国主義者」ではなく、時代を超えて存在する独善おばちゃん集団だと僕は思っているのですが、今回、街角で対立する婦人会グループを見ていてやっぱりそうなのかと思ったことでした。

ところで、時代を超えて存在する独善おばちゃん集団という実態を朝ドラ『カーネーション』が実に面白可笑しく表現していたのが印象に残っています。戦時中は婦人会のボスとして君臨し「贅沢品」を商うヒロイン・糸子をいじめまくる。

戦争が終わり、それまで「善」とされていた価値が一転して「悪」となり、婦人会のおばちゃんもさぞや落ち込んでおられるのだろうと案じていたら、とんでもない。新しい「善」の価値観に即座に乗り換え独善一直線。

しかも、戦前戦中の自らの価値観や行動を反省が目的の価値の乗り換えでなく、時流の乗ることだけが目的の価値の乗り換え。潔いというか、ある種の爽やかさすら感じてしまいましたが、あれは本当に人間の鋭いところを突いていました。

今回、檀蜜演じる雪乃さんにイチャモンをふっかけていた婦人会・奥様派の面々もお国のためを思っての活動というよりご自分の独善の満足のため。ところが水商売の女たちに同じことをされてはご自分の独善に泥を塗られる、そんなことから文句を言っていたのでしょう。

話し変わって、醍醐さまがシンガポールへご出発。最近、吉太郎くんと登場することがなかったのでもう忘れてしまったのかと思っていたら、従軍記者として戦地に赴くことをしっかり吉太郎くんに相談していたんですね。

吉太郎くんの立場であれば民間人より戦地の情報を知っているでしょうからもっと強く反対するものと思って見てましたが、案外すんなりと醍醐さまの出発を認めてしまい意外な感じも。醍醐さま、あれでかなりの頑固者なので吉太郎くんも説得を諦めたのかな?

龍一くんも旅立って行きました。米英との戦闘も始まってしまう中、今なお戦争を一刻も早く終わらせようということですが、一体彼は何をしているのか。そんな龍一くんを見送る蓮さまの裁縫をする姿に驚きました。汚部屋にお住まいだったあの蓮さまが!

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3 Responses to “花子とアン 139話 昭和17年、かよと醍醐”

  1. 朝蔵(あさぞう) より:

    コメントありがとうございます。
    婦人会のおばちゃんたち、強面の似た感じの人を起用してますからね。

  2. より:

    国防婦人会の奥様派の末席に・・・、「ごちそうさん」で事ある毎に「め以子」と張り合っていた大阪の国防婦人会のリーダー(役の女優さん)がいましたよね・・・?

    兵士を送り出すのに、水商売派も奥様派も関係ないと思いますが・・・戦争というのは、国民の心を狂わせ、つまらない対立を生みだす害悪なのですね。

    • より:

      先ほど見直してみたら、国防婦人会の女優さんが同一・・・?というのは、私の見間違いのようです。申し訳ありません。

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