花子とアン 150話 醍醐が甲府の安東家訪問

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年9月20日(土)放送
第25週 第150話 「どんな朝でも美しい」

『花子とアン』第25週 第150回「どんな朝でも美しい」あらすじ

吉平と吉太郎が二人して葡萄酒づくりから帰って来ると、来客が吉太郎の帰りを待ちわびていました。醍醐でした。吉太郎をずっと探し続けていた醍醐は、自分がどれほど心配していたかを吉太郎に告げ、吉平とふじにこの家に自分を置いてほしいと言い出します。

吉太郎と一緒に葡萄酒をつくりたい、これ以上待つことは出来ないと結婚をほのめかす醍醐に、吉太郎はそれ以上言わせませんでした。そして吉太郎は姿勢を正すと両親にこう告げたのです。「オラこの人と一緒になりてえ」

1946年(昭和21年)1月、黒沢の依頼を受けた花子は5年ぶりにラジオ局にやって来ました。その頃ラジオ局はGHQの管轄下にあり、日本人のラジオ局員に横暴な振る舞いをする米兵に花子は英語で抗議。上官が花子たちに謝罪します。

花子の放送がはじまりました。腹心の友が翻訳の道に一歩を踏み出すよう背中を押してくれたこと、最初に英語を教えてくれた父が修和女学校に入学させてくれた思い出を語る花子。そして、ラジオから流れる花子の声を聴きながら吉平は静かに息を引き取るのでした。


『花子とアン』第25週 第150回 「どんな朝でも美しい」
 事前発表あらすじへのレビュー

吉平お父やんと吉太郎くんは二人して葡萄酒づくり。安東家の父と息子が一緒に働くのは何年ぶりのことでしょうか。前回では落ち込む吉太郎くんを吉平お父やんが心配していましたが、二人はしっかりと話し合えたのか。

まだこの父と息子の関係の詳細はわからないのですが、少なくとも最後に会った頃はまだまだ確執は解消できていなかったはず。吉太郎くん、妙に他人行儀でしたからね。実の父親を相手にして。

さて、僕が一番気になっている吉太郎くんと醍醐さまの二人の関係。醍醐さまがなんと今回、甲府の安東家にまさかの登場。ついに二人はゴールインなのか。ゴールインは今週中に決着つくのか、それとも次週に持ち越し?最後の最後まで引っ張りますね。

[2014/09/18追記] 突如、安東家にやって来た醍醐さまの行動を追記しました。醍醐さまがやって来ただけでも十分に驚きましたが、吉平・ふじ夫婦に自分をこの家に置いてほしいと言い出すまさかの展開に。

醍醐さまの申し出に吉太郎くんがどんな反応を示すのかが、今回の最大のみどころです。詳細はまだわかっていませんので、あとは見てのお楽しみということでお願いします。


『花子とアン』第25週 第150回 「どんな朝でも美しい」
 朝ドラ鑑賞後の感想

この家に置いてほしいと押し掛け女房宣言する醍醐さまに吉太郎くんがどんな反応を示すのかを楽しみにしていたのですが、こういう答え方があったかと思わず膝を打ちました。「あなたはいつも肝心なことを先に言ってしまう」

かつて、龍一くんを中心に阿呆ボン武くんを担いでひと芝居打った時に、取り乱したはずみで求婚してしまう醍醐さまに、女性から求婚させるわけにはゆかないと吉太郎くんが切り返しましたが、あの時の会話がこんなところで活きてくるとは思いもよりませんでした。

それはともかく、ひとりで勝手に心配し勝手に怒り、一方的にここに置いて下さいとまくしたて帰れと言われても帰らないと籠城を決め込む醍醐さま。久しぶりに醍醐さまらしい醍醐さまを見ることが出来て満足です。

吉太郎くんと醍醐さま。遅過ぎた春でしたが、最終週直前まで引っ張られただけの価値はある、とても素敵な求婚場面となりました。

さて、花子は黒沢さんからの依頼、ラジオ出演を承諾。ところで、放送がはじまる直前に育ちの悪そうな米兵に謝罪させた彼の上官が花子を「あなたはまるでポーシャみたいだ」と言ってましたが、リアルでは裁判の席でこの言葉を米国人裁判長から言われています。

ちなみにポーシャとはシェイクスピアの『ヴェニスの商人』の登場人物の一人で、裁判にかけられた知り合いを助けるため男装して法廷に立ち、巧みなロジックで勝訴を勝ち取る女性です。裁判つながりで出て来た「ポーシャ」という名前だったので、ラジオ局の場面で用いたのはちょっと無理があるかもです。

話しを『花子とアン』に戻します。ラジオ放送の内容は花子のこれまでの人生と『花子とアン』の物語を改めて振り返る内容で、いくつか登場させてくれた思い出の場面を楽しめる映像の編集のしかた。

特に吉平お父やんへの心からの感謝をラジオを通して花子に語らせ、懐かしい「グッドモーニング、グッドアフタヌーン」の回想を経ていつの間にか息を引き取っていた吉平お父やんの最期。お父やんが亡くなったのは寂しい限りですが、美しい大往生となりました。

追記:最終週に白鳥かをる子さまが登場しますね!

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14 Responses to “花子とアン 150話 醍醐が甲府の安東家訪問”

  1. りつ より:

    花子さんのラジオ放送で、過去を振り返りながら蓮子様やおとうやんへの感謝を伝える演出、とても良かったです。横柄な進駐軍相手に言うべきことをこぴっと英語で言う場面も気持ち良かったです。
    けれど、この花子さんくらいの時代の方は、ほんとうに大変なご苦労をされたんでしょうね…関東大震災から約20年後にまた今度は戦争、大空襲…
    想像を絶する世界です…
    いよいよ最後の1週間となりますね。最後まで楽しみに、ブログ、読ませていただきます!
    頑張ってください!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      花子は吉平お父やんの死に目に会うことは出来ませんでしたが、放送を通じてお父やんが最期まで娘と心を通い合わせていたのが救いとなりましたね。
      あと6回ですが、最終回までよろしくお願い致します。ありがとうございました。

  2. はったん より:

    初めまして、はったんと申します。朝ドラを毎回十分に見られられないので、このブログでたいへん助けてもらってます。質問なのですが、醍醐さんが甲府におしかけられ時、靴下をはかれれていなかたようでした、吉太郎氏は白い靴下をはいていたようでした。何回分か観ておりません、醍醐さんの実家の状況がかわったのですかね❓細かい質問ですが、よろしいお願いします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございました。
      改めて見直してみましたが、確かに醍醐さまは素足。一方で吉太郎くんはその頃かなり貴重なはずの真っ白い靴下。よくここまでご覧になってますね!ビックリしました。
      靴下の有無の背景はさすがに確かな情報がないので憶測でしかお答えできませんがご容赦下さい。
      まず、吉太郎くんですが憲兵という職業はかなりの高給取りだったようです。しかも彼は独身だった上に遊び歩くような性格でなく、また時節柄贅沢も出来なかったはず。それなりの蓄えがあるはずです。
      醍醐さまは、ご実家が貿易商なので戦争で事業は大打撃を被っているかと思います。まして醍醐さま自身も50過ぎ、両親から独立している可能性はなきにしもあらずです。だとすると経済的にはかなり苦しい状況であることが考えられます。
      そんな経済力の差を、靴下でさりげなく表現したのかも知れません。でも、残念ながら僕は全く気がつきませんでした。こういったところまで目が行き届いて本当によくご覧になっているんですね。

  3. えびすこ より:

    今週は吉太郎兄やんと醍醐さんの結婚がありましたが、田中哲司さんと仲間由紀恵さんの結婚は驚きました。
    「現在放送されている大河ドラマと朝ドラの出演者の結婚」ですから。
    こんなことは史上初めてではないでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      大河にとってはいいタイミングでのメディア露出機会になりましたね。朝ドラはちょっとタイミングが遅かったかもです。
      メディア露出機会といえば『マッサン』スタート直前のスコットランドの騒動でしたが、日本のメディアの騒ぎはすっかり沈静化。この露出タイミングはちょっと早過ぎたかもです。

  4. リンダ より:

    今週は印象深い週でした
    ごちそうさん同じ時代でドラマの終わりに近づくころに終戦
    空襲、息子の戦死、ともに切なくてあの時代の人の苦労を感じました
    ごちそうさんでの闇市での活気、美味しいものは人を元気づけて
    明日への希望が感じられて見ていて嬉しかったです
    アンではラジオでの花子の言葉
    どんなに辛く大変でも人間は立ち直る力があるんですね
    赤毛のアンは、小学校の時の読んで内容はまるっきり忘れてしまっています
    村岡さんが戦時中どんな思いでこの本を翻訳されたのか思いながら読みたいと思います

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      困難な時代を経てそれぞれの立場で傷ついた心が一人一人再生してゆく心に沁みる一週間でしたね。
      最終週は、心の傷が癒された人が次への一歩を歩み出す週になりそうです。残り一週ですが、最後の一話まで丁寧に見てゆこうと思います。

  5. あめ より:

    「あんたがグズグズしてるからや!」とTVの前でツッコんだの、私だけではないと思います、吉太郎さん!
    やっとやっと亜矢子さんに春が来てよかった。今、いくつですか?もう50前ではないかと。そら待たせ過ぎ。慎重で口下手にもほどがあります。

    再放送のカーネーションも見ているので、どうしても主人公や主要メンバーの老け芝居、老年メイクの差に違和感が。夏木マリさんの素晴らしいお芝居の後に花子を見ると、吉高さん嫌いじゃないけどまだまだだなぁと感じてしまいます。声のトーンや肌の質感など40代にも見えません。
    その点で本当に演技派だと感心するのが、梶原さんと吉平おとうやん。特に梶原さんは声のしわがれ具合といい話すスピード、動作など、すごく自然で素晴らしい!おとうやんの座る姿勢とかも年齢を感じさせて、いい役者さんだなぁと思っていました。せっかくいい脚本で視聴率もいいのですから、主要メンバーの本気の老け芝居を観たかったです。残念。

    おとうやん、最高の死に方でしたね。幸せな最期でした。合掌。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      花子が終戦の年で52歳か53歳なので吉太郎くんは50代半ばくらい、還暦に手が届く年です。待たせるにも程があるというものですね

      晩年の糸子を演じた夏木マリの芝居、これは本当に凄いですね。糸子の印象が強烈についてしまったところでのバトンタッチ、なのに糸子がおばあさんになったらこうなるに違いないという演技に僕も圧倒されています。

      吉平お父やん、フーテンの行商人が老人になったらこうなるだろうと計算され尽くした芝居だと思います。老けメイクが老けメイクに見えないほど老人になり切っている迫真の演技。臨終の顔も、満ち足りたいい顔してましたね。

  6. さや より:

    来週、かをる子様が登場するのが楽しみです(*´ω`*) 漆原夫人だったら嬉しいですね♪

    • しもしも より:

      いいですね私もそう期待します最終週とても楽しみですが、終わってしまうのはやっぱり淋しいですね。ちなみに私の好きなキャラは、木場リンさん役の松本明子さんです。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        コメントありがとうございます。
        半年間も毎日のように見ていると登場人物たちが身内のような気が不思議です。前作の時もそうでしたが終わってしまう、あの愉快な面々にもう会えなくなると思うと寂しくなります。
        ところで『花子とアン』のスピンオフは朝市くんが主人公なので、きっとリンさんとは再会出来るでしょう。息子が嫁をもらって幸せ一杯のリンさんに会えるのが楽しみですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      かをる子様が漆原夫人、いいですね。優しさに満ちたまさかの結末だと思います。あの憎たらしい漆原氏もかをる子様のご主人なら許していいかという気になるから不思議です。

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