花子とアン 151話 吉平の葬儀、安東亜矢子

連続テレビ小説(朝ドラ)『花子とアン』
2014年9月22日(月)放送
最終週/第26週 第151話 「曲り角の先に」

『花子とアン』最終週/第26週 第151回「曲り角の先に」あらすじ

吉平が亡くなりました。吉平のつくった葡萄酒の最後の一本を弔い酒にして家族が葬儀を挙げているところに、徳丸に遣わされた武が酒と料理を携え正装して訪問。生前は徳丸に喧嘩を売ってばかりの吉平だったにも関わらず、徳丸の心意気に安東家の家族は感激します。

その夜、ひとり縁側で寂しそうに吉平から贈られた思い出の櫛に見入るふじ。母親の老後を案じる花子は、田畑は吉太郎夫婦に任せ東京で一緒に暮らし好きなことをして過ごすことをすすめます。しかし、ふじは故郷を離れないと心に決めていました。

一方の蓮子は、純平の戦死の報せを受けた日からふさぎ込む毎日で何かをする気力を失っていました。龍一が闇市で手に入れた短冊を蓮子に贈り、また歌を詠んでほしいと切り出してもその短冊に見向きもしない蓮子。

その頃、花子は『Anne』の売り込みに奔走。『Anne』出版までは『Anne』の続編も封印する花子でしたが、どこも取り合ってくれないとかよの店で肩を落とす花子。その時、戦災孤児の少女二人が警察に追われて逃げ込んで来ました。咄嗟に二人をかくまう花子とかよ。

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『花子とアン』最終週/第26週 第151回 「曲り角の先に」
 事前発表あらすじへのレビュー

吉平おじいやんがついに亡くなりました。ふじおばあやんの老いた身体にこたえるのではないかと心配でなりません。劇中でも、寂しそうなふじおばあやんを花子が心配する場面が用意されているようです。

吉平おじいやん亡き後、ふじおばあやんは一人暮らしになってしまうんでしょうか。それとも憲兵の職を失った吉太郎くんが父の仕事を継ぐのかも知れませんね。あ、なんと吉太郎くんは醍醐さまの結婚!この回には安東亜矢子として登場します。吉太郎・亜矢子夫婦がふじおばあちゃんと一緒に暮らすようになるといいのですが。

葬儀には徳丸さまが酒と料理の差し入れ。最近では、戦時中の場面で葡萄酒を出せ出さないで大喧嘩してましたが、喧嘩を繰り返してもお互い根に持つことは一切なかった、すなわちお互いを認め合っていたのでしょう。徳丸さんも悲しいんじゃないでしょうか。

葡萄酒の話しで思い出したので追記します。吉平おじいやんの葬儀での弔い酒は吉平おじいやんが生前に丹精つくった葡萄酒をみんなで飲むそうです。花子はまた三杯目に突入してしまうんでしょうか。


『花子とアン』最終週/第26週 第151回 「曲り角の先に」
 朝ドラ観賞後の感想

事前発表のあらすじを読んだ段階では、吉平お父やん亡き後、ふじお母は一人暮らしになってしまうのかと心配していたのですが、心配しないでよくなりました。吉平お父やんの跡継ぎが出来て嫁までもらったので、ふじお母については思い残すことがなくなりました。

思い残すことと言えば、徳丸家の阿呆ボン・武くん。彼もすでに50歳を過ぎ家督を継いでも好さそうな年齢ですが、吉太郎くんの嫁が醍醐さまと知って「てっ!」とびっくり。あの驚きぶり動揺ぶりから推測して、まだ彼は独身なのかも知れません。武くんが心配です。

月の明るい夜の縁側で、若い頃に吉平お父やんから贈られた櫛に見入るふじお母やんの場面もしっとりしていい感じ。櫛を贈られた時の回想を敢えて見せなかったのも良かった。回想がないことで吉平・ふじ夫婦の若い頃の思い出がむしろ鮮明に頭の中に蘇ってきました。

そして、吉平お父やん。最後まで、と言うか逝った後もなお笑わせてくれました。グッドアフタヌーンのポーズをとった遺影。忘れられそうもありません。

さて、ついに最終週ですが未解決の問題がふたつ。蓮さまです。前に進むのとは真逆の状態ですが、残すところあと5話でどうやって蓮さま問題を解決するのか。そしてもう一点の未解決問題が『赤毛のアン』の出版。

『赤毛のアン』の続編『Anne of Avonlea』をこのタイミングで登場させ、しかも出版までは読まないと封印。花子の覚悟がどれほどのものかこれで良くわかりました。出版に向け奔走する姿がほとんで描かれないので、本気で出版を目指しているのか疑問だったのです。

以上の未解決の問題に加えて、最終週にして新たな問題も発生。かよちゃんが孤児をかくまいましたが美輪さんによればこのことが「人生を変える」との由。かくまった二人の女の子をかよちゃんが引き取るところまでは判明していますが、人生が変わってしまうほどって。

最後まで気が抜けない『花子とアン』最終週のうちの第1話でした。

追記:英治が花子に贈った『Anne of Avonlea』について

英治が梶原さんの助けを借りて手に入れた『Anne of Avonlea』。翻訳後の邦題は『アンの青春』です。リアル村岡花子さんの『赤毛のアン』が刊行されたのが1952年。『アンの青春』の出版はその2年後の1954年。

『赤毛のアン』の刊行が決まってから『アンの青春』が刊行されるまでの間に、リアル村岡花子さんは他に5作品もの翻訳を手がけ出版されていますが、そんな多忙を極める中で続編の翻訳がすすめられたようです。60歳近い年齢でタフな仕事をこなされたのですね。

尚、『赤毛のアン(Anne of Green Gables)』では、11歳から16歳のアン、そして『アンの青春(Anne of Avonlea)』ではその後のアン、すなわち16歳から18歳までのアンの物語が描かれています。

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2 Responses to “花子とアン 151話 吉平の葬儀、安東亜矢子”

  1. えびすこ より:

    今日の朝日新聞朝刊の「今週の花子とアンのあらすじ」で、「吉太郎と妻の醍醐」と表記していました。
    「最終週では安東姓であるはずなのに?」と思いましたが、実は今日になって気が付いたんですが、醍醐さんはいままで「亜矢子」と呼ばれたことがほとんどないですね。
    視聴者の中に「亜矢子」と言う名前を忘れている人もいるのでは?
    自分の親と話す場面がないからでもありますが、周囲の人からはだいたい「醍醐さん」と呼ばれますね。そういえば他の人をあまり名字で呼んでなかったですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      そうなんです。どうしたわけか醍醐さまは劇中でも、あらすじ等の解説の中でも亜矢子でなく醍醐。初めのうちは生涯独身を通す暗示なのかと思ってましたが、吉太郎くんと結婚しても醍醐。もっとも、劇中ではいきなり押し掛けてきたのでまだ入籍してないのかも知れないですね。結婚式を挙げた気配もありませんし。

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