梅ちゃん先生 2話 松竹梅の「梅」は一番下

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年4月3日(火)放送
再放送:2014年9月30日(火)放送
第1週 第2話「あたらしい朝が来た」

『梅ちゃん先生』第1週 第2話「あたらしい朝が来た」あらすじ

終戦の日の夜、灯火管制が解除され久しぶりに灯りが街を明るく照らすのを見て、戦争が終わり新しい時代の到来を感じる下村家の家族。姉の松子は婚約者の吉岡智司が戻る日まで花嫁修業を、兄の竹夫は医大の勉強に励む決心を固め、前を向き始めます。

そんな中、梅子だけは学校が全焼し授業がいつ再開するのかも不明のまま。自分がこれからどこに向かったらいいのかがわからず、家族や隣人も兄姉と比べて出来の良くない梅子の将来にはまったくの無関心です。

梅子は自分の名前が嫌いでした。姉の松子、兄の竹夫、松竹梅で一番最後。そのせいかいつも優秀な姉や兄と比べられてばかり。しかし、松子の婚約者・智司だけは出征前に、梅は桜より先に花を咲かせ皆に希望を与えると励ましてくれていました。

近所で、終戦後に戦死広報が届いたことを知り急に婚約者の智司が心配になる松子。梅子は落ち込む松子を誘って社殿が全焼した神社で智司の無事を祈願。そこに突如姿を現した戦争孤児の少年が、梅子と松子が収めた賽銭を盗んでしまうのでした。

『梅ちゃん先生』第1週 第2話「あたらしい朝が来た」感想

前回の終戦の日を、いつもと変わらない朝から描きはじめる新鮮な語り口に思わず膝を打ちましたが、今回冒頭の終戦の日の夜の描写・・・灯火管制解除で家々の灯りが再びともされ街が明るさを取り戻す・・・もはじめて見る描き方でその新鮮な語り口に感動しました。

そしてこの明るさを取り戻して感激する梅子ちゃんたちを見て思い出したのは、東日本大震災から一週間ほど経った頃のことだったでしょうか。夜の商店街の灯りがともされ、再び明るい商店街が戻ってきた時の感動。

僕の住んでいる街の震災後の停電など、被害の甚大だった地域やかつて空襲で焼かれた街と比べたら取るに足らないものですが、それでも忘れ得ぬ感動があります。梅子ちゃんの時代の人たちにとってのあの明るさは、それ以上の感動があったのでしょう。

さて、下村家の子供達の名前は松竹梅。前回第1回では子供達の名前の由来は明かされませんでしたが『ちりとてちん』のA子B子みたいに、初期設定状態をランク付けする名前かなと思っていたらやっぱりそうでした。

松竹梅の一番最後の梅。その名前の通り、優秀な姉兄に比べられてばかり。そんな中で、松子ちゃんの婚約者の吉岡智司くん、なれなれしいキャラながらもいいこと言いますね。梅は桜より先に咲く。そう、梅は百花にさきがけて咲く花です。

『ちりとてちん』のB子が、A面の裏側の人生からB面の主人公の人生を歩めるまでの物語だったように、『梅ちゃん先生』も松竹梅の一番最後の梅が、桜より先に咲く花になるまでの物語。『梅』の文字の評価がいつどうやって反転するのか。これから一話一話、丁寧に追ってまいりたいと思います。

本放送をすでにご覧になっている方。再放送が初めてになる方。半年間、当ブログで一緒に感動を共有しましょう。

追記:最後に焼失した神社の場面で出て来た戦争孤児がリアル過ぎて怖いくらいでした。終戦直後の本物の闇市に隠しカメラを持ち込んで撮影した映画『野良犬』に写っていた戦争孤児そっくり!『梅ちゃん先生』は、ぞっとするほどリアルな描写がありますね。

<<前回1話 | 次回3話>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

icon_mareicon_mareicon_mareicon_mareicon_massanicon_hanakoicon_umechicon_umechicon_umechicon_itokoicon_umechicom

関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ