マッサン 6話 エリーは帰国を決意する

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2014年10月4日(土)放送
第1週 第6話 「鬼の目にも涙」

『マッサン』第1週 第6話「鬼の目にも涙」あらすじ

政春への母としての愛情をエリーに訴える早苗。皆に祝福されない結婚では将来二人は後悔することになると諭す早苗は、エリーの前で手をつき涙ながらに帰国してほしいと懇願。早苗の訴えを聞きながらエリーは祖国での母との別れを思い出していました。

政志と談笑していた政春が自分の部屋に戻るとエリーがいません。家族の誰に聞いてもエリーの所在を知りません。しかし、政春に何か隠している様子の早苗。早苗がエリーに何か言ったらしいと政春は悟りました。

その頃、失意のエリーはひとり駅に向かうバスに乗り込むところでした。血相を変えて家を飛び出した政春が目にしたのは、エリーを乗せたバスが走り出したところ。水田のあぜ道や竹林を走り抜けバスに追いついた政春は、バスの行く手を遮ります。

『オールド・ラング・サイン(蛍の光)』の歌声を耳にしバスを降りるエリー。自分がいては政春と母は仲良くなれないと告げるエリーに政春は一喝。日本では嫁は亭主に従うものだ、帰国は許さないと政春。二人は互いの愛を確かめ合うのでした。

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『マッサン』第1週 第6話 「鬼の目にも涙」
 事前発表あらすじへのレビュー

前回、父と息子が相撲をとる場面で第一週から涙を誘う場面が登場しそうだと記しましたが、第一週の最後となる第6話もまた涙を誘う映画のラストシーンのような場面となりそうですね。

早苗お母ちゃんと祖国の母から同じことを言われ深く落胆するエリーちゃん。マッサンに相談せずに帰国する決意を固めるようです。そしてエリーちゃんが家にいないことに気づくマッサン、慌てて家を出るともうバスが発った後。

別れの窮地を救うのは思い出の歌。そして二人は改めて愛を確かめ合う。流麗な流れですね。この場面、とても楽しみです。

ちなみに思い出の歌『蛍の光』ですが、リアルでもこの歌は二人の思い出の歌のようです。この歌、はじめて知ったのですがスコットランドの民謡なのだそうで、かの地では『今は懐かしきその昔』という名前の歌だとか。

日本では悲しい別れの歌ですが、スコットランドでは友情の歌で決して悲しい歌ではないとの由。ただし、スコットランドでも大晦日の夜12時の鐘が鳴るタイミングで歌うそうで、この点だけは日本も同じですね。

後期朝ドラ『マッサン』は、物語の途中で年を越すことになりますが、2014年最後の放送回あたりで、年末の場面に『蛍の光』を効果的に再登場させ涙を誘う、なんていう展開もあるかも知れません。


『マッサン』第1週 第6話 「鬼の目にも涙」
 朝ドラ観賞後の感想

早苗お母ちゃんが狸過ぎる。後生だから帰ってつかあさいと必死の訴えをする早苗お母ちゃん。エリーちゃん、その訴えに自分のママとの別れに涙を流してしまいましたが、僕も早苗お母ちゃんの訴えにまんまと引っ掛かってしまいました。

しかし、マッサンからエリーちゃんの居所を問い詰められ時の早苗お母ちゃんの顔がすべてを雄弁に物語っていました。泣き落としに乗せられてしまったエリーちゃんが気の毒でたまりません。それにしても早苗お母ちゃん、あそこまで狸だとは。

早苗お母ちゃんに騙されたとはいえ、自分がいると母と子の絆を引き裂いてしまうことを気に病むエリーちゃん。自ら身を引こうとする姿は立派過ぎ。と同時に、祖国のママの反対を押し切ったことへの後悔がこれほどまでに深かったとは。

祖国へ帰るというエリーちゃんの決意を覆すマッサン。この場面でどんな訴えをするのかと注目していたのですが、訴えではなくほとんど命令。許さん!日本は亭主関白の国、嫁は夫に従うものだ!

夫唱婦随を乱発する夫というのは男の目にも不愉快ですが、今回のような危急の際に最後の切り札として夫唱婦随カードを出す。夫唱婦随のこんな活用のしかたは初めて見ました。この場面に完全にノックアウト。

スコットランドの回想場面も再び登場。田園風景の中を走る二人、転倒するエリーちゃんの手をとって「この手を離すなよ」。マッサンとエリーちゃんがこれから永きに渡って連れ添って行く決意と誓いが「この手を離すなよ」に込められているものと認識していましたが、今回の「再会」にもかかっていたんですね。

第1週から濃厚過ぎる物語でした。

追記:早苗お母ちゃんがエリーちゃんに後生だから故郷へ帰ってつかあさいと懇願した場面で、マッサンが小学二年の時に屋根から落ちて鼻を七針縫ったと話してましたが、これは早苗お母ちゃんの作り話かも。後々、これとそっくりながら異なるエピソードが紹介される筈です。ただし、七針縫ったのはマッサンではありません。

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2 Responses to “マッサン 6話 エリーは帰国を決意する”

  1. えびすこ より:

    第1週目はサブタイトルが「いとしのエリー」でもいい展開でしたね。
    玉山さんは第1週目にして「朝の顔」として定着できたのではないでしょうか?思えばかつて特撮番組に出ていたので朝の顔の1人だったのですが、同世代の男性俳優にはなかなかできない大役を掴んだの今作を当たり役にできそうですね。
    マッサンが朝ドラの新境地を開拓できた起点になれると思います。
    今週後半はあまり出ませんでしたが、高橋元太郎さんの島爺もいい感じです。
    来週は早くも鴨居さんが出ます。西川きよしさんふんする田中社長も実在の人物がモデルですね。
    ところでマッサンの家に電球がぶら下がっていたのに気づきましたか?ランプではなく電気が使える家だったんですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      「いとしのエリー」いいですね。サブタイトルをことわざで統一するというルールがなければ「いとしのエリー」なんていう遊び心があっても良かったかも知れません。
      電球はご指摘頂き見直してみて気がつきました。でもガスはまだですね。大阪に移ってしばらくしてからガスも登場するそうです。『ごちそうさん』の西門家がガスを引いたのと同じ頃かと思います。

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