マッサン 9話 優子は政春の許嫁だった

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2014年10月8日(水)放送
第2週 第9話 「災い転じて福となす」

『マッサン』第2週 第9話「災い転じて福となす」あらすじ

政春との「婚約」の誤解は、妻の佳代と娘の優子から自分で話しておくと言っていた大作でしたが、二人を前にして何も言い出せなくなってしまいます。政春とエリーは優子に謝るものの、優子はこれまでの二年間の歳月が失われたと二人を詰るばかりです。

政春は住吉酒造社内に「ウイスキー研究室」を立ち上げ、ウイスキーづくりの準備をはじめました。政春が好子や池田にウイスキーの製造工程を説明しているといつの間にかやって来た鴨居も説明に聞き入り、政春の質問を浴びせかけます。

鴨居がやって来たのは大作にワインの試飲をしてもらうためでした。大作が不在のため、政春に試飲させる鴨居。フランス産ワインと鴨居が甘味料で手を加えたワインを飲み比べる政春。本場のものにこだわる政春は、鴨居がワインに手を加える理由が理解出来ません。

一方、父から政春を婿にすると告げられたことや、政春が子供は9人欲しいと言っていたことを思い出す優子。新たに覚えた言葉をノートに記して日本語の勉強にはげむエリーでしたが、優子の心の奥が気になるのでした。

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『マッサン』第2週 第9話 「災い転じて福となす」
 事前発表あらすじへのレビュー

政春凱旋帰国の歓迎ムードの中、空気が凍り付いていた田中家の面々。前回第8話で流れ始めたいや〜な空気の原因が、今回説明されます。田中大作社長の奥様・佳代さんが切り出し始めるようです。娘との結婚はどうするつもりなのかと。

ここまで読むとマッサンはとんでもな不届き者ということになってしまいますが、佳代さんの話しはマッサンにとっては寝耳に水。この寝耳に水演技がしっかりと寝耳に水に見えないと不届き者疑惑が残ってしまいます。如何に寝耳に水に見えるか、見所の一つかもです。

マッサンにとっては寝耳に水のこの話し。なんでも大作社長が住吉酒造の将来を「すべて任せた」と言うらしいのですが、マッサンはウイスキー事業をすべて任されたと認識。でも大作社長は「すべて」の中に娘との結婚も含めていた。

一方で大作社長は佳代さんと優子ちゃんに「すべて」をどんな言葉で説明していたのか。家族間にどんなすれ違い、認識の温度差があったのか。一歩間違えると重たくなりがちなテーマをどんなふうに明るく笑いに包んで見せてくれるのかに僕は注目しています。


『マッサン』第2週 第9話 「災い転じて福となす」
 朝ドラ観賞後の感想

「しー ゆー とぅもろー!」

田中大作社長役に西川きよしさんを起用したのはこの瞬間、この場面のためではないかと思うほどの絶妙な妻と娘からの逃げっぷり。この逃げっぷりがまた「全部任せた」で済ませてしまった脇の甘さを物語ってました。

マッサンと田中家の家族らの「婚約」の認識の相違がどのように描かれるのかが気になっていたのですが、「しー ゆー とぅもろー!」みたいに詰めるところを詰めなかったり、逃亡を決め込んだりもすれば事態になっても当然。

しかし「しー ゆー とぅもろー!」のおかげで安心して笑って見ていられるのも確か。西川きよしさんの名人芸のなせる技というものですね。

一方、マッサンと鴨居の大将の二度目の対面。二度目にして二人の「本物」に対する価値観の違いが丁寧に描かれていました。しかしこちらも「女難の相」に関心をそらすことで喧々諤々の議論から巧妙に逃亡。

ただし一見して根が深そうな「婚約」の認識の相違と、今回はさらりと描かれた「本物」の価値観の相違。今回登場した二つのギャップが今後どのように回収、または亀裂をひろげてゆくのか要チェックですね。

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6 Responses to “マッサン 9話 優子は政春の許嫁だった”

  1. めぐさん より:

    エリーがかわいすぎ
    ウイスキーはうますぎ

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      エリーちゃんが表情から仕草までかわい過ぎて、僕も一瞬たりとも目が離せません。

  2. koji より:

    しかし鴨居の大将いきなりの登場でしたね(笑)。

    鶴山くんとのワイン対談も見応え充分でしたね(笑)。

    いや、対談と言うよりも面接でしょうか?。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございました。
      鴨居の大将の神出鬼没ぶり、楽しみのひとつになりそうですね。マッサンとエリーちゃんが新居に移転後は、家にも突然やってくるみたいなのですが、どんな演出で見せてくれるのか楽しみです。

  3. えびすこ より:

    「9尺=2.7M」と即座に単位変換ができるとは、好子さんはなかなかハイカラですね。
    マッサンがワインの香りをかぐ場面で手の位置が現存する写真の竹鶴氏と同じでした。短期間で形態模写ができたのはお見事。
    あとマッサンが学生服姿のシーンがありましたが、34歳の玉山さんがテレビドラマでは学生服を着るのは、恐らく今回が最後になりそうな感じがする(今までのドラマ等で着ていた場面が記憶にないです。大河ドラマで着物を着ている場面の方が印象に残っています)ので貴重な場面でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございました。
      > 34歳の玉山さんがテレビドラマでは学生服を着るのは、恐らく今回が最後になりそうな感じ
      こういった誰も気付かないような鋭いレビュー、いつもさすがだと思います。玉山さんとしてもここまで見てもらって役者冥利につきるのではないでしょうか。

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