梅ちゃん先生 24話 幸吉と信郎、建造と竹夫

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年4月28日(土)放送
再放送:2014年10月25日(土)放送
第4週 第24話「ヒポクラテスの乙女たち」

『梅ちゃん先生』第4週 第24話「ヒポクラテスの乙女たち」あらすじ

「のど自慢」本番の日を迎え、会場で出番を待つ幸吉は信郎から言われた「親父は何でも諦める」という言葉を思い出していました。一方、下村家では幸吉の歌声をラジオで聞こうと梅子や幸吉の妻・和子たちが待ち構える中、姿をくらましてしまう信郎。

父の「諦める」姿勢が嫌いだと言う信郎も梅子に呼び戻され皆かラジオの前に揃い、ラジオの向こうでは幸吉が歌い始めます。『帝都復興』を『蒲田復興』に変えて最後まで歌い終えた幸吉はラジオを通して信郎に呼び掛けるのでした、諦めるなと。

幸吉の姿に心打たれた梅子は、自分も家族のために何かをしたいと一計を案じ、ある日、正枝を外に呼び出しあるお願いをします。それは病気を装った正枝が竹夫にもう一度会いたいとひと芝居うつものでしたが、建造はそれが仮病であることを見抜いてしまいます。

呆れる建造に、梅子は必死の説得をはじめます。自分は竹夫も好き、建造も好き。だから二人には仲良くしてもらいたいのだと。梅子の説得で建造は信郎に会いに行くことに。その日以来、竹夫は家に戻ることを許され芳子を喜ばせるのでした。

『梅ちゃん先生』第4週 第24話「ヒポクラテスの乙女たち」感想

信郎くんが幸吉親父としての職人としての腕を見直すきっかけとなったライターは同時に幸吉親父の諦めの生き方が信郎くんを落胆させるきっかけにも。そして、そんな諦めの生き方をする幸吉親父自身も、そんな自分が自分で許せなかったのでしょう。許せなかったけれど諦めていたんでしょうか、生まれついての性分だと。

でも、自分でも許せなかった部分。意識していたかしていなかったかは定かではないですが、そんな自分の弱点を真正面から突かれたのは痛かった。痛いどころか激痛レベル。いつもは売り言葉に買い言葉で喧嘩をはじめるあの幸吉親父が黙り込んでしまうほどですから。

しかし、幸吉親父が立派なのは信郎くんに痛いところを突かれたことに落ち込んだのではなく、そんな情けない父の姿で息子を落胆させてしまったという自責の念。息子を失望させてしまった責任を感じる幸吉親父、あなたは立派です。

ラジオを通して「信郎!」と呼び掛ける幸吉親父。何度も何度も「諦めるなよ!」と信郎に訴える幸吉親父。普段は喧嘩ばかりしているこの父と息子ですが、こんなにまで強固な絆があったとは。

幸吉親父の呼びかけに思わず下村家を飛び出てしまった信郎くんが、心の底からの喜びを噛み締めるあの顔、あの微笑み。決して忘れることが出来ないこれぞ神レベルの表情、絶妙な演技でした。しびれました。

のど自慢に出演する人の気が知れないと馬鹿にしていた建造お父さん。自分では拍手しないものの家族に拍手してやりなさい。本当は自分がスタンディングオベーションしたいくらいの気持ちだったのかも。竹夫くんへの自分の気持ちを思い出しながら。

こんなタイミングだったからこそ、父と兄の和解を望む梅ちゃんの言葉が呑めたのかも。でも梅ちゃんの訴えも強かった。梅ちゃんの固い固い決意が揺らぎを見せていた建造お父さんの心の壁を壊したんでしょう。

父と息子の和解への第一歩。いいものを見せてもらいました。

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