マッサン 第7週 触らぬ神に祟りなし

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2014年11月10日 〜 11月15日放送
第7週「触らぬ神に祟りなし」

『マッサン』第7週「触らぬ神に祟りなし」あらすじ

家賃の支払いを待ってもらうため政春とエリーは家主の野々村茂のもとへ。野々村の娘、幸子とナツにエリーが英語を教えることを条件に家賃は待ってもらえることに。しかし、何かを思い詰めている様子の幸子のことがエリーは心配です。

野々村家の事情をキャサリンはよく知っていました。妻を亡くした野々村は、女中の由紀子を後添えに迎えたものの実母のことが忘れられない幸子は由紀子を「お母さん」と呼ぶことが出来ず、そのことで幸子は父から叱られているというのです。

そんな中、英語のレッスンを通して幸子はエリーに心を開き、由紀子を母親として受け入れる心の準備も出来つつありました。しかし、幸子が由紀子を「お母さん」と呼ばなかったことを理由に由紀子は野々村から離縁を言い渡されてしまいます。

由紀子の誕生日パーティーを亀山家で開くことに。エリーは野々村を招くものの断られてしまいます。パーティーで幸子はついに由紀子を「お母さん」と呼びました。その様子を縁側から見ていた男がいました。野々村です。父と娘は涙して互いに許しを請うのでした。

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『マッサン』第7週「触らぬ神に祟りなし」
 事前発表あらすじへのレビュー

朝ドラ『マッサン』の各週のサブタイトルは日本に古くから伝わる故事やことわざが引用されています。そして、サブタイトルとなっている日本人の美徳や価値観をエリーちゃんがその週で学び日本人の心を習得してゆくというもの。

しかし、第7週は自己保身のための処世術としてネガティブな使われ方をすることが多い「触らぬ神に祟りなし」ということわざがサブタイトル。でも第7週はエリーちゃんが日本流の自己保身の処世術を身につけ世渡り上手になってゆくわけではありません。

前週第6週からの流れで家賃の支払いが滞っているマッサンは家主のもとに直談判。この家主の家庭が人間関係のトラブルを抱えていて、エリーちゃんはそれを見過ごせない。一方、マッサンは「触らぬ神に祟りなし」と野々村家のトラブルに関わることに反対。

今週のサブタイトルの考え方をエリーちゃんは無視。マッサンもエリーちゃんに引きずられる格好で、自己保身の処世術とは真逆の行動をとることに。今週はエリーちゃんが日本の心を学ぶというよりも、日本の心の残念な部分をエリーちゃんがマッサンに教える。そんな週になりそうです。

後妻の由紀子さんが女中の時には仲良しだった幸子ちゃん。実母の死の悲しみの中、後妻を母と呼ぶよう父から強制されるも、そんなに簡単に呼ぶことは出来ないでしょう。極論すれば配偶者は交換がききますが、子供の親は交換がききません。

そのあたりの心の綾がわからなかった野々村パパ。女中の時には幸子ちゃんと仲良しだったのに心が通わなくなったことを苦悩する由紀子さん。そして、実母を亡くした深い悲しみを父から理解されない幸子ちゃん。この三者の心がひとつになる今週の最後は号泣回間違いなしですね。本記事をまとめながらも何度涙腺が決壊したことか。

『マッサン』第7週「触らぬ神に祟りなし」
 一週間のエピソード観賞後の感想

野々村家の家族間のトラブルを知ったエリーちゃんとマッサン。「触らぬ神に祟りなし」とエリーちゃんを諭すマッサンに、エリーちゃんは「私を信じて」とだけ一言。この一言だけでまた何かしでかすらしいと察し恐れおののくマッサンが笑えます。

しかし、前週のエリーちゃんの活躍と自分の孤立が骨身にしみたのか、前週以前ほどにエリーちゃんの企みを止めようとはしないマッサン。前週で学習し今週は少し進歩しているということなのでしょうか。

野々村家の家族間トラブル、整理してみると継母と娘のすれ違い。そのすれ違いを対立と勘違いした実父と娘のすれ違い。二つのすれ違いがトラブルのもと。このすれ違いのいずれか一つでもすれ違いでなく対立であればエリーちゃんも諦めたかもしれません。

でも、家族関係の歪みやすれ違いがあるだけで対立はないと洞察したエリーちゃんの人間観察力はさすがです。「触らぬ神に祟りなし」という諺を知らなかったのも良かった。もちろんスコットランドにも似たような意味を持つ処世術はあるんでしょうが。

親と子の関係を横から見ながら、それをパンと酵母の関係にたとえるマッサンの話しも面白かった。そんなマッサンの親子観が披露された直後にマッサンのお父ちゃんの危篤を知らせる電報到着。

物語の流れがにわかに早くなってきたような気がします。

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