梅ちゃん先生 28話 再試験を果たされる梅子

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年5月3日(木)放送
再放送:2014年10月30日(木)放送
第5週 第28話「もつべきものは、友」

『梅ちゃん先生』第5週 第28話「もつべきものは、友」あらすじ

夏休みが終わり医専では前期試験がスタート。試験後に銀座に行ってのんびりすることを励みにして勉強に取り組む梅子でしたが、四科目で「ビーコン」と呼ばれる再試験を果たされることに。しかも医専がなくなるため、落第すれば即退学という事実を初めて知る梅子

級友たちが勉強を見てくれることになるり、再試験の勉強をはじめる梅子。ビーコンのことは父に内緒にしてほしいと家族に頼む梅子でしたが、信郎が建造に梅子のビーコンのことを話してしまい、梅子は夏休みにコーラづくりしていたことを叱責されてしまいます。

そんなある日、建造は闇市に足を運びました。向かったところは陽造の住処。陽造のもとに竹夫ばかりか梅子までもが出入りしていることに文句を言う建造。陽造は、家を居心地悪くしている建造にその原因があると反論します。

梅子がまた陽造のもとにやって来ました。家は居心地が悪く勉強出来ないと言う梅子に陽造は言いました。娘に居心地悪いと言われる父親の気持ちを考えろと。梅子は素直に帰宅し家で勉強。仕事から帰って来た建造に優しく言葉をかける梅子でした。

『梅ちゃん先生』第5週 第28話「もつべきものは、友」感想

建造お父さんと陽造叔父さん。反目しつつもお互いに気遣いと敬意を忘れないこの二人の兄弟の関係は見ていて心が和みます。顔を合わせても決してお互いを認め合おうとはしない建造お父さんと陽造叔父さん。

でも、陽造叔父さんは建造お父さんの不器用さと不器用故に家庭で孤独に陥りがちなのをしっかり察している。そんな陽造叔父さんの洞察を本人の前では受け入れない素振りを見せながらも、建造お父さんは実は心から真剣に弟の言葉を受け止め反省。

脚本も絶妙なら、演技も演出も絶妙。建造お父さんと陽造叔父さんの兄弟関係の描写、名場面ならぬ名描写かもです。朝ドラ史を語れるほど朝ドラには詳しくありませんが、名作映画は人より圧倒的な数を見て来ました。その眼から見てもこんな繊細な描写は神レベルかと。

そんな父と叔父の微妙な兄弟関係を知って知らずか、梅ちゃんの建造お父さんへの思いやりも暖かい。陽造叔父さんに帰れと言われても建造叔父さんの言わんとするところを察し、かといって陽造叔父さんの言わんとするところを建造お父さんは受け入れないことも承知。

だから、陽造叔父さんに遠回しに父の孤独に気をつかえと言われても、気をつかいながら気をつかっている素振りを父に見せないようにする繊細な心配り。そんな娘の配慮をわかりやすく描き出す脚本家の先生の力量。圧倒されっぱなしの第28話でした。

話し変わって竹夫くんと山倉くんがいつの間にか打ち解け合い、しかも山倉が竹夫くんのことを「お兄さん」と呼ぶことをいつの間にか許しているのにびっくり。山倉くんの関心が梅ちゃんから雪子ちゃんに移ったのがよかったのでしょうか。

梅ちゃんに関心を持っている上での「お兄さん」は義兄の意味をはらむことに。でも雪子ちゃんに関心を持っていれば「お兄さん」と呼ばれても、友人のお兄さんに過ぎなくなる。そんなところでしょうか。

「お兄さん」の呼称を含め、竹夫くんと山倉くんが急に仲良しになったのは何かきっかけがあったのか。ひどく気になります。

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