マッサン 第9週 虎穴に入らずんば虎児を得ず

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2014年11月24日 〜 11月29日放送
第9週「虎穴に入らずんば虎児を得ず」

『マッサン』第9週「虎穴に入らずんば虎児を得ず」あらすじ

エリーの説得で鴨居商店でウイスキーづくりに挑む決意を固めた政春。しかし、鴨居商店に足を運んだ政春が目にしたのは鴨居が開発したというウイスキーを炭酸水で割った飲み物。本場のウイスキーにこだわる政春は鴨居に落胆し鴨居商店には世話にならぬと宣言。

一方のエリーは鴨居から通訳を頼まれます。ウイスキーの技術者探しを委託したスコットランド人との交渉の通訳に当たるエリーでしたが、日本人にウイスキーなどつくれないと言い出すスコットランド人の発言に、エリーも鴨居もともに激怒。

政春に鴨居商店でウイスキーづくりをさせたい一心のエリーは一計を案じ、料亭で政春と鴨居の会食の席を設けるものの二人の交渉は決裂。しかし明くる日、鴨居が大量の札束を持って政春を訪問。給料を先払いするから鴨居商店で働けと鴨居は言います。

鴨居は政春とエリーを連れて「秘密基地」と呼ぶ倉庫へ。そこで聞かされた鴨居のウイスキーへの情熱に打たれ鴨居に頭を下げる政春。早速、政春とエリーは広島に向かい鴨居商店で働く旨を両親に報告。早苗のエリーを見る目が変わっていることに気づく政春でした。

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『マッサン』第9週「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
 事前発表あらすじへのレビュー

第9週のサブタイトル「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の「虎穴」とはリスク。リスクをとらなければ「虎児」という成功は得られない。英語でも「Nothing venture, nothing have.(冒険なくして得るもの無し)」という言葉があるそうです。

マッサンは夢を叶えるために鴨居商店に入社することをついに決めました。しかし、サブタイトルの言葉通り、そこにはリスクがあることを承知の上での決断。というかここでリスクをとらなければ夢を叶えることが出来ないという覚悟があっての決断なのでしょう。

リスクをとる覚悟は、もしかすると鴨居大将についても言えるのかも知れません。マッサンと鴨居大将それぞれのリスクは、二人が水と油のように相容れない考え方を持っているということ。そのリスクをとって歩み寄る二人の男。

鴨居大将には商才はあっても技術がない。マッサンには技術があっても商才と資金力に欠ける。リアルでは、実在の二人の男は途中から別々の道を歩むことになるようですが、マッサンと鴨居大将も、この時点で将来の決別も覚悟の上で手を組んだのかも知れません。

そんな「リスク」がサブタイトルとなっている第9週。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」というリスクをとる二人の男の覚悟がどのように描かれるかが見所の一つになりそうです、というか僕はそこが楽しみです。

そしてもう一点、もっと楽しみにしている場面が。それはあのおっかない早苗お母ちゃんのエリーちゃんへの見方に変化の兆しがこの週から現れ始めるらしいのです。

鴨居商店で働くことになったことを実家に報告に行くマッサンとエリーちゃん。エリーちゃんの働きでここまで漕ぎ着けたことを知ってか知らずか定かではありませんが、早苗お母ちゃんはエリーちゃんにこんな言葉を投げかけます。

「あんた、なんで外国人なんじゃ」

早苗お母ちゃん、エリーちゃんを認めた、というより惚れ込んでしまうのかもです。でも、嫁としてこれ以上の女性はいないと認めたエリーちゃんは、嫁としては認めたくない外国人。二つの感情に引き裂かれる早苗お母ちゃんの気持ちがたった一言に含まれています。

この言葉をエリーちゃんに放つ早苗お母ちゃん。そしてこの言葉のエリーちゃんの反応。この場面が楽しみでなりません。

『マッサン』第9週「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
 一週間のエピソード観賞後の感想

これまで2作の朝ドラ『ごちそうさん』と『花子とアン』の両作品で一度も割ることがなかった週間平均視聴率20%台を、前週第8週で初めて割ったということで各社メディアが様々な分析を試みています。

最も多いのはマッサンがいつまで経ってもウイスキーづくりを始めないことではないかと指摘で、これは当たっているかも知れません。検索サイト「グーグル」で『マッサン』関連の検索をどれくらいされているか調べられるのですが、インターネット上の検索回数を見てもその傾向は顕著です。

『マッサン』関連の検索回数は第4週の住吉酒造の株主会議とウイスキー事業の可否をめぐるエピソードでピークを迎えました。ところが、翌週から3週にわたって描かれた職無しマッサンのエピソードで検索回数は下降の一途。

『ごちそうさん』が『花子とアン』が、第5週すなわち2ヶ月目に入ってから検索回数を着実に増やし続けていたのと対照的な動きを示していました。

第9週の観賞後レビューを記している時点では、第9週の週間平均視聴率はまだ発表されていませんが、上記検索回数はピークだった第4週を超えていますので、第9週は20%の大台を回復するかも知れません。

ただ、この検索回数はあくまでもグーグルだけでヤフーが含まれていない点。視聴率20%割れが頻出していた『あまちゃん』の検索回数は『ごちそうさん』『花子とアン』を圧倒する大きな数字をたたき出し、視聴率と検索回数は必ずしも比例しない点。

この二つの点から、第9週で検索回数が回復基調にあるとは言ってもまだ少し心配が残ります。

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