梅ちゃん先生 43話 あかねの結婚は嘘だった

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年5月21日(月)放送
再放送:2014年11月17日(月)放送
第8週 第43話「ゆずれない思い」

『梅ちゃん先生』第8週 第43話「ゆずれない思い」あらすじ

あかねの結婚の報せを聞き浮かない顔の梅子に笑顔が戻りました。康子の夫・和也が復員してきたのです。心から喜ぶ下村家と安岡家の面々に迎えられる中、和也は康子と娘の千恵子と再会を果たしました。

梅子は早速、和也の復員を知らせようと竹夫のもとへ。そこで梅子は陽造が竹夫に話していた内容を聞いてしまうのでした。あかねの結婚相手の中島は既婚者であること。あかねは妾になるものの、心配をかけないように嘘をついているということを。

一方、中央医大の学園祭で行われた『ロミオとジュリエット』の芝居は大失敗に終わりました。上演失敗を詫びに来た松岡は浮かない顔をしている梅子を喜劇映画に誘います。喜劇映画を笑って楽しむ大勢の観客の中で、あかねが気がかりな梅子は笑うことが出来ません。

映画の途中で席を立った梅子はあかねが勤めるキャバレーへ。支配人から怒鳴られてもあかねに会うまで帰らないと食い下がる梅子。食堂で待ち続ける梅子のもとにあかねがやって来ました。梅子は、結婚の話しは嘘なのかとあかねに問いかけました。

『梅ちゃん先生』第8週 第43話「ゆずれない思い」感想

下積みの若者と場末のキャバレーの歌姫、そして暗黒街の顔役の三人に物語に悲恋の要素がまたひとつ加わりました。あかねちゃんの結婚相手、中島は既婚者という事実を嗅ぎ付けた陽造叔父さん。あかねちゃんは結婚でなく妾になる。

ますますフィルムノワール(犯罪映画)の典型的な展開となってきましたが、フィリムノワールと決定的な違い、それは梅ちゃんという存在がいること。フィルムノワールには梅ちゃんみたいな存在はまず登場しません。

梅ちゃんがフィルムノワールみたいな、この三者の物語にどう食い込んでゆくのか。この点は全くの独創。典型的な物語展開から大きくそれるポイントなので、若者・歌姫・顔役の悲恋にどんな結末をつけてくれるのかが見所です。

一方で、松岡くんは恋愛映画にのめり込むというまさかの展開。『風と共に去りぬ』だの『カサブランカ』に夢中になる松岡くんのこれまで見たことないような上気した笑顔。可愛らしいけれど、正直ちょっと違和感を禁じ得ませんでした。

浮かない顔をした梅ちゃんを喜劇映画に連れてゆくのも、松岡くんらしい。さりげなく優しくて気遣いが出来る点、沈んでいる人に喜劇を見せてもますます沈んでしまうということが読め切れなかった点。実に松岡くんらしい。

話し変わってキャバレーの支配人がいい演技を見せてくれました。あかねちゃんに会わせろと食い下がる梅ちゃんを怒鳴って追い返す。でも、いくらキャバレーのオーナーになったからと言って売れっ子の歌姫を中島の妾にされて支配人としても面白くはないはず。

相手はキャバレーのオーナー、しかも暗黒街の顔役。文句の一つも言いたいところを言うにいえず、立場上梅ちゃんを追い出さないわけにはゆかないものの、その梅ちゃんの気持ちも痛いほどよくわかる。そんな複雑な心情をわずか数カットの登場で見せてくれるなんてすごい技です。

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