マッサン 63話 英一郎は父親が心底嫌い

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2014年12月10日(水)放送
第11週 第63話 「子に過ぎたる宝なし」

『マッサン』第11週 第63話 「子に過ぎたる宝なし」あらすじ

仕事に興味を示さない英一郎の様子が気がかなりな政春が話しを聞こうとすると、英一郎は父のことが大嫌いだと言いだし政春を困惑させます。実は鴨居も、英一郎との親子関係がギクシャクしていることに頭を悩ませていたのです。

その日の夜、家に戻った英一郎はエリーの食事の仕度を手伝い、その手際の良さは政春とエリーを驚かせます。そこへキャサリンが飛び込んで来ました。「こひのぼり」が大変なことになっているからすぐに来てほしいと言うのです。

政春とエリー、そして英一郎が「こひのぼり」へ駆けつけると店の常連たちが政春とエリーを祝福。皆はエリーの妊娠を祝う会を開いてくれたのです。しかし、英一郎はこれから生まれてくる子は差別されいじめられると爆弾発言。その場を凍り付かせます。

そんな英一郎に礼を言うエリー。いじめっ子は自分たちが懲らしめると言いだす近所の面々の人の心の暖かさに触れ英一郎は突然の号泣。英一郎がこれまで孤独の中で行きて来たことをエリーは察するのでした。

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『マッサン』第11週 第63話 「子に過ぎたる宝なし」
 事前発表あらすじのレビューと解説

鴨居の大将と英一郎くんの親子関係がどうやら怪しいらしいと思わせた前回。そして、今回やっぱりそうだったのかと納得の場面。英一郎くんは父が大嫌いだときっぱり。会社で同僚たちから「鴨居」の名で呼ばれることすら嫌と言う英一郎くん。どれだけ父のことを嫌っているのか。

でも、よく言えばクール。悪く言えば誰に対しても心を閉ざした英一郎くんが、何故そこまで父親を嫌うのかというその理由までは、今回はわかりません。かなり嫌っている、憎んでいるらしいということがわかるのみ。

そして嫌っている父の仕事の手伝いだからやる気が出ない。父に命じられての仕事だから尚更のことやる気にならない。マッサンも、そんな英一郎くんが気になってならないのですが、何もしゃべろうとしないのでどうしてあげることも出来ない。

さて、前週からこの方、鴨居商店を中心に話しが進んでましたが、今回久しぶりにキャサリンさんの登場です。そして今回か、もしかすると次回にはマッサンの家のご近所の面々も顔を揃えます。皆さんに会うのは久しぶりとなりますね。

『マッサン』第11週 第63話 「子に過ぎたる宝なし」
 朝ドラ観賞後の感想

「どこでどう間違えたんや」

当ブログではネタバレを扱っているので鴨居の大将と英一郎君の間に親子の確執があることを事前に知っていましたが、まさか鴨居の大将の深いため息を聞くことになるとは。鴨居の大将の苦悩の描写は予想もしていませんでした。

しかし鴨居の大将の苦悩の描写があることで鴨居の大将が英一郎君のことを真剣に考えていることが分かってちょっと安心。英一郎君が「父は僕のことを認めていない」と言ってましたがよくある経営者家族の親子間の確執はたいてい父は息子に完全に無関心。

もっとひどい場合(そしてよくあるパターン)は息子に憎まれていること、親子関係が破綻してしまっていることにまったく気づいていないKYを極めて親父が、ある日はじめて現実を知り驚く。そんな親子でなかったので安心しました。

「父は僕のことを認めていない」

英一郎君のこの言葉が事実なのか誤解による思い込みなのかは現時点では不明ですが、いずれにせよ十年前に愛する母を亡くし、誰からも認めてもらえない孤独な十代の少年期を過ごしたのでしょう。

そんな英一郎君がエリーちゃんの後ろ姿に亡き母の面影を見た。そのエリーちゃんに優しい言葉をかけられた。あの号泣は、十年間封印してきた親の愛情を求める心のその封印が解けた瞬間だったのかも知れません。

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4 Responses to “マッサン 63話 英一郎は父親が心底嫌い”

  1. koji より:

    母を失い、妻を失った想いは、息子も父親も同じ筈。

    どこでどう間違ったのか?。なぜ父は自分を認めてくれないのか?。

    実は互いになんとなくわかっていると思います。

    そうでなければ息子をマッサン夫妻に預けないと思いますし息子も弟子入りするわけないでしょう。。。
     
    大将父子が和解するのは承知してますが白蓮事件とはいかないまでもサイドストーリーとしてどのように描かれるのか楽しみでもあり心配でもあります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      これまでサイドストーリーが異例なほど少なかったのでなおさらのこと鴨居父子から目が離せません。
      後編、北海道余市でマッサンはニシン漁の網元と親しくなるそうですが、この網元も今わかっているところだと奥さんがおらず、息子と娘を一人で育てたようです。なにやら訳あり家族のようで、このサイドストーリーも期待大です。

  2. えびすこ より:

    実際の吉太郎氏は竹鶴夫妻と海外旅行に同行するほどの親密さだったんですね。旅行したのはいつですか?
    当時の法律の規定はわかりませんが、もしリタが帰化する前に子供を設けたら、2人の子供は生まれた時点では二重国籍になっていた可能性もありますね。平成の今日でも日本生まれの二重国籍の人はいます。
    ところで朝ドラで京都・大阪は取り上げられますが、奈良・滋賀・和歌山の3県はあまり取り上げられませんね。旅先にもなっていません。同じ近畿の大阪に近いという理由で「灯台元暗し」になっているのかな?
    朝ドラは「全国一巡」を果たしたので上記3県は、過去には最低1回は取り上げられています。まれの次あたりにあるのでは?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      マッサンとリタさん、養女のサラちゃんと吉太郎氏が四人で視察旅行にスコットランドに渡ったのは1931年のようです。その三年後にマッサンは寿屋をやめて独立しています。
      奈良が朝ドラであまり取り上げられないというのは意外でした。題材は豊富そうなのに不思議です。ちなみに『ごちそうさん』のめ以子が通っていた女学校、ロケ地が奈良でした。

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