マッサン 74話 早苗がエマに会いに来る

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2014年12月23日(火)放送
第13週 第74話 「急いては事をし損じる」

『マッサン』第13週 第74話 「急いては事をし損じる」あらすじ

鴨居は樽の中の原酒を今の状態でブレンドするよう政春に指示。熟成が足りない原酒から上質のウイスキーをつくれるのか政春は苦悩します。何回も挑戦して最高のものを目指すようエリーに背中を押された政春は、予定より早いウイスキーの試作をはじめました。

政春は休日を返上してブレンドを試み始めるものの満足のゆくものは出来ません。あと十年は寝かせる必要がある説く政春に、鴨居は一年でブレンドを完成するよう厳命。しかも、政春の納得のゆかない試作品で商品化を検討するとまで言い始めます。

そんなある日、早苗が孫のエマに会うため広島からやって来ました。早苗はエマの我がままをすべて受け入れてしまう甘やかしぶり。しかもエリーの子育ての方針に異を唱える早苗に対して、エリーは全く口出し出来ません。

エリーは帰宅した政春に、エマを甘やかし放題の早苗の愚痴をこぼすものの、上の空でエリーの話しを聞く政春。鴨居からの無理難題はまた、鴨居商店が深刻な事態に陥っている証でもあります。政春は深く苦悩するのでした。

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『マッサン』第13週 第74話 「急いては事をし損じる」
 事前発表あらすじのレビューと解説

今回、鴨居商店の台所事情が思わしくない鴨居の大将はウイスキーの発売を決断します。工場の稼働から4年たった時点での販売開始ですが、マッサンは8年から10年熟成させた原酒を使うのが希望だったようです。

この発売時期と原酒の熟成期間の問題に加えて、今週中には味に関してもマッサンと鴨居の大将とのギャップが浮き彫りになって来ます。同じ国産初のウイスキーを目指していたとはいえ、この二人の目指すウイスキーのビジョンはまるで異なるものでしたからね。

さらに言えば会社と従業員の生活を守らなければならない経営者と、従業員という立場の違いもあるのでしょう。また社長命令であるが故に意に反したタイミングでの発売をのまなければならないマッサン。この後の独立の引き金の一つかも知れませんね、この衝突は。

一方、早苗お母ちゃんがエマちゃんの顔を見に遊びに来ます。この頃には、早苗お母ちゃんのエリーちゃんに対する評価はどのように変化しているのか。大阪でエリーちゃんとどんな会話をするのか。

また早苗お母ちゃんがエマちゃんを溺愛する場面もあるとかで、あの強面の早苗お母ちゃんが孫にデレデレになる姿、これはかなり楽しみですね。

『マッサン』第13週 第74話 「急いては事をし損じる」
 朝ドラ観賞後の感想

リアルのマッサンの養子でニッカウヰスキーの元社長の竹鶴威氏が逝去されたことが昨日報道されました。謹んでお悔やみ申し上げます。

以下、今回のレビューです。

ウイスキー事業は、製品が市場に出てそれまで注ぎ込んだ投資を回収するまでそれなりの時間がかかることは鴨居の大将も想定していたはず。また、理想のウイスキーづくりに必要だとマッサンが主張する10年に対して1年でなんとかしろというのも無理を承知のはず。

それほどまでに鴨居商店が危機的状況にあるということなのでしょう。栄枯盛衰は世の常で鴨居商店も避けて通るわけにはゆきませんが、それにしてもマッサンはここまでツキに見放されているのか、それとも試練によって試されているのか。

住吉酒造の大作社長との縁でウイスキーに出会い、その大作社長にスコットランドに派遣され帰国すると住吉酒造は不況の中で経営難で喘ぎウイスキー事業どころではない状態。蒸留所の操業まで順調だった鴨居商店も、今ではウイスキー事業撤退論まで出るほどに。

一方、子育てに難儀するエリーちゃん。以前だとエリーちゃんと一喜一憂していたかも知れません。でも今のマッサンにはその余裕がない。ただ以前のように愚痴をこぼさなくなり、ヤケ酒もなくなり困難と闘うマッサンの姿は頼もしく見ていて安心です。

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11 Responses to “マッサン 74話 早苗がエマに会いに来る”

  1. koji より:

    もうひとつ。マッサンがこよなく愛してやまない「ハイランドケルト」のモデルとなったスコッチの銘柄も気になりますね。

  2. えリタ より:

    いつも楽しく拝見させて頂いています。

    竹鶴威氏のご逝去のニュースには驚きました。
    北海道編を楽しみにしていた矢先に淋しいです。

    今日のマッサンはつらそうでした。
    以前なら鴨居の大将に大声で歯向かっただろうし、飲んだり愚痴ったりしていたと思います。
    大人になりましたね、、、
    エリーの話を聞かないのは相変わらずですが。
    エマちゃんが出て来たのはよかった。
    今までのマッサンにはなかったホームドラマの要素も加わってますます楽しくなりました。
    早苗さん、養子のことを怒ると思ったらエマちゃんに激甘ですね。
    ヒヤヒヤするやらホッとするやらでした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ホームドラマの要素も加わってますます楽しくなりました。

      これまで何か物足りなさを感じていたのですが「ホームドラマの要素」が希薄だったことも物足りなさを感じた原因の一つだったかもと、コメントを拝見して気がつきました。

      エマちゃんが成長するにつれ、ますますこの要素が濃厚になりそうで楽しみですね。

  3. koji より:

    今回の劇中に登場したキャラメルは、おそらく現在の「森永ミルクキャラメル」に相当する物だと思います。

    僕の子供の頃は1パック50円だったと記憶してますが1912年(明治45年、大正元年)生まれの僕の祖母が子供の頃は1パック5銭で売られていたそうです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      >「森永ミルクキャラメル」

      箱の色が「森永ミルクキャラメル」とほぼ同じだったので、間違いなさそうですね。昭和初期の5銭だと今の貨幣価値に換算して100円弱といったところでしょうか。

  4. さや より:

    最後の夫婦の会話、アンジャッシュのコントを思い出しました。会話が噛み合っていないはずなのに噛み合っている(笑) 脚本家さんは、アンジャッシュのファンなんですかね?(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      文脈の理解違いのズレ、本当にアンジャッシュですね。もう少しあのズレた会話を見ていたかったと思いました。

  5. えびすこ より:

    早苗さんは孫には甘いようですね。いつの間にか腰が曲がっていますね。
    昨日のにんじんのくだりがほのぼのとしていてよかったです.
    最近のドラマではあまりないシーンだったので。
    ところで竹鶴威氏が亡くなられましたが、「今放送中の朝ドラの主人公の血縁者や、番組に出てくる登場人物が放送中に亡くなられる」ことはあまりないですね。少なくとも最近5年間ではなかったと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      早苗お母ちゃんの腰の曲がり具合、芸が細かいですね。老いによる衰えを今回見せて次週につないでゆくのでしょう。

  6. ウイスキーはハーモニー より:

    更新お疲れ様です。いつも楽しく拝読しています。
    #73.#74なのですが、ビール工場買収は、リアルでも1928年12月で、国産ウイスキー発売前だと思うのですが…。また、山崎工場竣工が1924年秋でそこからウイスキー造り開始、ウイスキー発売が1929年4月と、リアルとドラマは一致していると思うのですが。「リアルは7年、ドラマは4年」の意味はなんでしょうか。
    お気に障りましたら申し訳ないです。応援しております。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ご指摘ありがとうございます。手持ちの資料があやしいようです。
      ブログ編集のための資料を見直そうと思います。
      早速、記事も訂正させて頂きました。
      本当にありがとうございました。
      今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

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