マッサン 82話 運命の地、余市と出会う

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年1月8日(木)放送
第14週 第82話 「渡る世間に鬼はない」

『マッサン』第14週 第82話 「渡る世間に鬼はない」あらすじ

余市の熊虎の家で政春は、熊虎の下で働いてるヤン衆たちにウイスキーを試飲させました。はじめは興味津々だったヤン衆たちですが、一口飲むや不味いと口々に酷評。しかし、政春を気の毒に思った熊虎がウイスキーをすべて買い取ってくれました。

その夜、熊虎は政春に会津藩の侍だった自分の祖父や父のことを語りました。熊虎の祖父と父は会津の土地を追われ、ここ余市でリンゴの木を植えるところからはじめたのです。そんな余市を敗者が生き返る復活の町、夢の町と語る熊虎。

ヤン衆たちと夜通し飲んで騒いだ翌朝早く、母屋の外にある厠に向かった政春は遠くに霧がたちこめているのを発見。霧に向かって駆け出した政春は上質の水が流れる川、その近くには泥炭も発見。ついにウイスキーづくりの理想の土地を見つけた政春は狂喜乱舞します。

政春は熊虎に別れを告げ余市を発ちました。街中で鴨居に報告の電話をする政春はその時はじめて早苗が病気であることを知らされました。慌てて広島の実家に電話をする政春。電話の向こうでエリーは政春に向かって声を荒げました。アンポンタン!

関連記事:森野熊虎の父祖は会津藩の武士、モデルは網元ではない?

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『マッサン』第14週 第82話 「渡る世間に鬼はない」
 事前発表あらすじのレビューと解説

販路開拓に北海道にやって来たマッサン。その目的遂行のために熊虎さんが雇っている男たちにウイスキーを試飲させます。しかし評価は散々。荒くれ男たちのこと、どんなことを言ってマッサンを凹ませるのか。

凹んだマッサンを励ますつもりなのか、マッサンが持って来たウイスキーをすべて買い取ってくれる熊虎さん。マッサンが何本くらいウイスキーを持参して来たのか定かではありませんが、鴨居の大将に次いで気前の良いお金持ちの登場です。

そして今回は『マッサン』全150話の中でも特に重要な回となりそうです。余市はウイスキーづくりに最適な土地だとマッサンが確信する場面が登場。偶然知り合った熊虎さんに連れられてやって来たその土地が夢を叶える運命の場所。

山崎の山中でウイスキーづくりに最適なポイントを見つけた時もロケでしたが、今回の「余市発見」の記念すべき場面もロケになるんでしょうか。山崎の山中の場面と同様、美しい映像を見せてくれることを期待しています。

『マッサン』第14週 第82話 「渡る世間に鬼はない」
 朝ドラ観賞後の感想

ついにマッサンがウイスキーづくりの理想の地、運命の地を見つけました。前の晩に森の熊さんから言われた「この町は敗者が生き返る復活の町、すべてをなくした男がもう一度大きな夢を追いかける町」という言葉も今のマッサンには心に沁みる言葉だったかと。

まるでマッサンの未来を見透かすかのごとく、また来い、必ず来い、この町で殿様になれとマッサンを励ます森の熊さん。次回からまたしばらく広島と大阪に物語の舞台は戻りますが、しかし北海道余市での夢を追う物語も目睫にせまってきました。

ところで森の熊さんが自分の父と祖父について言及。別の記事でも記しましたが、森の熊さんの父や祖父は流罪で余市に入植した旧会津藩士のようです。父と祖父がリンゴを一本一本植えたという話しからも明らかです。

旧会津藩士が入植し山を開拓しリンゴの苗木を一本一本植えるところからはじめて、爪に火をともすような暮らしをしていたその頃、余市のニシン漁は隆盛を極め、それまでの身分が逆転したこともあり旧藩士は漁師たちからずいぶん蔑まされていたとか。

森の熊さんも、やっと実ったリンゴが台風で全滅し家が借金まみれになった時、ずいぶん馬鹿にされたのではないかと思います。「先祖がどこか、前にどんな仕事していたかはこの町では関係ない」と言う熊さんの言葉はきっと自分に言い聞かせたものだったのでしょう。

先祖が士族であるが故に軽蔑されながらも、リンゴを栽培していた自分たちを蔑んだニシン漁師の網元に自分がなって見返すことが出来たのですから。しかし、その後ニシン漁は不振となりリンゴ園事業が成長してしまったのは皮肉ですね。

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4 Responses to “マッサン 82話 運命の地、余市と出会う”

  1. えびすこ より:

    森野さんの家がある場所は「北海道開拓の村」ではないでしょうか?
    開拓の村でロケをしたのなら、建物を丸々活用したわけですね。
    昨日見た時に「あれは資料館か誰かの家だろうか」と気になっていました。
    主題曲の歌詞が1番から2番に変わったこともありますが、後半は番組のテイストが変わったように思います。

    森野さんが会津藩士の血を引く人と言うのは、年が明けたので一昨年の八重の桜にも出た玉山さんを意識した設定かも。森野さんは明治初頭の生まれなら今60歳前後かな?
    会津松平家は斗南に移封された経緯があるので、いま青森に会津藩士の末裔の人がいるかも。偶然か皮肉か八重の桜では斗南移封を受け入れたのは玉山さんふんする山川大蔵でした。青森にもいたことがある森野さんの口調は会津なまりですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      森の熊さんの家のロケ地はご高察の通り「北海道開拓の村」のようですね。
      建物外観の形や配置が同じです。余市に史跡として残してある鰊御殿とは建物がずいぶん異なっています。
      玉山さんはそんなところでも旧会津藩士と関わりが!さすが詳しいですね!

  2. koji より:

    あんぽんたん!
     
    神妙な感じで見てたのに最後の最後にこのセリフ(笑)。

    エリーちゃん最高!(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      エリーちゃん、久しぶりにやってくれましたね(笑)

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