マッサン 87話 妥協の産物を鴨居は却下

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年1月14日(水)放送
第15週 第87話 「会うは別れの始め」

『マッサン』第15週 第87話 「会うは別れの始め」あらすじ

ある日、余市の熊虎からリンゴが届けられました。ウイスキーづくり理想の地を見つけた感動を思い出し、余市での出来事を懐かしむ政春。その切なそうな政春の表情はエリーの胸騒ぎをますます大きくしました。

飲みやすいウイスキーのブレンドは続いていました。そしてぎりぎりまでスモーキーフレーバーを取り除いたブレンドを完成。英一郎をコクが無さ過ぎると驚かせるほどに仕上げるものの、鴨居はまだ煙臭いと満足せずその試作品を却下。

ついに政春はピートを使わず乾燥させた麦芽をつかったウイスキーづくりに挑戦。ついに匂いが全くないブレンドを完成する政春。英一郎はそのブレンドはウイスキーとはいえないと反対するものの、鴨居や社員たちはようやく満足し政春の労をねぎらいます。

社員たちからブレンドの完成を祝福されても政春の表情は晴れません。帰宅し、エマから新しいウイスキーは美味しいの?と問われても即答出来ない政春。政春の思い詰めた表情を見たエリーは、政春が苦悩していることを確信するのでした。

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『マッサン』第15週 第87話 「会うは別れの始め」
 事前発表あらすじのレビューと解説

かつては自分の思い通りにゆかないとすぐに腐り、こひのぼりでヤケ酒をあおり、帰宅してエリーちゃんに愚痴をこぼしまくっていたマッサン。そのマッサンが今回、まるで別人のようになってしまうみたいです。

あれほどまでに固執していたスモーキーフレーバーを極力抑えた妥協の産物のようなウイスキーづくり。多忙を極める日々。それにも関わらず愚痴ひとつこぼさず、現場に立ち続けるマッサン。エリーちゃんもびっくりするんじゃないでしょうか。

成長したということなのか、心を失ってしまったのか。何がマッサンをこんなに変えてしまったのか、今のところ限られた情報しかないのでよくわからないのですが、これまで見たことのないマッサンの姿を見ることになるようです。

そして妥協に妥協を重ねて出来上がった産物を、鴨居の大将は却下。却下の理由も詳細はまだ不明ですが、わずかに残っていたスモーキーフレーバーすら鴨居の大将は気に入らなかったため、とブログ管理人は却下の理由を予想しています。

『マッサン』第15週 第87話 「会うは別れの始め」
 朝ドラ観賞後の感想

森の熊さんや余市での日々の回想場面の音声にはエコーが入り、余市から戻って来てから半年ほどしか経っていないにも関わらず「懐かしいの、またいつか行ってみたいの」。マッサン、そこまで追い詰められていたとは。

前回、実はマッサンとエリーちゃんの気持ちをはかりかねていました。マッサンがそれほどは辛そうに見えない。理想の夫になって何か問題でもあるのか。エリーちゃんの胸騒ぎは杞憂に過ぎないのではないかと。

でも、今回は胸がヒリヒリ痛むことこの上ない。エリーちゃんの胸騒ぎも今回は納得。エリーちゃんの胸騒ぎが、マッサンの苦悩を確信するに至るまでの変化をはっきりわからせるために、前回の何ともすっきりしない描き方があったのだと理解できました。

英一郎くんが今回はやたらとマッサンにつっかかる。しかし、英一郎くんの反対意見に一切耳を貸さないマッサン。耳を傾けたら最後、理想のウイスキーの夢への封印が解けて途端に心が壊れてしまいかねないのがわかるので英一郎くんを無視。

マッサンに反対意見を述べる役割に英一郎くんを配置したのも絶妙。これがもし俊ニイであれば、マッサンの心中を慮って発言を控える大人の余裕が俊ニイにはある。でも、英一郎くんは若さ故に遠慮がない。それがまたマッサンを追い詰める。

早くマッサンを独立させてあげてほしいと心の底から思った第87回でした。

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6 Responses to “マッサン 87話 妥協の産物を鴨居は却下”

  1. koji より:

    もしかすると大将は既にマッサンの独立を認めているのではないのかと。。。

    独立したマッサンと勝負をしたくてたまらなくなっているのではないのかと。。。

    もしかすると、その想いこそが今日のジャパニーズウイスキーの礎になっているのではないかと。。。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      マッサンが誰かの下で働く器ではないと一番よくわかっているのは他ならぬ鴨居の大将かも知れませんね。

  2. えり より:

    こひのぼりでも愚痴を言わず、春さんにも言い返さない。
    キャサリンさんも辛気臭いとは言えない雰囲気で、、、。

    エマちゃんの良きパパぶりも、労いの言葉をもらった時のマッサンの複雑な表情も痛々しすぎました。
    理想を封印してでもウィスキーを作りたかったのか、いつか理想のウィスキーを作るための辛抱なのか。
    英一郎くんがあんなに反対してくれたのが私には嬉しい。
    最初は工場長は苦手と言っていたのに今は頼もしい部下です。

    冒頭のりんごで余市からマッサンを呼ぶ声がした気がします。
    もう潮時、早くおいでと。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      今日のマッサンは気の毒過ぎて見ていて涙目になりました。鴨居の大将から散々言われても何も言い返さないマッサン。その横で反論しまくってくれる英一郎くんが実に頼もしかった。立派な青年になりましたね。

  3. えびすこ より:

    自分の方針をいったん棚上げして売れる(と見込めそうな)ウィスキーを作ったマッサンですが、英一郎は(方針転換に)おかしいと感づいていましたね。
    回りの人もマッサンの様子におかしいと感づいていますが、今週の後半ではマッサンにピンチが襲いそうなので気になります。でもあんなに何回も試飲をして舌がおかしくならないでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      僕の知り合いが某有名ラーメンチェーン店の商品開発をしていたことがあるのですが、スープの試飲のし過ぎで舌こそ大丈夫でしたが肝臓を患いました・・・

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