マッサン 89話 政春倒れる/出資者募る

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年1月16日(金)放送
第15週 第89話 「会うは別れの始め」

『マッサン』第15週 第89話 「会うは別れの始め」あらすじ

過労で倒れたことで、自分の歩むべき道を見失っていたことに気づいた政春は鴨居商店を辞め独立して自分の工場を持とうと決意。エリーは家主の野々村に北海道にウイスキー工場を建てたい旨を相談。野々村の紹介で、政春とエリーは実業家の渡芳利と面会しました。

北海道でのウイスキー工場建設への出資を求める政春は、渡に事業計画を説明。人員と土地の確保、物流面に問題はないものの、初出荷まで5年かかると聞かされ驚く渡と野々村。投資の回収まで5年もかかるようでは出資には応じられないと政春の頼みを一蹴します。

鴨居商店の太陽ワインのような製品がなければ事業は成り立たないと痛感する政春。その時、エリーはエマが食べるリンゴを見てひらめくのでした。早速、林檎汁で運転資金を稼ぐ計画書を携え、政春とエリーは再び渡と野々村を説得にかかります。

鴨居商店と競合しても勝算があることを説く政春の説得に応じ渡は出資を決断。しかし、政春も自分で10万円を調達することが条件。資金調達のあてもないまま、政春とエリーは鴨居商店を辞める旨を鴨居に告げに向かうのでした。

関連記事:渡芳利と野々村のモデルはこの人!

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『マッサン』第15週 第89話 「会うは別れの始め」
 事前発表あらすじのレビューと解説

ついにマッサンがダウン。限られた時間しかない無理に無理を重ねたハードなスケジュール。妥協に次ぐ妥協の中でのウイスキーづくり。心身ともに消耗しきってしまったのでしょう。エリーちゃんも見ていられなくなるみたいです。

そして久しぶりに登場する家主の野々村さん。そして野々村さんから紹介を受けたという渡さんという実業家が初登場。渡さんはオール阪神さんが演じます。

ところで、野々村さんが再登場するのは内助の功を果たそうとしたエリーちゃんが何らかの行動をとってのことなのか。それとも別の事情で野々村さんから連絡が来たのか。また、最初から出資を頼む目的で野々村さんにコンタクトをとったのなら、いつどのタイミングでマッサンまたはエリーちゃんは独立を考え始めたのか。

今のところ限られた情報しかないのでそのあたりの詳細は不明です。

・マッサン、またはエリーちゃんが独立を考え始めたタイミング
・野々村さんとの接点が再び出来たきっかけ
・渡さんは初めから出資を頼むつもりで紹介されたのか

このあたりの詳細は判明次第加筆致します。

『マッサン』第15週 第89話 「会うは別れの始め」
 朝ドラ観賞後の感想

渡さんと野々村さんが登場。野々村さんが渡さんのことを「自分を投資に引き込んだ」と紹介。このお二人、実業家という肩書きに加え、今で言うエンジェル投資家の側面も持っていたようです。何故、野々村さんがエリーちゃんの相談に応じたのかこれで納得。

出資を求めるマッサンの気迫あふれるプレゼンの場面は見ごたえ十分。スターバックスコーヒーのハワード・シュルツは、スタバの前身の会社を設立する際にあのビル・ゲイツの父親に出資を求めたそうですが、その時のプレゼンもきっとこんな感じだったのかも。そんなことを考えながらプレゼン場面を楽しませてもらいました。

ところで、今回の出資を求めるプレゼン場面のような商売上の議論をする場面がこれまで『マッサン』には何度か登場して来ました。住吉酒造の株主会議にはじまり、鴨居商店の社員同士の会議や鴨居の大将と取引先の打ち合わせなどなど。

しかし同じ商売上の議論でも、発言する人のポジションに応じて発言内容がしっかり描き分けられているところが面白い。住吉酒造の株主会議の株主たち、そして今回の渡さんは事業のリスクに注目。リスクをどう解決出来るのかが一番大切。

一方の鴨居商店の社員による会議では、リスクという厳しい現実を直視することなく、根拠もなしにこれは売れると言っってみたり売れないと言ってみたり。これまでのマッサンもまさに後者のタイプに属していました。

しかし、これからマッサンは経営を担いつつ自分でも出資するはず。一従業員から経営者になり、物の見方や発言内容も既往のそれとはずいぶん変わるのではないでしょうか。リスクにシビアになりつつも夢も諦めない経営者マッサンが葛藤する姿が楽しみです。

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4 Responses to “マッサン 89話 政春倒れる/出資者募る”

  1. えびすこ より:

    昭和初頭は現代と比べると物価に500倍の違いがありますね。
    関東大震災以降の金融恐慌などの影響で大正期より物価が上がってますね。これは今で言うスタグフレーションかも。
    あと戦後間もない頃はすさまじいインフレで通貨切り替え(銭・厘の廃止)がありました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      江戸時代の「両」になると換算することにも諦めがつきますが、同じ「円」という単位を使っているとついつい換算したくなります。でも、そう簡単に換算できないということを学びました。

  2. えびすこ より:

    今週はマッサン自身が気分の浮き沈みの大きな週でした。いつもとは違う行動をとっていて周囲も異変に感づいてましたね。サラリーマンはああいうことがよくあるんでしょうか?ようやく本心を明らかにして意を決して…となります。
    もしかすると終盤は鴨居さんはそんなに出ないのでは?昨日のあさイチで堤さんは「自分の出番(撮影)はもう終わっています」と言っていたので。
    そのかわり、森野さんらが来週から毎日出るのかな。余談ですがBSフジで朝ドラの後の時間に、風間さんが昔出ていた時代劇の「暴れ九庵」が今週まで放送されていました。「暴れ」での風間さん若いですね。
    堤さんが演じる鴨居大将のモデルの鳥井信治郎について5日のスタジオパークで、「最初ワンマン(経営者)と思っていたのですが、そうではない人のようでした」と言っていました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      マッサンの苦悩は、普通のサラリーマンと異なりマッサンが人の下で働く器でなかったことにあるような気がします。でも、その苦悩からはそろそろ解放されますね。別の苦悩がその後に待ち構えているようですが。

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