マッサン 91話 昭和7年、北海道余市へ

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年1月19日(月)放送
第16週 第91話 「人間到る処青山あり」

『マッサン』第16週 第91話 「人間到る処青山あり」あらすじ

昭和7年10月。キャサリンたちは「こひのぼり」で政春一家の送別会を開きました。エリーとの別れが悲しくてならないキャサリンがエリーの北海道行きを反対する中、集まった一同は『蛍の光』を歌って別れを惜しみました。

その夜には、住吉酒造の社長・田中大作が見送りに来てくれました。政春のウイスキーを一口飲んで「不味い」と言ったそれが政春への餞別の言葉だと語る大作。余市でウイスキーが出来たら真っ先に大作に送ると政春は約束しました。

その一週間後、政春一家は馬車に揺られて北海道余市に到着。マッサンに連れられ小高い丘の上にのぼったエリーは、眼下に広がる霧のたちこめる風景に故郷スコットランドの景色を重ね合わせていました。

政春一家の三人は森野熊虎の住むニシン御殿を訪問。しかし三人が訪れた時、熊虎は訪ねて来た男と大喧嘩しているところでした。暴力をふるう熊虎の粗野な姿を目の当たりにして、エリーは熊虎に対して強い警戒心を抱くのでした。

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『マッサン』第16週 第91話 「人間到る処青山あり」
 事前発表あらすじのレビューと解説

マッサンとエリーは北海道に移り住み、いよいよ本格的な「北海道編」のスタートです。物語の舞台が北海道余市に移るのと同時にマッサンも独立し自分の人生を歩み始めます。今週は余市にウイスキー工場を建設する準備の日々が描かれます。

前週の最後に鴨居商店を退社し今週が工場建設の準備、そして次週放送回ではすでに工場が完成し操業も開始。住吉酒造を退社してから鴨居商店でウイスキーづくりをはじめるまでずいぶん遠回りをし時間がかかったのと比較してスピーディーな展開です。

前々週、マッサンが初めて北海道へ出張に行った際、余市という運命の土地に誘ってくれたニシン漁師の網元・熊虎さんが再び登場。今週から重要な登場人物の一人として登場することになります。

ところでこれは僕個人の好みの問題なのですが、朝ドラで楽しみにしていることの一つは過去に負った心の傷やねじれた人間関係が、物語がすすむにつれ癒され解決されるサイドストーリー。この手のサイドストーリーが『マッサン』前半には少なかったのが残念でした。

鴨居の大将と英一郎くんの親子の確執が前半の終り頃にやっと登場したくらい。あとはキャサリンさんの悲しい過去がこれもやはり前半の終り頃にちらっと紹介された程度。『あまちゃん』や『ごちそうさん』の人間関係のこじれっぷりをいつも懐かしく思ってました。

でも『マッサン』も後半に入って早々、それらしいこじれっぷりが出て来そうです。それが熊虎さん。会津から数所帯で余市の地に入植したらしいのですが、仲間たちからは何故か嫌われ、家族との関係も問題を抱えているらしい。実に楽しみです。

『マッサン』第16週 第91話 「人間到る処青山あり」
 朝ドラ観賞後の感想

余市を一望できる丘の上から霧のたちこめる景色を眺めるエリーちゃんの表情が絶妙!

故郷を懐かしむような顔を見るのはこれが初めてかも知れません。故郷に想いを馳せたらホームシックで途端に自分が崩れてしまう。そう思って、エリーちゃんはこれまで故郷を心の中で直視しないようにしてきたのかも知れません。

でも、やっと故郷を懐かしむ心の余裕が出て来たのでしょう。故郷を懐かしいと思う感情に心をゆだねても、ホームシックに陥る心配がなくなってきたのかな。日本に来てから12年も経過しましたからね。

そんな懐かしい故郷を十数年ぶりに見たような顔を見せてくれたエリーちゃん演じるシャーロットさんの、こひのぼりの同窓会での大阪の愉快な面々に別れの挨拶をする時の芝居もびっくりしました。あれは演技でなく本当に嘆き悲しんでますね。

エリーちゃんの表情だけで、豊かな朝、週のはじまりです。

話し変わって住吉酒造の田中大作社長に久しぶりにお目にかかることが出来て感激です。マッサンに贈った餞別の言葉がレッドラベル・ウイスキーを「不味い!」。早苗お母ちゃんの遺した言葉と同じ言葉です。

早苗お母ちゃんの遺した言葉の真意はエリーちゃんが推測。推測だけに本当にそれが真意だったのかなというわずかな疑問が残っていましたが、同じ言葉を吐いた田中社長が言葉の真意をご本人が自ら説明。これで早苗お母ちゃんの「あんたのウスケは不味い」の真意もやっと納得できました。

「お前の夢はお前だけの夢でない」

田中社長の言葉が胸に沁みました。リアルでは親子のような間がらったと伝えられる田中社長とマッサン。国際結婚を反対するマッサンの家族を説得し、二人の結婚を認めたのも田中社長に当たる人。もっと出番が欲しかった。田中社長はこれが最後でしょうか。残念。

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10 Responses to “マッサン 91話 昭和7年、北海道余市へ”

  1. えびすこ より:

    結婚して12年たちました。2人とも40歳近い年齢になりましたね。
    大阪の人たちも今日で見納めでしょうか。
    キャサリンさんたちは終盤も出るのかな?
    今回のマッサンは後半が北海道が舞台。
    次回作・まれの主人公の父親役の大泉洋さんが北海道出身。
    北海道に縁がある作品が今年は続きますね。
    いずれは北海道出身の主人公の作品も見たいです。
    あまちゃんのように東北を取り上げた作品は見ていますが、北海道出身のヒロインの作品は見た記憶がないです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 北海道に縁がある作品が今年は続きますね

      次作『まれ』のヒロインも、前出演作では北海道に嫁いだももちゃん役でしたからね。

      北海道出身のヒロインで、北海道が舞台の作品。是非とも見てみたいです。ただ、撮影期間が限られるので難しいのかも知れませんね。

  2. koji より:

    送別会のシーンが良かったです。

    ごくごく節操のないことですが大阪編の女優陣の中で

    江口のりこさん。ちすんさん。

    僕にとって「ほの字」でした(*^o^*)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      自分も江口のりこさんは注目してました。お別れが残念です。住吉酒造やめてドウカに来ないかな。

  3. yuri より:

    前回のコメントが間違えました。ごめんなさい!訂正しました。

    いよいよ、今週から後編(余市編)に突入します!

    どんなのストーリーを見たいですね!

  4. yuri より:

    いよいよ、今週から後編(余市編)を突入します!

    どんなのストーリーを見たいですね!

  5. yuri より:

    先週まで大阪編(前編)を無事に終わりましたよね(>___<)

    親子騒動のシーンは前編の野々村親子と鴨居親子の続き、後編の森野家とエリーとエマの母子対立?のシーンはどうなるか楽しみですね^m^

    後編はどうなるかな???

    マッサンとエリーは大阪の人々と別れるのが辛くなります!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      後編はマッサンもエリーちゃんも、もう若くないので人生の辛酸に直面することになるかと。母子対立など見ていて辛い場面が続くかも知れないですね。

  6. ゆう より:

    市松の不安、一抹ですね

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ミスタイプのご指摘ありがとうございました。
      早速、訂正させて頂きました。
      今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

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