マッサン 97話 昭和8年、余市工場稼働

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年1月26日(月)放送
第17週 第97話 「負うた子に教えられる」

『マッサン』第17週 第97話 「負うた子に教えられる」あらすじ

昭和8年秋。余市の工場が操業をはじめて一ヶ月が経過。その頃の政春の日課は誰よりも早く工場に出勤し、午前8時の始業の鐘を鳴らすこと。その頃、小学三年生になったエマは自分と母親の髪の毛の色が異なることが気になり始めていました。

エマが自分と母親との違いが気になりはじめた中、エマの通う学校で父兄参観が行われることになり、課題の作文「わたしのかぞく」にため息をつくエマ。一方、リンゴジュースの製造が始まったものの売上は伸びず、在庫が倉庫に積み上がり続けていました。

従業員たちが、このままではいつまで経ってもウイスキーなどつくれないと噂話を囁く中、大阪の野々村から電話がきます。リンゴジュースが売れないことに不安を感じる渡と野々村が、政春に大阪に来て事業の進捗を報告するよう呼び出したのです。

そんな中、エマが学校に持って行くのを忘れた弁当を教室まで届けるエリー。子供たちの好奇の眼が外国人のエリーに注がれます。エリーが教室を去るや、同級生の男子がエマの母親が外国人であることをからかいはじめるのでした。

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『マッサン』第17週 第97話 「負うた子に教えられる」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前週、マッサンとエリーちゃん、エマちゃんが余市にやって来たのが昭和7年。前週の最後には昭和8年、余市に工場と家が完成したところで終了。そして今週は工場がすでに稼働している昭和8年秋から物語がスタート。

エマちゃんは小学生になっています。小学生のエマちゃんを演じる子役は住田萌乃ちゃん。日本テレビのドラマ『Woman』で満島ひかりが演じたヒロイン・青柳小春の幼少期役を演じた子役なのだそうです。

今週はこのエマちゃんの苦悩にスポットが当たります。第17週がはじまる時点で、自分と両親との間に血のつながりがないことはまだ知らないエマちゃんですが、母親は明らかに自分とは似ても似つかぬ女性です。そのことを学校でからかわれて悩み始めます。

リアルのマッサンとリタさんの養女・リマさんも成長するに従いこのことには相当悩んだようですが、エマちゃんもこれから外国人の母を持つ苦悩が、英米を敵国と見なす時代を背景にしながら描かれることになるかと思います。

また、エマちゃんは思春期以降教育熱心なエリーちゃんに反発することになるらしいのですが、娘に反発されるほどの教育ママぶりがいつ頃から描かれるのかは不明。教育ママ・エリーを早く見たい気持ち半分、見るのが怖い気持ち半分。今の正直な気持ちです。

『マッサン』第17週 第97話 「負うた子に教えられる」
 朝ドラ観賞後の感想

リンゴジュースの製造は順調。しかし順調なのは製造だけ。順調な製造のその裏で売れずに積み上がる在庫の山。一方で母親と自分の髪の色が異なることが気になり始めたエマちゃん。そして、そのことで学校の悪ガキたちの嫌がらせが勃発の気配。

森の熊さんの夢と一緒に受け継いだ土地家屋ではじまった、ウイスキーの里の夢は早々に困難に直面。そしてこの先、少なくとも一ヶ月間は息をつく暇もないほどに、次から次へとマッサン一家を様々な試練が待ち受けています。

今週の二つの大きな課題は、この先に起こってくる諸問題と比べたらまだまだ可愛いほうですが、それでも今後のより大きな問題の根っこになっているところもあるので、この一週間の物語を丁寧に追ってゆこうと思います。

さて、、今週は血のつながりの有無が幼いエマちゃんの心を揺さぶりますが、この時代は養子縁組が現代よりも当たり前に行われていたとの由。この問題は現代人が案ずるよりも容易に乗り越えることが出来るのかも知れません。

それよりは、父親は当時滅多にいなかった洋行帰り。母親は外国人で異人種。そんな両親に育てられたという環境のほうが当時の人々にとっては乗り越えるのが困難だったのかも知れません。そしてそのことが、この先成長したエマちゃんの悩みになってゆきます。

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8 Responses to “マッサン 97話 昭和8年、余市工場稼働”

  1. koji より:

    今回は、ごちそうさんの子役の活ちゃんが出てましたね。

    それに先生役の女優さんもごちそうさんに出てましたね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      活っちゃん、ずいぶん少年っぽい顔立ちになってきましたね。『ごちそうさん』の時はまだ赤ちゃんみたいな顔でした。

  2. えびすこ より:

    追伸
    花子とアンとマッサンでは週に1回は折に触れて「何年何月」のテロップを出しますが、花燃ゆでは今の所このテロップをあまり出しません。
    マッサンで週に1回は「何年何月」のテロップを出すのはいいことだと思います。
    2010年以降の大河ドラマでは作品によっては、「何年何月」のテロップをあまり出さない作品もあります。
    特に幕末作品に言えますが人物・内容によっては、「何年何月」と出さないと人物構図や出来事の前後関係がわかりにくいです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      時代が変遷する物語の場合、年月のテロップは是非とも欲しいものですね。それがないと登場人物たちの年齢がつかめず話しが見えにくくなってしまいます。

  3. えびすこ より:

    エマちゃんは97話の時点では自分が養女であると気づいていないようですね。北海道の人で実在の人物がモデルになっている人はわかる限りで何人いますか?
    今あさイチに浜田マリさんが出ていますが、キャサリンさんは終盤は出ますかね。もし戦後まで健在なら恐らく60歳を過ぎる年齢になりますね。
    ところでさっきの地震には気づきました?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      北海道の登場人物で実在の人物をモデルにしたと思われるキャラクターはいなさそうです。実在の人物の一部を参考にしている程度だと思い当たるフシがある。その程度です。

  4. ※※紀之 より:

    第97話で、昭和8年余市工場稼働となっていますが、政孝は昭和9年3月1日壽屋を退社し、7月・余市に大日本果汁株式会社を設立し、10月
    にリンゴジュースの製造を開始した(川又一英著 ヒゲのウイスキー誕生す)と書かれています。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      この週あたりから史実と劇中の時代にズレが生じ始めるようです。この週の翌週にはりんご汁の売上も伸び経営が軌道に乗り始めるのですが、その時が昭和9年春という設定です。

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