マッサン 森野熊虎(演:風間杜夫)のモデルは?

朝ドラ『マッサン』北海道編・第14週から登場する、北海道余市のニシン漁の網元・森野熊虎(演:風間杜夫)という人物のモデルが誰にあたるのか、余市のニシン漁の歴史とともに調べてみました。

旧余市福原漁場(きゅう よいち ふくはら ぎょば)

余市町には現在「旧余市福原漁場」というニシン漁に使われていた建物が史跡として保存されているのですが、この「旧余市福原漁場」はニッカウヰスキー余市工場から直線距離にして約2㎞の位置にあり、ここが鍵を握っていそうです。

幕末、北海道では入植して来た人たちによりニシン漁が盛んになり、いくつもの町がニシンの千石場所(※)として栄えたそうですが、余市もその中の一つ。余市では、史跡の名称にその名が残る福原家が「大宅(おおやけ、漁場経営者)」として事業を営んでいました。

大宅としての福原家の初代は福原才七ですが、才七の祖父の与太郎が上ノ国から余市に出稼ぎに来たのが余市との縁のはじまり。安政年間には才七も父に連れられ余市に出稼ぎに行ったそうで、その後、明治に入って余市に移住。明治17年に才七は家督を継ぎました。

しかし、不漁により福原家は明治36年に漁場の経営権を手放したそうです。漁場の経営権は大村由太郎、小黒浜蔵という人物を経て大正元年に川内家が所有。川内家は漁場の経営を続けるものの昭和に入ってからの凶漁続きにより昭和22年に漁場の経営から撤退しました。

(※)千石場所:漁で栄えた土地の呼び名。乾物のニシンを計る単位として用いられた「石」から来ているそうです。ちなみに乾物のニシン約150㎏が1石です。

マッサン 森野熊虎(演:風間杜夫)のモデルは?

さて、朝ドラ『マッサン』でマッサンが森野熊虎と出会うのが何年のことか、この記事を記している時点ではまだ定かではありません。しかし、初のウイスキーが不発に終ったのが昭和4年秋。その後、マッサンが営業にとばされてからのこと。

北海道編の予告映像など見る限り少なくとも冬ではなさそうなので、マッサンが森野熊虎と出会ったのは昭和5年頃のことかと思います。そして、昭和5年であれば、余市の漁場を経営していたのは川内家です。

川内家の関係者が森野熊虎のモデルとも考えられますが、森野熊虎は家族との不和や多額の借金などネガティブな面も劇中で描かれるようなので、モデルとなった特定の人物はいないことも考えられます。

ところで余市のニシン漁は昭和に入ってから凶漁が続いていたそうですが、劇中でも当時のそんな状況が織り込まれるようです。マッサンが森野熊虎と出会った時、マッサンはニシン御殿と呼ばれる森野家の立派さに驚かされるとか。しかし、次に会った時の森野熊虎は凶漁で借金まみれ。

鴨居商店が飛ぶ鳥を落とす勢いを勢いだった頃のように、繁栄を極めた頃の余市のニシン漁が描かれるものとばかり思っていましたが、栄えた時代は過ぎ去り斜陽を迎えた頃が描かれるようです。

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