梅ちゃん先生 93話 早野と娘・小夜子の過去

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年7月19日(水)放送
再放送:2015年1月21日(水)放送
第16週 第93話「ふたつの道」

『梅ちゃん先生』第16週 第93話「ふたつの道」あらすじ

信郎の彼女・咲江との会話で、子供はいないと聞かされていた早野には小夜子という名の娘がいたことを知った梅子。そして梅子が早野から見せてもらった写真は、早野が旅先で元気にしている姿を娘の小夜子に知らせるためのものだったのです。

早野のもとに往診に行った際、梅子は早野の写真に込められた早野の娘への思いに言及。怒った早野は梅子を追い返してしまいます。八重子からも、忘れたい過去を暴くのは心に麻酔もせずにメスを入れるようなものと咎められる梅子。

一方、坂田医院の看護婦・静子がある日、竹夫のもとにやって来て金を貸してくれと言い出しました。理由を聞いても決して口を開こうとはしない静子。押し問答の末、竹夫は静子に金を貸すことにしました。

早野のことを深く後悔する梅子は謝罪しに早野家を再訪。応対に出た妻の妙子は、娘の小夜子のことを語り始めます。小夜子には前田という名の交際相手がいたこと。ある日前田は早野の仕事を愚弄し早野と前田は決裂。小夜子は前田について出奔していたのです。

『梅ちゃん先生』第16週 第93話「ふたつの道」感想

看護婦・相沢さんの言葉が重かった!

「人が忘れたいと思っている過去をほじくり返すのは、心に麻酔なしでメスを入れるようなもの」

人の心の痛みをこれほどまでに的確に現した言葉はこれまで聞いたことありません。あまりに見事な言葉の選び方、これは脚本家の先生のオリジナルなのか、取材で得た誰かの言葉なのか。とにかくものすごい言葉でした。

麻酔なしで心にメスを入れられてしまった早野さんの置かれた状況も辛過ぎます。船乗りという職業に誇りを持ちながらも、それ以上に愛する娘が気がかりでならなかった早野さん。その娘に元気だと伝えるために撮った数々の写真。

しかも船乗りを引退した後の夢見た娘との静かな暮らし。その夢が破られた。しかも、その夢を破られた上に人生を賭けてきた職業まで愚弄された。そんな様々な想いが積み重なった辛い過去に麻酔なしでメスが入ったら、それは大変な激痛だったかと。

相沢さんの言葉、早野さんの状況。脚本家の先生の名人芸の極みですね。『梅ちゃん先生』では脚本家の先生の名人芸にこれまで何度もうならされてきましたが、とにかく本件は打ちのめされました。

この先、もっとすごい名人芸が出て来るんでしょうか。ゆるく静かに進む物語ですが、実はとっても深い人生の知恵が詰まってるんですね、『梅ちゃん先生』は。

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