マッサン「レッドラベル」のモデルとなったウイスキーは?

朝ドラ『マッサン』劇中で、1929年に国産初のウイスキーとして発売するも失敗に終った「鴨居ウイスキー」。挽回をはかるべく鴨居商店は1930年に「レッドラベル」を発売。この製品のモデルについてまとめました。

マッサン「レッドラベル」のモデルとなったウイスキーは?

史実では、寿屋は1929年(昭和4年)に国産初のウイスキー「白札」を発売。しかし、スモーキーフレーバーが当時の日本人には馴染めず失敗に終りました。

この失敗を挽回すべく、ブレンドを改良し「白札」発売の翌年、1930年(昭和5年)に新製品の「赤札」を発売。しかし改良は不十分だったようで、この製品も失敗。

この二度目の失敗となった「赤札」が『マッサン』88話の劇中に登場する「レッドラベル」のモデルとなったウイスキーです。

立て続けの失敗にも関わらず、鳥井信治郎は長男の鳥井吉太郎の教育を竹鶴氏に委ねつつ試行錯誤を重ね、1937年(昭和12年)、12年ものの原酒をつかった「サントリーウイスキー12年」でついにウイスキー事業に成功しています。

参考までに「白札」から「サントリーウイスキー12年」に至るまでの経緯を年表にまとめてみます。

1929年(昭和4年):「白札」
1930年(昭和5年):「赤札」
1932年(昭和7年):「サントリー十年ウヰスキー 角瓶」
1935年(昭和10年):「サントリー特角」
1937年(昭和12年):「サントリーウイスキー12年」

ちなみに竹鶴氏が寿屋を去ったのは1934年(昭和9年)。また「白札」「赤札」はその後改良され、現在の「サントリーホワイト」「サントリーレッド」として復活しています。

それにしても8年間もの長きに渡って決して諦めず、失敗作も改良に改良を重ねてリベンジを果たすその執念の凄まじいこと。劇中ではこのあたりの話しは登場しないと思いますがスピンオフという形で見せてもらいたいものです。

マッサン「レッドラベル」の劇中での描かれ方に思うこと

「レッドラベル」は1月15日(木)放送の第88話に登場。史実では、「レッドラベル」のモデルとなった「赤札」失敗後も、竹鶴氏は4年ほど寿屋で鳥井信治郎の長男・吉太郎に仕事を教えつつブレンディングの試行錯誤に取組み続けていたようです。

一方、『マッサン』劇中では「赤札」発売直後にマッサンが過労でダウン。過労で倒れた自分を見つめ直したことが契機となって鴨居商店を辞め独立することを決意。「レッドラベル」が劇中に登場する翌々日の回で、ついにマッサンは鴨居に辞表を提出します。

「レッドラベル」の成否や、その後の寿屋の試行錯誤の努力が劇中に登場するかは、今のところ不明ですが、このまま終らせてしまうのは惜しい気もします。せめて『マッサン』劇中で風の便りに「鴨居12年」の成功がマッサンの耳に入る場面が欲しいところです。

欲を言えば「赤札」失敗の後も続くはずのブレンディングの試行錯誤や鴨居の長男・英一郎の教育の場面をドラマチックな演出で描いてほしかった。前半の無職時代を一週間分カットしてでも見せて欲しかった。この場面が見れないのは返す返すも残念です。

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