梅ちゃん先生 102話 信郎が困難な仕事を完成

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年7月29日(土)放送
再放送:2015年1月31日(土)放送
第17週 第102話「ここにいること」

『梅ちゃん先生』第17週 第102話「ここにいること」あらすじ

梅子に持って行かれた旋盤の部品を取り返そうと夜中に下村医院に侵入する信郎。その現場を陽造に見つかり居眠りしていた梅子も目を覚ましてしまいます。これ以上、身近な人を失いたくないから仕事をさせるわけにはゆかないと、部品を返すのを拒む梅子。

しかし、信郎も食い下がります。この仕事をやり遂げたいのは儲けたいからではない。自分にしか出来ないことをやり遂げたい。他で断られて駆け込んで来た依頼主を助けたいのだと信郎の仕事に賭ける思いを聞かされた心を動かされる梅子。

梅子は部品を信郎に返しました。そしていつ倒れてもすぐに診れるようにと信郎につきっきりになり、信郎の働く姿を見守る梅子。夜を徹した仕事を経て翌朝、信郎はついに困難な仕事をやり遂げることが出来ました。

幸吉と和子が熱海旅行から帰って来ました。信郎がやり遂げた困難な仕事の出来映えを見て心底驚く幸吉。一方、下村家で用心棒をしていた陽造は、窃盗犯が逮捕された後もこの家にいてくれと芳子らに引き留められるのでした。

『梅ちゃん先生』第17週 第102話「ここにいること」感想

誰でも出来る仕事でなく、誰にも出来ない仕事をやりたいとは以前から信郎くんが言い続けていたこと。それが出来ないのは安岡製作所の不十分な設備のせい、新しい工作機械を入れない幸吉親父のせいだと考えていた信郎くん。

しかし、誰にも出来ない仕事をやりたくても出来ないのは、工作機械のせいではなくそれを理由にして誰にも出来ない仕事に挑戦しなかった自分のせい。子供の頃から言い訳を見つけては困難から逃げていた自分のせい。

子供の頃に分解してそのままだった梅ちゃんのおもちゃの記憶がきっかけで、信郎くんは自分の最大の弱点を子供の頃から引きずり続けていたことを発見。そしておもちゃの記憶がきっかけで距離を縮める梅ちゃんと信郎くん。

そしてそのおもちゃは、壊れたままの状態で信郎くんがしまい込んでいた。これまでの困難からいつも逃げていた人生を取り返すかのように、そのおもちゃをおもむろに直しはじめる信郎くんの顔が実にいい。

一方、そのおもちゃを直さなくていいと梅ちゃん。子供の頃、もしそのおもちゃを壊されていなければ、そのおもちゃの記憶とともに信郎くんとの関係の原点を思い出すことはなかったかも知れない。信郎くんが自分の弱点に気付くことがなかったかもしれない。

リトル梅ちゃんにとってみれば、おもちゃを壊されたのは悲しいことだったけれど、今の梅ちゃんにはおもちゃを壊されたことはとても大切な思い出。壊れたままのおもちゃは、大人の梅ちゃんの何かのシンボルかも知れません。

そのおもちゃを壊れたまま直さなくていいと言う梅ちゃんですが、20年ぶりに組み立て直されたおもちゃもまた、これから始まる新しい人生のシンボルになるかも知れませんね。

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