マッサン 109話 昭和15年、経営者の迷い

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年2月9日(月)放送
第19週 第109話 「万事休す」

『マッサン』第19週 第109話 「万事休す」あらすじ

昭和15年(1940年)秋。政春とエリーが北海道に移り住んでから8年の歳月が経過。エマも女学生に成長していました。政春が余市に建てた工場で初めて仕込んだ原酒も樽に詰め手から6年が経過。樽の中で寝かされた原酒は順調に熟成を重ねていました。

政春はその原酒をつかって悲願のブレンドに着手。政春が帰国してから20年、ついに自分が納得できる風味を持ったウイスキーを完成させることが出来ました。完成した日の夜、熊虎たちは口々に政春のウイスキーを讃えます。

しかし、鴨居商店の丸瓶よりもスモーキーフレーバーが強いそのウイスキーがはたして売れるか政春は迷いはじめます。自分が美味いとは思っても誰にも受け入れられなかった過去を思い出し、社員を路頭に迷わせることになりはしないかと案ずる政春。

そんな父のためにと、エマは政春のウイスキーを美味しいと言ってくれる人を探すべく三郎の理髪店で試飲会を開きました。しかし美味いかどうか判断がつきかねる三郎や進。すると理髪店の客が自分にもウイスキーを飲ませて欲しいと声をかけてくるのでした。

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『マッサン』第19週 第109話 「万事休す」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前週が昭和9年。それから6年経過したところから今週の物語はスタートです。エマは成長し女優がバトンタッチ。『あまちゃん』の小野寺ちゃんこと優希美青さんが今週から思春期の悩めるエマを演じます。

恐らくこの週からマッサンも口髭をたくわえ、貫禄のある姿で登場するかと思います。エリーも可愛いという形容詞より美しいという形容詞がふさわしい年頃。そんな歳月の流れの中で原酒は6年間寝かされ、熟成がすすんでいました。

鴨居商店時代、最低でも5年間は樽の中で寝かさせて熟成した原酒でブレンドするのが悲願だったマッサン。今度こそはピートを存分に炊いて乾燥させた麦で仕込んだ原酒が、しかも6年間もの長きにわたって原酒にとって最高の自然環境の中で熟成。

しかし、今のマッサンはかつての鴨居の大将と同じ立場です。鴨居の大将の言葉を借りれば家族と社員を幸せにする責任を負っています。しかも、鴨居商店時代のウイスキー失敗のトラウマもあるのでしょう。

技術者としては満足ゆくブレンドが出来たものの経営者としての迷いに苦悩するマッサンの姿が描かれるようです。円熟した男の迷いと苦悩。見ごたえがありそうです。

『マッサン』第19週 第109話 「万事休す」
 朝ドラ観賞後の感想

前回から6年が経過。エマちゃんも成長しましたが、他の皆さんもすっかり年を取り円熟味を増しました。とりわけマッサンが余市の大将としての貫禄が出て来て観ていて頼もしい。エリーちゃんも「可愛い」という形容詞はもう使えません。髪の毛に白いものが増えた森の熊さん、孫は出来たんでしょうか。

住吉酒造の株主会議の時からこれまでずっと、マッサンが美味いと確信を持ってすすめたスモーキーフレーバーはことごとく周囲の人たちからは拒絶。帰国してからの20年間、そんな経験を重ねてきたらトラウマにならないほうがおかしい。しかも、これまでのマッサンとは立場も異なる。

鴨居商店の時はウイスキーのブレンドを完成させてもそれを製品化するかどうかの決断をするのは鴨居の大将。製品化した後の責任を取るのも鴨居の大将。ブレンドを完成した後についてはマッサンの及ばないところ。

それが今回はじめてマッサンの双肩にかかってきます。こんなプレッシャーで潰されそうになった時、エリーちゃんは自分を信じてとマッサンを励まして来ました。今回も同じような言葉で励ますものの、最早観念論の励ましなどマッサンには通じない。責任の重さを痛感しマッサンと一緒にため息をつくエリーちゃんの姿を初めて見ました。

さて、そんなマッサンとエリーちゃんが心配するウイスキーの評判を暗示するかのような進さんと三郎さん。鴨居商店の丸瓶は「美味い!」と感激していたこのお二人、マッサンのウイスキーの感想については終始言葉を濁していたのが気になります。

追記:エマちゃんの英語の発音、幼少期のほうが上手だったかも・・・

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2 Responses to “マッサン 109話 昭和15年、経営者の迷い”

  1. つまぴょん より:

    エマちゃん役、英語の発音が下手過ぎです。
    彼女には今後英語での台詞をなしにしてほしいです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      発音のトレーニングをしてあげなかったんでしょうかね。
      ここまで大胆なジャパニーズ・イングリッシュは久しぶりである意味新鮮でした。
      でも、出来るなら今後は日本語で通してもらいたいものです。

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