マッサン 114話 大作来訪/追い風が吹く

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年2月14日(土)放送
第19週 第114話 「万事休す」

『マッサン』第19週 第114話 「万事休す」あらすじ

ドウカウイスキーの苦境を知り、住吉酒造の社長、大作が政春を励ますためにやって来ました。日本のウイスキーの未来を拓く夢、一方で人員整理の決断を迫られていることを相談する政春に、大作は答えは一つしかないと激励。

大作に励まされ自分の進むべき道を見つめ直した政春は、会社を倒産の危機から守るため、社員の半数を解雇する苦渋の決断を下します。社員全員をニシン御殿に集め、政春は心を鬼にして解雇する社員の名前を読み上げてゆきます。

会社を再建し解雇した者を再び呼び戻そうと心に誓い俊夫や一馬と再出発する政春。そんな中、海軍の将校がドウカにやって来ました。工場にあるすべてのウイスキーを買い上げ、その日よりドウカを海軍の指定工場にする旨、士官は政春に告げると去って行きました。

今後もウイスキーを量産し続けることが必要な事態となり、社員解雇を回避出来たことに安堵する政春とエリー。しかし、昭和16年(1941年)12月8日、日本とエリーの祖国を含む連合国陣営との開戦が告げられるのでした。

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『マッサン』第19週 第114話 「万事休す」
 事前発表あらすじのレビューと解説

二進も三進もゆかなくなった政春のもとに思いもよらない二人の訪問者。一人目は住吉酒造の田中社長です。マッサンが大ピンチの苦しい時、本当にいいところに来てくれました。田中社長がそこにいるだけで安心できます。

ちなみにリアルでは、リアルマッサンは田中社長のモデルになった人物を、生涯ずっと恩人として感謝。原酒が出来たら提供するとの申し出もされていたようですが、それはついに実現しなかったとの由。

そして思いもよらない訪問者の二人目は軍人さん。海軍士官が工場にあるウイスキーをすべて買い取りたいと渡りに船の話しですが、リアルでも海軍の指定工場となり、物資不足の時代でも原料の麦の供給は途切れることなく原酒の仕込みが継続出来たようです。

さて、軍人さんが登場したことで物語は過酷な時代に突入です。時代背景の善悪の議論は別に譲るとして、困難と災難続きだった劇中のマッサンにとってはこれが初めての追い風かも知れませんね。ただしこの風がいつまで追い風でいてくれるのかは不明です。

『マッサン』第19週 第114話 「万事休す」
 朝ドラ観賞後の感想

ウイスキー以外の製品にして売るはずだった原酒は、そのまま売れることになりました。しかも今ある在庫は完売で、先々の予約注文まで入る。出資者の渡さん、野々村さんの反応を見てみたかった。

会社をたためといった言葉を渡さんは一体どんな顔をして撤回したのか。社員削減や他製品による在庫処分の撤回につては、野々村さん、表情を一つ変えずに淡々とマッサンに指示しそうですが。

渡さんは戦争特需での利益の最大化まっしぐら。一方の野々村さんは、したたかな方なので戦争の勝ち負け問わず、終戦後に海軍の指定が解除された後のことまで計算した上で、慎重に立ち回るかも知れません。

海軍から増産命令が出ても渡さんならもっと作って売りまくれ!野々村さんは突然の指定解除後の余剰在庫を心配。そんな出資者のお二人を見たいような気もしますが、ここまでやると物語が本題から外れてしまうので、想像して楽しんでようと思います。

余談ですが、海軍の指定工場にすると口頭で言われただけで、社長に確認もせず出資者の承諾も得ず、解雇撤回を知らせて走って行ったせっかちな三人にびっくりました。しかし、細かいことは眼をつぶりましょう。

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8 Responses to “マッサン 114話 大作来訪/追い風が吹く”

  1. koji より:

    またまた太平洋戦争開戦時のラジオ放送。。。

    ホンマかなんなぁ。。。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      このラジオ放送、三作連続ですね。
      しかし次作は現代劇なのでなし。
      次々作は時代が古過ぎてなしのようです。

  2. ※※多彦 より:

    西川きよしさん演じる大作社長は、きょうが最後の登場になるようです。
    (本日放送のNHKラジオ第一「かんさい土曜ほっとタイム」にて、娘の西川かの子さんが明言)

    非常に重要な存在だっただけに、戦後の平和な時代になってついにマッサンの夢が叶ったときに、(「花子とアン」の最終回で、主要人物が次々と『赤毛のアン』を銘々に開いて見入っていたシーンのように)ドウカのウイスキーをしみじみと嗜むワンシーンがあればいいと思ったのですが、それは難しいでしょうか?

    けさは新撮と思しき鴨居の大将のワンシーンにもお目に掛かれただけに余計、最後の最後にそうやって主要人物全員の感想を巡るようなシーンが欲しくなります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ドウカのウイスキーをしみじみと嗜むワンシーン

      素敵ですね!主要登場人物にマッサンの夢の結実「スーパーエリー」を飲ませ、それぞれにエリーを回想させたらきっと盛り上がることでしょう。英一郎くんの墓前にも供えてほしいものです。

  3. えびすこ より:

    将来を見据えての事業を起こし、自分が死んだ後に(本当の意味において)世間に評価されてほしいとのマッサンの意思。
    これこそマッサンの信念だと思いました。
    考えるとマッサン自身とこの朝ドラ「マッサン」そのものが、ウィスキーの様な物・存在ではないかと思います。
    20周目はこの番組最大のハイライトになりそうです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      存命中にはその果実を得られなかった世界一のウイスキーの評価。しかし、その評価を獲得したのは間違いなくマッサンの努力。自分の死後の夢を語るマッサンと、ここ数年のジャパニーズウイスキーへの世界的な評価が重なり、大作社長との会話は実に感慨深い場面でしたね。

  4. 龍騎 より:

    いつも楽しく見てます、マツサンとエリー頑張つてますねえ~、日果ウイスキー誕生にこんな歴史があるとは思いませんでした。鴨居商店の息子の急逝、観ながら自分も泣いてました。余り酒好きではありませんが此を機会に日果ウイスキーをマツサンとエリーを思い出しながら飲んでみたいと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      身近にある製品に、実はこんな深い物語があるという事実を知る機会はなかなかないですからね。結末まであとわずかですが、まだまだ一波乱、二波乱ありそうです。

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