マッサン 118話 エリーの帰国を促される

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年2月19日(木)放送
第20週 第118話 「夏は日向を行け、冬は日陰を行け」

『マッサン』第20週 第118話 「夏は日向を行け、冬は日陰を行け」あらすじ

政春とは離婚せず帰国もしないと決めていたエリーでしたが、スコットランドの家族から帰国を懇願する手紙を受け取り動揺を隠しきれません。一方、エマは秀子との仲を深めていました。そんなエマと秀子の様子を見て戸惑う美紀。

その頃から、特高(特別高等警察)がドウカウイスキーの工場の周辺に偵察に来るようになっていました。政春も自分たちが特高に監視されていることに気づき始めた頃、美紀は仕事中に特高に呼び止められていました。

不穏な空気を察知したハナはエリーの身を案じて、エリーを帰国させるべきか迷う政春に告げました。政春とエリーに感謝しているからこそ二人が心配だ。政春が冷静に大局を見てエリーの帰国を判断してあげてほしいと。

そしてついにエマも政春に迫り始めます。時間切れになる前にエリーを帰国させてあげてほしいと。キャサリン、俊夫、ハナ、そしてエマのエリーを案ずる言葉を聞き、政春は離婚届を準備し苦渋の決断を下そうとするのでした。

<<前回117話 | 次回119話>>

『マッサン』第20週 第118話 「夏は日向を行け、冬は日陰を行け」
 事前発表あらすじのレビューと解説

今週、エリーへの投石事件からはじまった忍び寄る黒い影。キャサリンさんによる、エリー帰国提案に続き、今回ついに特高(特別高等警察)が出没しはじめます。黒い影はいよいよ影でなく形になってあらわれてきました。

リアルでもこの時期、リタさんは特高に監視されていたようです。すでに日本に帰化していたにも関わらず、外見が敵国人ということで監視の対象になり、自宅に設置してあったラジオのアンテナが祖国との交信用だと嫌疑をかけられたりもしたそうです。

さて、劇中ではキャサリンさんの提案を受けて俊ニイに引き続き、熊さんの娘・ハナちゃんまでもがエリーを帰国させるべきだとマッサンに忠告。エマも、母の安全のために最善の方法な何なのかと苦悩する日々。

マッサンは周囲の人たちから決断を下すことを求められ、追い詰められてゆくようです。エリーを帰国させないという結論は見えているものの、どのようなプロセスを経てその結論に導かれるのか、気になるところです。

『マッサン』第20週 第118話 「夏は日向を行け、冬は日陰を行け」
 朝ドラ観賞後の感想

前回は俊ニイからエリーちゃん帰国を促され、今回はハナちゃんとエマちゃんからも強くプッシュされる。森の熊さんは「マッサンとエリーが決めること」というスタンスみたいですが、帰国させたほうがいいという本心がハナちゃんの言葉に見え隠れしていました。

そしてついに離婚届をあとは捺印するだけというところまで準備したマッサン。髪がいつになく乱れ憔悴し切った顔をしていましたが、夜通し懊悩した末に書き上げた離婚届だったんでしょうか。

想像していたより控えめな演出でしたが不安をあおるアイテムが今回は多数登場。エリーちゃんが読んでいる家族からの手紙を怪しむ美紀さん。その手紙を慌ててしますエリーちゃんの行動をさらに怪しむ美紀さん。

エリーちゃんに頼まれ、屋根にのぼってラジオのアンテナ修理をする一馬くん。その様子を訝しむ美紀さん。美紀さんが目撃したエリーちゃんの行動を積み重ねた挙げ句、美紀さんが特高のおじさんに呼び止められる・・・そんな不穏な空気が濃厚になる中、日英交換船出港の日は近づき迫られる決断。

登場人物の皆が、苦しい表情をする中でデコちゃんの屈託のない明るい笑顔が唯一の救いです。まわりの表情が暗いだけに笑顔がなおさら引き立ちます。デコちゃんが登場する場面を見ている時、Youtubeのネコ動画を見た時みたいに癒されるのは僕だけでしょうか。

<<前回117話 | 次回119話>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。

icon_mareicon_mareicon_mareicon_mareicon_massanicon_hanakoicon_umechicon_umechicon_umechicon_itokoicon_umechicom

関連記事

5 Responses to “マッサン 118話 エリーの帰国を促される”

  1. きんどうにちよう より:

    民放ドラマや映画だけでなく、30年ほど前の大河ドラマがアメリカの日系人が主人公で、松本幸四郎丈が演じておられました。収容所内の生活も描かれていました。
    主人公は日本とアメリカの狭間で苦しむ人物でしたが、同じ日系2世の友人で「自分はあくまでもアメリカ人」と割り切り日本を切り捨てる役で沢田研二さんも出てました。
    大部分の大河ドラマと異なり、主な登場人物は全て架空だったので役名は一切忘却の彼方に(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『二つの祖国』ですね!山崎豊子さんの小説が大好きなので原作はよく知ってましたが、大河ドラマは見たことがありません。TSUTAYAにないかな・・・

  2. えびすこ より:

    エリーにとって苦難の日々になっています。生前のリタさんが生きた心地のしない日々を経験したのは、今日の50代以下の視聴者の想像を絶すると思います。
    番組内では日本に来た当初に日本国籍を取ったよう(キャサリンさん発言より)ですね。「戦争により離婚を選択する」発想は戦国時代にはよく見られたのですが、戦国時代の場合は同盟破たんによる戦さで離縁になってしまうと、戦いが終わったらよりを戻すという事はほとんどなかったようです。
    国際結婚のマッサン夫妻同様にアメリカの日系人の人もつらい立場にあったようです。以前民放ドラマにもなりましたが、日系人収容所への強制移管を余儀なくされた人もいます。

    17日は総合朝の放送中に地震が起きて中断してしまったのには驚きました。マッサンの「放送仕切り直し」は台風接近で放送できなかった10月に続いて2回目になりますね。
    ところでエマちゃんのノートに「エマ」の部分に線引きして、「閻魔」と名前を書き直したのに気づきました?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      今回登場した離婚届に、婚姻により日本国籍取得とありました。
      日本での入籍時に国籍を取得したようですね。

      以前、工藤夕貴主演の日系人収容所を扱った映画を見た事があります。
      日本人は収容所に送られましたが、ドイツ系とイタリア系は対象外
      だったようですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      > 「閻魔」

      気がつきました。当時の子たちは難しい漢字を書けるんだなと変なところで関心してました。

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ