マッサン 第21週 物言えば唇寒し秋の風

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年2月23日 〜 2月28日放送
第21週「物言えば唇寒し秋の風」

『マッサン』第21週「物言えば唇寒し秋の風」あらすじ

昭和18年。戦局は悪化し若い男は次々に召集されていました。そんな中、海軍はワイン製造過程で生じる酒石酸の納入をドウカに要請。困難な仕事に一馬は自ら名乗りを上げ、政春はその仕事を一馬に一任することにしました。

その頃、エマは女学校を卒業し軍服縫製工場で勤労奉仕に勤しむ日々。しかし日々の仕事に意義を見いだせず、さりとて将来の夢も見つからない悶々とした悩みを一馬に相談するうちに、エマと一馬は次第に二人の距離を縮めてゆきます。

一方で工場の後継者問題が浮上。政春とエリーは一馬が後継者と適任と考えていました。そんな中、エマが一馬に恋をしていることが発覚。エマと一馬が結婚すれば後継者問題も解決すると祝賀ムードの中、エリーはエマの恋を猛反対。ついにエリーとエマは決裂。

しかし、エリーがエマの恋に反対したのには理由がありました。エリーはかつて婚約者を第一次世界大戦で失う悲恋を経験。同じ思いをエマにさせたくなかったのです。しかしエマの一馬への想いを理解し、反対を撤回するエリー。しかしその日、一馬に召集令状が届いてしまうのでした。

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『マッサン』第21週「物言えば唇寒し秋の風」各回あらすじとレビュー

第121話 2月23日(月) 昭和18年、エマと一馬
第122話 2月24日(火) 工場の跡継ぎ候補に一馬
第123話 2月25日(水) エマと一馬の恋と跡継ぎ
第124話 2月26日(木) エマの恋にエリー猛反対
第125話 2月27日(金) エリーとエマが決裂する
第126話 2月28日(土) エリーの本心と昔の悲恋

『マッサン』第21週「物言えば唇寒し秋の風」
 事前発表あらすじのレビューと解説

政春とエリーが、エマはまだまだ子供だと思い込んでいるその一方でいつの間にか大人の階段をのぼりはじめるエマ。女学校卒業のタイミングなのでエマは18歳くらいでしょうか。自分が将来歩むべき道が見いだせない悩みを唯一聞いてくれるのは一馬。

一馬もエマの相談内容を聞いて、エマはもう子供ではないと理解。ある意味、両親よりも深くエマのことを理解するように。そして、そんな二人の距離が日に日に縮まってゆく様が描かれます。『マッサン』初登場となる初々しいラブストーリーの登場です。

エマと一馬の縮まりゆく二人の距離を縦糸に、工場の後継者問題と後継者候補に一馬の名が上がるエピソードを緯糸に今週の物語は展開。そこに一次大戦下の母親の悲恋、二次大戦下の娘が直面するかも知れない悲恋が重なり、今週のお話しだけで一本の劇映画が出来そうな濃厚な一週になりそうです。

ところで第21週のサブタイトルに「物言えば唇寒し秋の風」という言葉が何故つけられたのか、事前に判明しているストーリーだけでは理解に苦しみます。人を非難した後は虚しい気持ちになることを戒める言葉ですが、むしろ第20週に当てはまる気もします。

ちなみに「物言えば唇寒し秋の風」という言葉の原典は松尾芭蕉の句「人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ、物言えば唇寒し秋の風」。上に記した他人を非難することを戒める訓戒の句として一般には知られている言葉ですが、別の解釈もあるようです。

この句は『芭蕉庵小文庫』の編者・史邦が、この句の前詞「人の短をいふ事なかれ、己が長をとく事なかれ 」を付加し訓戒の句と認識されるようになった。前詞を除いた「物言えば唇寒し秋の風」は文字通りの物理現象を詠ったものだという説。

どちらの説が正しいのかの議論は別に譲るとして、何故この言葉が第21週のサプタイトルに選ばれたのかは、見てのお楽しみのようです。

『マッサン』第21週「物言えば唇寒し秋の風」
 一週間のエピソード観賞後の感想

今週のサブタイトルとなった「物言えば唇寒し秋の風」は、他人のいたらぬところを非難してもあとで虚しくなるだけだという戒めの言葉。今週はエマちゃんを子供と決めつけある意味で娘を非難するエリーちゃんと、そんなエリーちゃんを大嫌いだと非難するエマちゃん。母と娘の非難の応酬に終始した一週間でした。

前週からはじまった工場敷地内での昼夜を問わない特高によるエリーちゃんへの監視。危険から身を守るためとは言え、工場敷地内から一歩も外に出ることが出来ない強度のストレスがかかることになったエリーちゃんの日常。

そんな特異な状況下での娘の恋愛に対するエリーちゃんの「奇行」が描かれました。髪結いの亭主の中島さんやリンゴ農家の進さんが、エリーちゃんが病んでいるのではないかと案じていましたが、そんな二人の憶測も十分に納得出来てしまうエリーちゃん演じるシャーロットさんの怪演。

事前に物語の流れの大筋のところはわかっていても、それでも心配になってしまうほどのエリーちゃんの異変の怖さ。シャーロットさんの芝居はますます冴え渡ってきましたが『マッサン』の中でシャーロットさんを観ることが出来るのは泣いても笑っても残すところ4週間です。

追記:先日、最終回までの概要をまとめ終わりましたが、最後を知ったことで尚更のこと、今目の前にいるマッサンとエリーちゃんの一瞬々々を大事に最後まで見て行こう、そんな気持ちになりました。

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2 Responses to “マッサン 第21週 物言えば唇寒し秋の風”

  1. yuri より:

    今日は土曜スタジオパークin北海道を見ました。玉山くんやシャーロットさんの姿を見せて、トークをしました。とても感激でした。ありがとうございました!

    先日、クランクアップというニュース記事を聞きました。お疲れ様でしたーーー!

    シャーロットさんはミュージカルのシカゴ後、再来日なさいそうですね。
    マッサン後、米国に活動しているかな??

    マッサンの最終回まであと1ヶ月弱ぐらいですね!

    第19週~第23週は戦中のエピソードですね。

    皆さんへ終盤まで見たいよういいですね!

    一馬くんは残念ながら戦死するのが推定しています。

    エマちゃんは悲恋だから推定しています。

    ぜひ期待して下さいね!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      シャーロットさん、『シカゴ』を終えたら再び日本に来てテレビコマーシャルに出演するらしいですよ。

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