ハイランドケルトウイスキーのモデルはハイランドパーク?/マッサン

朝ドラ『マッサン』劇中、作家の上杉龍之介がマッサンのウイスキーを「ハイランドケルトに似ている」と絶賛。劇中に繰り返し登場する「ハイランドケルト」とは?

ハイランドケルトウイスキーのモデルはハイランドパーク?

[2015/02/12追記] 本記事は「ハイランドケルト」のモデルは「ハイランドパーク」であるとする断定を避けた表現にしましたが、曖昧な表現故に誤解が生じてしまったため追記致します。「ハイランドケルト」のモデルが「ハイランドパーク」であるというのはあくまでも風説です。[追記はここまでです]

マッサン理想のウイスキーとして劇中でもこれまで度々登場し、北大路欣也さん演じる作家が新聞のコラムに「日本のハイランドケルト誕生す」と記したウイスキー「ハイランドケルト」。同名のウイスキーは実在しませんが名前が一番近い「ハイランドパーク」がモデルではないかと言われています。

この風説には諸説あるようですが、名前に共通点を持ち、『スコッチ・モルト・ウイスキー・ガイド』の著者・ウォーレス・ミルロイ氏をして「ハイランドウイスキーの代表」と語らしめた「ハイランドパーク」についてまとめました。

ハイランドパーク蒸留所

かなり大雑把な分け方になりますがスコットランドの北半分がハイランド地方、南半分がローランド地方。劇中に登場する「ハイランドケルト」やモデルと言われている「ハイランドパーク」のそれぞれの名前にある「ハイランド」とはこの地域名のことです。

そして、1798年に創業した「ハイランドパーク」の蒸留所があるのは「リング・オブ・ブロッガー」はじめ、4箇所の新石器時代の遺跡群が世界遺産に登録されているスコットランドのメインランド島。スコットランド最北端・オークニー諸島にある島のひとつです。

「ハイランドパーク」を特徴づけているのはメインランドにしかないピートです。八千年、一万二千年、一万六千年の三層の堆積層から手掘りしたピートをブレンド。ピートにまでこだわり抜いたウイスキーが「ハイランドパーク」です。

スコットランドの蒸留所

ところでスコットランドに120ほどある蒸留所は6つの地区に分類されています。ハイランド、スペイサイド、ローランド、アイラ島、キャンベルタウン、アイランズ(島々)と呼ばれる6つの地区のうち、「ハイランドパーク」があるのはアイランズ(Island)です。

ハイランドパークが位置するアイランズには、5つの島に6カ所の蒸留所が存在します。ハイランドパークは、それら5つの島の中でも最北端の島、オークニー島(Orkney Islands)に立地する蒸留所です。

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4 Responses to “ハイランドケルトウイスキーのモデルはハイランドパーク?/マッサン”

  1. sakakiku より:

    >「ハイランドパーク」があるのはハイランド

    ハイランドパークは離島にあるので「アイランズ」に分類されます。
    アイラ島以外の離島にある蒸留所はすべて「アイランズ」です。

    「北の巨人」の異名を持ち、現在スコットランド最北端の蒸留所です(さらに北に建設計画あり)。そのあたりをキーワードに調べてみてください。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      ご教示ありがとうございました。早速、調べました。
      誤記も訂正させて頂きました。

  2. 後藤多彦 より:

    スペイサイドについて補足しますと、ハイランド地方東部にスペイ川という河川があり、その流域を主にスペイサイドと呼んでおり、ネス湖が存在するのもその周辺です。

    ちなみに、この地域で生産されているモルトウイスキーは多数あり、日本で名の知れた名前だけでもグレンフィディック、グレングラント、マッカラン、グレンファークラスなど錚々たる名前が揃っています。

    ただ、マッサンのモデルである竹鶴政孝氏はモルトに関してはメインランド島のハイランドパーク蒸留所では修行しておらず、スペイサイドのロングモーン蒸留所、キャンベルタウンのヘーゼルバーン蒸留所で修業していたのだそうです。

    ロングモーンやヘーゼルバーンは日本ではあまり名が知られていないので「ハイランド」の名前を借りたのかもしれませんが、厳密には全く違うモルトなのでそこはもう少し気を使って脚色して欲しかったなという思いもあります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      とてもお詳しいのですね。ところでハイランド地方を舞台にしたウイスキーがテーマの映画『天使の分け前』はご覧になりましたか?
      僕はこれを見て、一時この地方のウイスキーにはまりました。その後、身体を壊してからウイスキーをそれほど飲めなくなってしまったのが残念なところなのですが。

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