梅ちゃん先生 132話 建造が初めて竹夫を賞賛

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年9月1日(土)放送
再放送:2015年3月7日(土)放送
第22週 第132話「意地の上塗り」

『梅ちゃん先生』第22週 第132話「意地の上塗り」あらすじ

下村家に竹夫から電話が入りました。会社が倒産の窮地に陥っている竹夫を案じる家族の中で、建造だけは竹夫が自分で何とかするから大丈夫だと言い切ります。しかし言葉とは裏腹に息子を心配する建造は竹夫の会社の様子を見に行きそこで梅子と遭遇。

その時会社にいた静子に、建造と梅子が会社の中に招き入れられると、泥酔した竹夫が陽造に連れられて戻って来ました。酔い潰れ、これまでの全ては無駄だったと竹夫が悲嘆にくれていると社員の一人が取引先の陶器メーカーの経営者を伴い竹夫のもとへ。

その陶器メーカーの製品は竹夫が輸出した先のアメリカでその高い品質が評価され、アメリカの見本市への出品要請があったというのです。この恩返しをしたい、竹夫の会社の再建を手伝いたいという陶器メーカーの申し出を受け、竹夫は再起を決意します。

しかも苦労はかけられないと静子との結婚を撤回する竹夫を建造が一喝。苦楽をともにするのが夫婦だと諭すは建造は、竹夫のこれまでの仕事を初めて褒め称えるのでした。かくして竹夫の会社は再建に向けて歩み出し、活気を取り戻してゆくのでした。

『梅ちゃん先生』第22週 第132話「意地の上塗り」感想

前回、愛知の陶器を世界に紹介したかったと自分の商売の原点をいきなり語り始めた竹夫くんでしたが、今回の話しにつながっていたとは。そしてものをつくるのは価値ある仕事、他人のつくったものを右から左に動かすのは価値のない仕事という建造お父さんの言葉にムキになったその理由もすべて今回で納得できました。

ものをつくれてもそれをより広い市場にアピールする力と技術を持っていなければ価値ある仕事も宝の持ちぐされになる。その仕事の高い価値を享受出来る人が限られてしまう。竹夫くんはものをつくらない代りに、ものはつくれてもそれを広くアピール出来ない人のために役立ちかかった。

竹夫くんの商売の基本は陽造叔父さんに仕込まれた闇屋の転売。相場の異なる二つの地点の商品を移動させることで利益を得る。闇屋の多くは商品の移動によって発生する利益が最大の目的。でも竹夫くんは価値を移動することが願いで、利益はその手数料。

建造お父さんは竹夫くんの仕事が闇屋の転売の延長線上に過ぎないと思い込んでいたんでしょう。でもそうではなかった。価値の移動をすることで、ものをつくる人も、ものを使う人も、そして移動させる竹夫くん本人も喜びを得られる商売をしていた。

建造お父さんもそれを深く理解。人のことを遠回しでしか褒めようとしない建造お父さんが真っ正面から飾り気の無い言葉で竹夫君のこれまでの仕事を評価。不幸のどん底の中で、竹夫くんにとってどれほどの救いとなったことか。

会社再建の貧乏暮らしを甘受する静子さんも美しい。その静子さんの気持ちを受け取って竹夫くんを大声で一喝する建造お父さんもまた美しい。いいものを見せてもらいました。

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