梅ちゃん先生 134話 生まれた子の名前は太郎

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年9月4日(火)放送
再放送:2015年3月10日(火)放送
第23週 第134話「みんなの宝物」

『梅ちゃん先生』第23週 第134話「みんなの宝物」あらすじ

梅子は健康な男子を出産。しかしその途端、建造と幸吉の間で命名をめぐって喧嘩がはじまりました。「健吉」か、「幸造」か。押し問答の末に、正枝の一言で命名は梅子と信郎にすべて委ねることに決まります。

命名を託されたもののいい名前が思いつかない梅子と信郎。梅子が自分の名前の由来を芳子に訪ねても、松、竹と続いたから梅にしただけと素っ気ない答え。信郎は光男に相談するもののそんなことを聞かれても困ると取り合ってもらえません。

そして迎えた日曜日。家族全員が下村家に顔を揃える中で命名式が行われました。決まった名前は「太郎」。梅子が自分の名前を嫌い「梅」の字を避けたことに気づいた建造は、松竹梅の故事により子供たちの名前の由来を説明。下村家の面々は初めて聞く話しでした。

命名式の翌日に婚姻届を提出すると宣言した竹夫は、数日後に下村家で正装し結婚式代わりの記念撮影。ほどなくして安岡医院も再会。弥生と山倉に手伝ってもらい、子育ての時間を確保しながら仕事をはじめる梅子でした。

『梅ちゃん先生』第23週 第134話「みんなの宝物」感想

昭和の時代の香り漂う素敵な回でした。今回は、光男くんと建造お父さんの口から素敵な故事が紹介されたので控えておきたいと思います。

まずは、信郎くんに命名のことを相談された光男くんがじさまから教わった言葉を引用して曰く、

「大功を成す者は衆に憚らず」

大きなことを成し遂げようとする者は、人に相談せず自分で決めよ。上の言葉は劇中で紹介されたままの言葉ですが、語尾を「憚らず」ではなく「謀らず」とし、「大功を成す者は 衆に謀らず」と言う場合が多いようです。

出典は中国紀元前、戦国時代の書物『戦国策』。決断すべき局面では、下の者になど相談せず、自らの責任において決断を下す覚悟が大きな仕事を成し遂げる者には必要だという、決断と責任についての言葉です。

そして建造お父さんの松竹梅の故事。建造お父さんが言うように元来「松竹梅」の三つの植物はは平等、並列です。日本にこの言葉が伝わり、その本質が理解されぬまま寿司屋や料亭で安易に使われるようになったことから梅ちゃんのような誤解が生じたようです。

「歳寒三友(さいかんさんゆう)」。建造お父さんの説明によれば、松は冬の寒さの中でも色褪せず、竹は雪の重みに耐え、梅は寒中で花開く。「清廉潔白・節操」という中国の宋代の文人の理想を現した言葉。

茶席などで珍重される宋時代の文人画が好きだったので、たまたまブログ管理人もこの故事は知っていましたが、確かにマニアックな話しで建造お父さん以外誰も知らなかったというのはやむを得ないかなとも思います。

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