マッサン 127話 昭和18年、一馬に赤紙

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年3月2日(月)放送
第22週 第127話 「親思う心にまさる親心」

『マッサン』第22週 第127話 「親思う心にまさる親心」あらすじ

昭和18年(1943年)10月。一馬に召集令状が届きました。熊虎は一馬がやっと「お国のために働ける」と喜び出発前日に壮行会を開くことを提案。エリーは、一馬との再会への祈りを込めてエマとともに『オールドラングサイン』を歌いました。

政春は、一馬を笑顔で送り出してあげようとエマに告げるものの、今のエマがそんな気持ちになれるわけがありません。一方、一馬はそれまでにやっておくことを書き連ねました。その最後に、一馬は「遺書」と記すのでした。

一馬の出征まで残り三日となる日の朝。政春は今日からブレンドを教えると一馬に告げ、サンプルの色の見方、香りの嗅ぎ分け方を指南。ハナはウイスキー工場の工員たちに一馬のための千人針の協力を仰ぎます。

エマは部屋でふさぎ込んでいました。そんなエマを、今、一馬に出来ることを一生懸命やれと諭すエリー。じっとしていられない熊虎は、壮行会とは別に宴会を催すと進たちに告げ、また、壮行会で使う映写機の準備に没頭になるのでした。

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『マッサン』第22週 第127話 「親思う心にまさる親心」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前週のエリーちゃんの杞憂は現実となり、一馬くんの手元には召集令状が届きました。この時、昭和18年10月下旬。ちょうどこの頃、東京では神宮外苑で「学徒出陣壮行会」が開かれています。

戦力不足を補うため学徒出陣が必要となるほどに戦局が悪化していた。すなわち出征すればまず生きては帰れないだろう。そんな中での一馬くんの出征までの数日間がこの一週で丁寧に描かれて行きます。

そしてそんな中での出征で、一馬くんも覚悟を固めたのでしょう。出征の日までの四日間でやるべきことのリストを作成。そのリストの末尾には「遺書」の二文字。観るのが実につらい一週間になりそうです。

ところで、昭和18年に世の中でどんなことが起こったのか調べてみました。一馬くん出征の前月には本土空襲に備えて上野動物園の猛獣と毒蛇を毒殺。一方、アメリカでは一馬くん出征の翌月に、風邪で指揮を中座したワルターに変わってバーンスタインが登壇。

バーンスタインの彗星のようなデビューに全米が沸いたとかで、この差は一体・・・と言葉を失いました。

余談ですがバースタイン最後の来日で、僕は渋谷で行われるはずだったコンサートのチケットを買ったのですが、風邪をこじらせたバーンスタインは急きょ帰国しコンサートは中止。その直後にバーンスタインは死亡。そんなことを思い出しました。

『マッサン』第22週 第127話 「親思う心にまさる親心」
 朝ドラ観賞後の感想

森の熊さんが痛々しくて見ていられない!

エマちゃんの辛い気持ちは誰の目にも明らか。感情をストレートに表現しているから。しかし、森の熊さんは大人として感情をそのまま表に出すことは出来ない、時代の制約からもそんなことはしたくても出来ない。

一馬くんが召集令状を受け取った時の熊さんの「万歳!」は無理をしているのが見え見え。髪結いの亭主の店で、昨晩は嬉しくて一睡も出来なかったと発言。一睡も出来なかったのはきっと事実なのでしょう。でも一睡も出来なかった理由はきっと別のところに。

一馬くん出発前日の壮行会とは別に早速宴会を開くというのも騒がずにはいられない。その本心を隠すために、宴会を開くと自分から言い出しながら、進さんが宴会を開きたがったと人のせいにする。

今回の最後のカット、映写機の修理に没頭する熊さん。没頭することで一人息子の出征の現実から眼を逸らそうとする父親の姿は胸がヒリヒリします。今週のサブタイトルは 「親思う心にまさる親心」。今週は森の熊さんに泣かされそうです。

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4 Responses to “マッサン 127話 昭和18年、一馬に赤紙”

  1. えびすこ より:

    一馬は今何歳でしょう?昭和18年時点でエマが17歳なので、10歳上と考えると27歳です。
    最初に出てきた時には学生服を着ていましたね。
    ちなみに一昨年死去した私の母方の祖母は今のエマの年齢で祖父と結婚しています。

    ところで最近はNHKドラマにゆかりのある人の訃報が多いです。
    「篤姫」の作者の宮尾登美子さん、「あぐり」の作者・主人公の吉行あぐりさん、当番組に「亀山悟」としてもうすぐ登場するマッサンの後継者の竹鶴威さん、先週には「天地人」の作者の火坂雅志さんが亡くなられました。
    火坂さんは4月からのNHK木曜時代劇の原作者なのですが、ストーリーが当初構想から変更される可能性があります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      一馬くんはこの時すでに30代になっていると思います。
      ずいぶん、年の差恋愛です。

  2. yuririn より:

    一馬くんは赤紙をもらったね。

    一馬くんは陸軍として軍人になりますね。

    戦争の体験が辛くなります。

    私は初めてビックリしました。

    実は祖父は昔、軍人として志願兵を出征したことが告白しました。

    祖母はモンペを着いて、戦中に避難したり辛くなりました。

    私は戦争の体験になりました。

    今年は戦後70年を迎えましたが、思い出を忘れませんでした。

    エリーの悲恋について辛くなりました。婚約者が失っていましたね。リタと同じだったね。

    最終回まで目を離れませんよー。

    では、失礼します。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      あと一ヶ月ですが、しばらく苦しい時代が続きますね。

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