マッサン 126話 エリーの本心と昔の悲恋

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年2月28日(土)放送
第21週 第126話 「物言えば唇寒し秋の風」

『マッサン』第21週 第126話 「物言えば唇寒し秋の風」あらすじ

エマと向き合うことを決めたエリーは、エマが一馬に恋をしていることに反対する理由を語り始めました。エリーは政春と出会う前、初恋の相手で婚約者でもあったジョージという名の青年を第一次世界大戦で亡くしていたのです。

エマにはそんな悲しい思いをさせたくなかったと、一馬との恋に反対する理由を説明するエリー。エリーの気持ちをエマは理解しました。しかし、死に別れることを恐れず今この時を楽しみたいというエマの覚悟を知ったエリーは、エマにこれまでのことを謝罪しました。

エリーはこれまで政春に秘密にしていた婚約者の戦死の事実を初めて告白しました。初めて聞かされる事実に動揺を隠しきれない政春でしたが、エリーと出会った頃、エリーが自分より先に死なないで欲しいと言った言葉の意味が初めてわかる政春でした。

政春とエリーのもとへ、俊夫が血相を変えて飛び込んで来ました。俊夫に連れられ政春とエリーが工場に行くと熊虎も顔色を失って立ち尽くしています。そして、兵事係の役人が一馬に一通の通知を手渡します。それは一馬への召集令状でした。

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『マッサン』第21週 第126話 「物言えば唇寒し秋の風」
 事前発表あらすじのレビューと解説

エリーがエマと一馬の恋に猛反対する理由が明かされました。エリーがスコットランドで政春に出会うもっと前のこと。エリーの恋人は第一次世界大戦でで戦死していた!そんな悲しい経験を娘にはさせたくないという親心がエリーの本心でした。

この週は昭和18年。週の冒頭でも若い男性が次々に召集されるエピソードが描かれるようですが、当然のことながら一馬が召集されるのも時間の問題。また、この頃には戦局が悪化しているので戦死のリスクも極めて高い。

加えてエリーには悲しい実体験がある。娘の恋に母親として反対しない理由を探すほうが難しいくらいかも知れません。尚、リアルのリタさんも恋人を第一次世界大戦下のドイツ軍との戦闘で喪った悲しい経験をしています。この経験が物語のベースのようです。

さて、エリーの本心を聞かされても尚、一途に一馬のことを思い続けるエマを見て、エリーは一転、娘の恋を心から応援することに。いかにもエリーらしい展開ですが、その直後にエリーの心配は現実になってしまいます。

この記事を記した1月25日の時点で、出征した一馬が無事に生きて帰って来れるかどうかは不明です。この先一体どうなるのでしょうか・・・

『マッサン』第21週 第126話 「物言えば唇寒し秋の風」
 朝ドラ観賞後の感想

エリーちゃんがエマちゃんの恋に猛反対してきた理由が今回初めて語られました。理由は二つ。一つはこれまで繰り返しエリーちゃんの口から説明されてきた通り、エマちゃんが恋愛するには子供だと思っていること。今回も念を押すように説明されました。

しかし、それが理由のすべてではないと語り始めたのが、マッサンと知り合う前の初恋の人にして婚約者・ジョージの存在でした。史実でもモデルのリタさんは1918年に婚約者を亡くしていますが、劇中では1914年のクリスマスにエリーちゃんが戦死を知らせたという設定に変更されています。

さて、エリーちゃんエマちゃんをどれほど深く愛し心配しているかをエマちゃんはしっかり理解しエリーちゃんの気持ちを受け止めたようです。その上で理路整然と自分の考えと決意を母親に伝えるエマちゃん、実は僕も今回はじめてエマちゃんが大人に見えました。

エリーちゃんがエマちゃんの恋を反対していたのは、エマちゃんが恋愛には早過ぎるということではなかった。17歳という年齢が初恋には決して早過ぎる年齢でないことはエリーちゃんも重々承知のはずです。

しかし戦死となると話しは別。戦死という最悪の事態を受け入れるには早過ぎる、子供だと思っていたのでしょう。自分がかつて経験した辛い思いをまだ子供(だとエリーちゃんが思い込んでいる)のエマちゃんには耐え切れないだろうと。

でも、エマちゃんは大人でした。17歳という年齢以上にしっかりした考え方を持っていることを知りちょっと安心しました。というのも、この先のネタバレになりますが、一馬くんは残念ながら戦死します。その悲劇をこのエマちゃんなら乗り越えられるだろうと、納得の成長ぶりが確認できたからです。

次週、予告映像では森の熊さんが涙を流す場面など辛そうなカットで編成されていましたが、見るのが実につらい一週間になりそうです。

追記:エリーちゃんのモデルとなったリタさんの婚約者が戦死したのは、巨匠デヴィッド・リーン監督の名作映画『アラビアのロレンス』の後半にも登場する戦闘の中でのことのようです。どんな時代にエリーちゃんは婚約者を亡くしたのか。また昨今のIS問題を理解する上でも『アラビアのロレンス』は参考になる映画です。

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4 Responses to “マッサン 126話 エリーの本心と昔の悲恋”

  1. さーや より:

    今週は残念ながら、あまり感情移入できない回でした…。
    娘の日記を読むなんてエリーらしくないし、ちょっと娘と話しただけで反対意見を撤回するという…(汗) どうせなら、赤紙が来るまで意見を貫いてほしかったです。
    『私より先に死なないで』はエマちゃんも口にした台詞ですが、これを聞く度に『めぞん一刻』の名場面を思い出してしまう私はオバサンですf(^_^;

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      これまでのエリーちゃんからは想像出来ないような行動と言葉の数々。本当にびっくりさせられました。
      > 『めぞん一刻』の名場面
      僕も思い出してました・・・

  2. えびすこ より:

    エリーに悲しい過去の出来事があるのを初めて知りました。
    マッサンと出会ってフィアンセを失った心の傷を癒やされたのでしょう。
    リタさんのフィアンセが第1次世界大戦後も存命であれば、マッサンと結婚しておらず「竹鶴リタ」になっていなかったですね。
    そういえば朝ドラでは恋人や婚約者を失う女性が他にもいますね。

    英国のウィリアム王子が日本に滞在していて、今日大河ドラマの撮影の光景を見学しました。
    1か月前だったらマッサンの撮影を見学できたかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      リタさんの婚約者の悲劇がなければジャパニーズウイスキーの歴史も変わっていたかも知れませんね。

      > 朝ドラでは恋人や婚約者を失う女性が他にもいますね。
      『カーネーション』の糸子が夫を戦争で失いましたね。

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