マッサン 138話 ウイスキー求める進駐軍

連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』
2015年3月14日(土)放送
第23週 第138話 「待てば海路の日和有り」

『マッサン』第23週 第138話 「待てば海路の日和有り」あらすじ

ハナが一馬の遺品整理をはじめました。遺品の帽子を欲しがるエマでしたが、ハナはエマの頼みを一蹴。立ち止まっていないで前を向こうとハナはエマを叱咤激励。前を向こうというハナの言葉はエリーの心にも響いて来ます。

一方、会社の窮状を一人思い詰める政春に熊虎が声をかけます。進駐軍との取引は悪い話ではない。一馬のことは気にせず敵を利用するくらいの気合いを見せろと熊虎は政春を励まします。熊虎はまた、エリーの戦争を終らせてやれと政春を諭すのでした。

そんな中、最近帰国したばかりのキャサリンがエリーを訪ねにやって来ました。戦争が終るまでの受難の日々をキャサリンに労われ泣き崩れるエリー。それはエリーの戦争が終った瞬間でもありました。

キャサリンの夫が小樽で炊き出しをしていると聞いた政春はエリーに炊き出しへの参加をすすめました。数日後、政春とエリーは二人して小樽へ向かいます。終戦後、エリーは初めて工場の敷地外へ。そして政春は進駐軍の取引を受け入れる決断を下しました。

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『マッサン』第23週 第138話 「待てば海路の日和有り」
 事前発表あらすじのレビューと解説

戦前の会社の窮地を救ったのは海軍。そして戦後の窮地にやって来たのは進駐軍。しかし、日本軍に売るためのウイスキーを米軍には売れないとマッサンは拒否。海軍の時は命令だったので断るわけには行きませんでしたが、今回はどんな断りをするのか。楽しみです。

しかし、熊さんはリアリストですね。売り先の選り好みをしている場合ではないとマッサンを諭す熊さん。前回、断ってしまった闇屋らしき商人のことも含まれているのでしょうか。この熊さんの説教に。

日本占領後の物資調達プランまでつくった上で空爆をしかけていた米軍の実態も判明。物資調達に限らず進駐軍の拠点となる建築物や飛行場なども、占領後のプランが戦前からあり、そのプランに沿って爆撃対象を選んでいたとか。

さて、今回はキャサリンさんが再び登場。イギリスから帰国します。戦時中にエリーちゃんを訪ねた際は小声で「種子です」と名乗っていましたが、もうはばかる理由は何もなし。キャサリンさんの訪問の用件は今のところ不明です。

『マッサン』第23週 第138話 「待てば海路の日和有り」
 朝ドラ観賞後の感想

『マッサン』前半の頃のレビューで、『マッサン』には自分の身近にもいてほしいと思うような頼りになるキャラがいない、または少ない。そんな意味のことを記しましたが撤回しなければならなくなりました。

終戦は迎えたものの、マッサン、エリーちゃん、そしてエマちゃん。それぞれの中ではまだ終わっていなかった戦争を集結させることが出来たのは「自分の身近にもいてほしいと思うような頼りになるキャラ」たち。

エマちゃんの戦争をハナちゃんの少々厳しい言葉が終結させ、マッサンの戦争は森の熊さんが自身の経験に基づいた助言により終結させ、最もダメージが深刻だったエリーちゃんの戦争は生涯の友・キャサリンさんが終わらせてくれました。

特にキャサリンさんのトイレの100ワット電球(無駄な明るさ)レベルの登場は、今週の『マッサン』に濃厚に漂っていた閉塞した空気を一瞬で浄化し、『マッサン』という物語の戦争を終わらせてくれました。今回のキャサリンさんには救われました。

『マッサン』も残り二週となってしまいましたが、結末までのわずかに残された時間を、愉快な面々がまた前に向かって突っ走る姿を見せてくれそうで楽しみです。あと二週間、リアルタイルでマッサンとエリーちゃんの物語を楽しめる最後の機会を味わい尽くしましょう。

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8 Responses to “マッサン 138話 ウイスキー求める進駐軍”

  1. 俊輔 より:

    ごちそうさんで出演してみえたアメリカ人将校さんこちらでも参加。懐かしかったです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      全然気がつきませんでした!
      改めて観てみます。

  2. koji より:

    今作を見ていて朝ドラは前後作前々作で共通するような役名俳優名が沢山あることに気がつきました。

    一番わかりやすいのが

    前作の「安東はな」と今作の「森野(八澤)ハナ」ですね。

    ほかにも

    こひのぼりの「春さんと秋」野々村家の次女の「ナツ」で

    あまちゃんの三代の母娘ですね。

    村岡英治と鴨居英一郎も英が同じですね。

    北三陸鉄道の大向大吉と鴨居商店の大宮大吉は一字違い。ごちそうさんのめ以子の孫も大吉でしたね。

    村岡英治の治は鳥井信治郎の治なのかもですし鴨居英一郎のモデルは吉太郎(読みはよしたろう)。花子の兄やんも吉太郎(読みはきちたろう)。

    村岡英治のモデルは村岡敬三でドラマでの出演はありませでしたが鳥井信治郎の次男は佐治敬三。

    安東かよ役は黒木華(くろきはる)ちゃんですが華は多くの場合(はな)ですよね。

    次作のヒロイン土屋太鳳ちゃんは前作では「もも」で今作には「桃子」がいますよね。

    まぁ、偶然もあるかもしれませんが調べればもっとあるかもですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      次作『まれ』では、「はる」さんがいますよ。
      あと、これは個人的な話しになりますが、生前朝ドラをこよなく愛していた僕の祖父と同じ名前の登場人物もいて、これにはびっくりしました。

  3. たいとうみほ より:

    キャサリンという登場人物がいてくれて本当に良かったです。
    来日当初から100%エリーを理解し味方になってくれた人。
    外の世界に出られないエリーに外の世界の方から
    そんな人が来てくれるのは涙うるうるです。
    同性だけにマッサンとは全く違う心の支えです。
    大阪時代に煩わしいくらい目立っていたのも
    この役割の為だったのですね。
    ところでチャーリーってチャールズの短縮形ですよね。
    エリザベスにキャサリン、チャールズ、ジョージ
    ウィリアム、エドワード、これでは英国王室です。
    鴨居商店従業員同様の遊び心でしょうか。
    じゃあエマの彼氏はエジンバラ公にちなんで
    フィリップがよかったかと思いました。
    エジンバラはスコットランドの地名ですから。
    今日の夜9時からNHKFM「クラシックの迷宮」で
    「蛍の光とスコットランド」というタイトルで
    さまざまな形の「オールドラングサイン」や関連曲を紹介します。
    中にはベートーベン編曲も。
    竹鶴など嗜みながらじっくり聞きたいです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      キャサリンさんはじめ、森の熊さん、ハナちゃん。
      今回は人の情けが心に沁みる忘れがたい回となりましたね。

      また、こうしたキャラの存在が朝ドラの醍醐味。
      その醍醐味をたっぷり堪能させてもらいました。

      > エリザベスにキャサリン、チャールズ、ジョージ
      > ウィリアム、エドワード、これでは英国王室です。
      > 鴨居商店従業員同様の遊び心でしょうか。

      言われてみれば確かにそうですね。
      まったく気がつきませんでした。
      朝ドラでは遊び心あふれたネーミングが多いので
      これも遊びかも知れません。

      ただ、他国の王室をネタに遊び過ぎても不敬に当たるので
      エマちゃんの恋人だけは遊びを控えたのかもです。

  4. yuririn より:

    エリーはイギリス(スコットランド)出身だが、シャーロットさんはアメリカ出身なので戦中の間、鬼畜米英だった。米進駐軍の軍人が登場しますね。

    戦後、ジャンプ発言事件を発生したという歴史です。

    第23週は最大な歴史的なので苦しいシーンです。

    日本のすべては空襲が来たという酷くなりました。

    原爆ドームを見たことがあります。歴史的な悲しいだった。

    終戦後、貧しいストーリーですね。

    第25週は平和の時代のストーリーを描かれることですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      今週と来週はつらい二週間になりそうです。その後の二週は平和な時代が描かれますが、一方で悲しい別れが描かれます。つらい一ヶ月です。

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