梅ちゃん先生 最終回/第156話 上を向いて歩こう

連続テレビ小説(朝ドラ)『梅ちゃん先生』
本放送:2012年9月29日(土)放送
再放送:2015年4月4日(土)放送
第26週 最終回/第156話「上を向いて歩こう」

『梅ちゃん先生』第26週 最終回/第156話「上を向いて歩こう」あらすじ

建造から意外なことを告白され動揺を隠しきれない梅子は、数日後、家族全員に声をかけ、下村家に集まってもらうことに。集まった面々に梅子はお知らせがあると話し始めます。いつもむすっとした建造が一大決心をしたと・・・。

その時、居間にあるテレビで人気番組『のど自慢』の放送が開始。テレビに集まった面々の視線は、驚きへの視線と変わります。『のど自慢』に建造が出演しているのです。家族が言葉を失って見守る中、建造は『上を向いて歩こう』を心を込めて歌います。

歌い終わった建造はブラウン管を通して家族に初めて笑顔を見せました。建造は自分を変えようと決意していたのです。そして『のど自慢』を自分を変える機会にしようと歌の稽古を積んでいたのです。建造の一大決心に、さすがの幸吉も完敗を認めるのでした。

梅子のまわりではいつもの生活が再びはじまりました。そんな中、梅が花を咲かせました。梅の花を見て梅子は、「桜より先に咲いて希望を与える花、そんな人になれ」と、かつて自分に贈られた言葉を思い出すのでした。

『梅ちゃん先生』第26週 最終回/第156話「上を向いて歩こう」感想

『梅ちゃん先生』は次は一体どうなるのかという引っ張る演出が幾度となくありましたが、その都度、引っ張り方の割にはゆる〜いオチで肩すかしの繰り返し。最後の最後に登場した引っ張り演出の主役は建造お父さん。

幸吉親父は、いつものごとく女が出来たと勘ぐり引っ張り演出にアクセントをつける。引っ張ってゆるく落とすこれまでのパターンを踏襲しつつ、最終回らしくゆるさの中にサプライズが込められてるのかなと期待していたら、期待以上のゆるサプライズ。

これまでのゆるさを保ちつつ、十分なサプライズを確保するそのバランス感覚がすごい!

思い起こせば戦後間もない頃、幸吉親父も『のど自慢』に出てましたね。たしか復興節を歌ったはず。すぐに諦めることがクセだった自分の弱点を信郎くんに指摘され、それを乗り越えるための挑戦。歌詞中の地名を蒲田に変えてましたっけ。

その場面と呼応するかのように建造お父さんが自分を変えるために『のど自慢』に挑戦。幸吉親父が「蒲田」の地名を口にしたのと呼応して建造お父さんも「本籍は大田区蒲田!」。

最終回の見せ場をヒロインを中心にせず、ヒロインは脇の方で静かに静かにいつもの日常に戻ってゆく、実に静かな結末の『梅ちゃん先生』。全編を通して大仰な出来事があるわけでなく、誰にでも起こりうる些事を積み重ねるだけの作劇で、人生ってこんなに楽しいのかと思い出させてくれる傑作でした。

長い間ありがとうございました。

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