ウイスキーの語源「命の水(ウシュクベーハー)」/マッサン

朝ドラ『マッサン』第141話で、マッサンによって語られるウイスキーの語源「命の水(ウシュクベーハー/Uisge-beatha)」。この言葉の由来についてまとめました。

ウイスキーの語源「命の水(ウシュクベーハー)」

マッサンが悟にウイスキーの語源はゲール語の「命の水」に由来すると説明。ゲール語では「命の水」のことを「Uisge-beatha(ウシュクベーハー)」といい、この言葉が長い年月の中で「Usquebaugh(ウスケボー)」「Usqua(ウイスカ)」「Usky(ウイスキー)」に転じ、現代用いられている「Whisky・Whiskey(ウイスキー)」になったと言われています。

ちなみにゲール語とはゲール族の話す言葉。ゲール語を用いていたゲール族とは、かつてヨーロッパ中西部の広い地域で栄えた古代民族ケルト族のうち、ローマ人やゲルマン人に追われアイルランドやスコットランド地方へ移住した部族で、現在のスコットランド人やアイルランド人の祖にあたります。

「命の水」と名付けられた由来

ウイスキーなどの蒸留酒の製造法は偶然の出来事から発見されました。10世紀より前の時代、卑金属から貴金属を作り出そうと試行錯誤を繰り返していた錬金術師が、作業に用いていた蒸留器に醸造酒を入れてみるとそれまで体験したことのない美味な液体が完成。

偶然の産物であるこの液体を錬金術師は不老不死の薬と確信。その「不老不死の薬」をラテン語で「命の水(アクアヴィテ/Aquavitae)」と命名。ラテン語の「命の水(アクアヴィテ/Aquavitae)」はその後、ゲール語に翻訳され上に記した「命の水(ウシュクベーハー/Uisge-beatha)」につながってゆきました。

『マッサン』劇中で語られる「命の水」

朝ドラ『マッサン』第24週「一念岩をも通す」で、マッサンは大阪の出資者から戦後になって市場に出回り始めた三級ウイスキー製造を命じられるものの、三級ウイスキーは「本物」とは言えないと製造を躊躇。

その頃、マッサンのもとに滞在していた甥の岡崎悟が、日本に帰国するまでの間に体験したシベリアでの地獄のような日々を告白。マッサンの想像も及ばぬような過酷な体験で痛めつけられた心を癒してくれたのは、帰国後初めて飲んだ三級酒だったと語り始めます。

そして涙が出るほど美味かったあの三級酒こそが自分にとっての「本物」だ。マッサンの言う「本物」は高価過ぎて多くの人が傷ついた心を癒すことが出来ない。マッサンは誰のためにウイスキーを作っているのかという悟の訴えに、マッサンは考えを改めます。

悟の言葉でウイスキーの語源が「命の水」であることを思い出したマッサンは、「命の水」を世に出すべく三級ウイスキーの製造を決意。甥・悟の協力を得て完成した三級ウイスキー『余市の唄』は「命の水」として市場に受け入れられ、ドウカウイスキー初の大ヒット商品となるのです。

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