柴田商会と柴田健の実在のモデルは?/マッサン

朝ドラ『マッサン』第23週、戦後間もなく大阪から柴田商会の社長・柴田健という人物が原酒を求めにマッサンを訪問。果たしてこの人物に実在のモデルはいるのでしょうか。

柴田商会の社長・柴田健に実在のモデルは存在するのか

柴田商会の社長・柴田健に実在のモデルは存在するのか。結論から申し上げるとモデルはいないようです。

朝ドラ『マッサン』劇中で、柴田商会の社長・柴田健という人物が原酒を求める理由。それは自社で販売している三級ウイスキーに原酒を混ぜるため。

当時の酒税法で、酒は「一級」「二級」「三級」に分類され、「三級」に分類される条件は原酒の混和率が5%未満のもの。5%未満ということは0%、すなわち原酒ゼロでも納税さえしていればウイスキーとして販売することが出来たようです。

そんな中、原酒ゼロのイミテーション・ウイスキーが市場を席巻。競争の激しいイミテーション・ウイスキー市場で、たとえ1%に満たない混和率であったとしても原酒が入っているというのは自社製品を他社のそれと差別化する大きな要素になるわけです。

リアルではイミテーション・ウイスキーのメーカーに原酒を販売

柴田商会の社長・柴田健は上に記したように考え、大阪から余市まではるばるやって来たのです。しかし、マッサンは柴田健の要請を一蹴。

一方、リアルのマッサンはイミテーション・ウイスキーはウイスキーではないと考えながらも、従業員の雇用と生活を守るために、スコットランドで原酒だけをつくる工場があることを参考に原酒だけを販売する「モルト屋」を手がけることを決意。

昭和24年頃には、30社ほどのメーカーに原酒を納めていたそうですが、この30社のメーカーが柴田商会の「原案」になっているのかも知れません。

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