エリー熱唱『リンゴの唄』は軍歌だった!歌詞の意味は?/マッサン

朝ドラ『マッサン』第23週、帰国したキャサリンに教わりエリーは『リンゴの唄』を熱唱します。日本の戦後を象徴するこの名曲についてまとめました。

『リンゴの唄』は軍歌だった

終戦直後、焼け跡の中で復興に立ち上がった当時の日本人を励ますために作詞されたと多くの人が考えている『リンゴの唄』ですが、実は戦時中に軍歌として作詞された作品です。

音楽は軍需品であるという当時の内閣情報部の意向の下、かねてより日本の軍歌は悲愴で暗いと考えていた作詞家のサトウハチロー氏は、陽気な軍歌のない国は戦に負けてしまうという考えから、明るい軍歌『リンゴの唄』を作詞。

しかし、歌詞の内容が軟弱過ぎるという理由から検閲に通らず『リンゴの唄』はお蔵入り。戦後になって日の目を見た「明るい軍歌」は、敵国でなく復興という困難と闘う当時の人々を勇気づけることになりました。

『リンゴの唄』のリンゴが象徴しているものとは

日本の戦後を象徴する『リンゴの唄』ですが、歌詞の主題となっている「リンゴ」は何を象徴しているのか。

・リンゴの赤は血と同色であることから生命を象徴。
・詞中に「娘」とあることからリンゴは恋人を象徴。
・日の丸の暗喩。

などなど、『リンゴの唄』には様々な解釈があるようですが、サトウハチロー氏によれば赤いリンゴと少女の恋の可憐さをシンプルに歌い上げた唄で、それ以上でもそれ以下でもないとのことです。

『マッサン』劇中に登場する『リンゴの唄』

『マッサン』劇中では、英国から帰国したキャサリンが『リンゴの唄』を歌う並木路子さんのエピソードをエリーに説明。両親も兄弟も戦争で亡くしながらも明るい声で『リンゴの唄』を歌う並木路子さんの姿を、キャサリンはエリーに重ね合わせます。

キャサリンの劇中での説明の通り、並木路子さんは昭和20年3月10日の東京大空襲で一緒に避難していた母親を亡くし、軍人だった父と兄も行方不明。ご本人も空襲下で九死に一生を得る体験をされています。

とても明るい声で歌えるような状況ではない中、作曲家の万城目正氏は不幸なのは君一人ではないと並木路子さんを叱咤激励。もっと明るく歌えと何度もNGを出された末に録音された音源が、戦後間もない日本人の暗い心を明るく照らしたのです。

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2 Responses to “エリー熱唱『リンゴの唄』は軍歌だった!歌詞の意味は?/マッサン”

  1. つまぴょん より:

    トイレの百ワット電球のキャサリンさん、帰国するんですね♪
    あのキャラにもう一度会いたかったので、登場が楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      戦時中にやって来たキャサリンさんはトイレの電球にふさわしい10ワットくらいに光量を抑えてましたが、再び100ワットキャサリンに再会出来そうですね。ところで100ワットキャサリンは『リンゴの唄』の替え歌を披露してくれるらしいです。

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