まれ 15話 ロールケーキ甲子園出場

連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年4月15日(水)放送
第3週 第15話 「卒業ロールケーキ」

『まれ』第3週 第15話 「卒業ロールケーキ」あらすじ

圭太から夢のことを問い詰められて、ケーキ職人になる夢を追うべきかそれとも公務員になるべきか、高校卒業後の進路に迷いを深めた希は、一子のオーディション雑誌で見つけたケーキコンテスト「ロールケーキ甲子園」に挑戦し腕試しをすることにしました。

しかし、お金がない希はケーキを試作する材料さえ買うことが出来ません。困り果てている希に弟の一徹が助言します。安い材料を工夫して美味しいケーキをつくればいいと。その助言に着想を得た希は「貧乏家族」というタイトルのケーキをつくることにしました。

一方、東京でオーディションを受けることにした一子は一計を案じていました。希と一緒に金沢に行くフリをし、金沢から密かに東京に向かおうと企んだのです。希と一子は、それぞれの母親に金沢に行くとだけ伝え、その目的は内緒にしていました。

10月の日曜日。ケーキコンテスト「ロールケーキ甲子園」当日を迎えました。希と一子は慎一郎のトラックに乗せてもらい金沢に向かいました。希はコンテスト会場に到着。選手入場のアナウンスが流れ、ついに希の挑戦がはじまるのでした。

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『まれ』第3週 第15話 「卒業ロールケーキ」
 事前発表あらすじのレビューと解説

高校卒業後の進路をいまだに決めかねている希。藍子から、夢を追うことなど絶対に許さないとまで言われても諦めきれない。そこで自分の腕前が世間に通用するのか腕試しすることに。腕試しの場は「ロールケーキ甲子園」。

「ロールケーキ甲子園」というコンクールが金沢に実在するのか定かではないですが、群馬県前橋市には、高校生のケーキづくり大会、その名も「パティシエ甲子園」というコンクールが実在。「ロールケーキ甲子園」は「パティシエ甲子園」がモデルでしょうか。

さて、「ロールケーキ甲子園」で腕試しという思い付きはとても良かった希ですが、残念ながら彼女はお金を持っていなかった。その希を思いがけない形で助けたのは弟の一徹持ち前の分析力でした。

一徹は、姉がこれまで作って来たケーキのパターンを分析。材料費をギリギリまで節約しつつ、素材の味を最大限に活かすのが姉の最大の長所であることを一徹は見抜いていたのです。姉をよく観察する弟がヒロインを支える・・・『ちりとてちん』と似たパターンです。

一方、詐欺騒動にもめげず、夢に向かって猪突猛進する一子。希はじめ、同級達は昭和58年生まれです。昭和58年生まれの干支は亥年(いのしし)!一子の猪突猛進ぶりには確かな根拠があるのでした。

『まれ』第3週 第15話 「卒業ロールケーキ」
 朝ドラ観賞後の感想

海辺でケーキの試作をイメージする希ちゃんの姿が美しい。

前作『マッサン』物語前半の失業時代、マッサンが将来日本初のウイスキーをつくれる男になるようにはどうしても見えなかった。マッサンがウイスキーの夢を語れば語るほど、『まれ』の徹さんみたいにしか見えないのが観ていて辛かった。俊兄も「絵に描いた餅」とマッサンを揶揄していましたが、本当に「絵に描いた餅」にしか見えなかった。

しかし、浜辺でケーキの試作をする希ちゃんの場合、今日の段階ではまだ絵にも描いていない餅です。それにも関わらず希ちゃんがケーキ職人として成功し、自分の店を持ってお客さんをもてなす姿が、浜辺の希ちゃんの姿を通してはっきり想像出来るから不思議です。

一方、紺谷家の父子確執の根が深い。実家の敷居をまたがないと決め、父親のことを「この人」と呼ぶ博之さん。「谷町気取り」だの「斜陽産業」だのと口を極めて父親を罵倒する博之の言葉に敢えて反論せず、寂しそうな表情を浮かべる弥太郎さんが切ない。ワケあり紺谷家の弥太郎さんと博之さんの和解にはまだずいぶん時間がかかりそうです。

さて、今回あたりから一子ちゃんが好きな洋一郎くんの気持ちが前面に出て来ました。一途な想いを持ちながらもそれを伝える術を知らない洋一郎くん。そんな洋一郎くんの気持ちにまったく気がつかない一子ちゃん。それでも、一子ちゃんを一心に見つめる洋一郎くんが可愛い。洋一郎くんの恋の行方は不明ですが彼には幸福をつかんでほしいものです。

▼ポイントレビュー
・徹さんとコウちゃんのハグがちょっと怖い、コウちゃんがお姉っぽいだけに。
・じたばたした分だけ前が見えるようになる。文さんの箴言が今日も深い。
・見ないほうがいいものもあるというマキちゃんの言葉もまた深い。

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9 Responses to “まれ 15話 ロールケーキ甲子園出場”

  1. Hira より:

    一番下の朝蔵さんのコメントに返信するつもりが失敗(><;;

  2. Hira より:

    昼光色だよ青い色、雲ひとつない晴天の青空の色、太陽の直射は除くので、そういう日の建物の影の青い色・・・ 印象派なら青く描かれる色、田舎の家なら(知識もないだろうし)しゃーないけど、後の方の菓子店の厨房までそれだからな…食べ物扱うのに非常識。普通食べ物屋は明るい電球、太陽の直射の色。蛍光灯をどうしても使うのならもっと白に近い昼白色(光と白の一字違いなのでややこしい)か電球色。

    15分の間で提灯の赤混じりの電球色から青い昼光色まで変わるので気持ち悪い… 人間の目には色順応というのがあるので肉眼ではもっと少ない変化になるから、もし演出なら照明ではなく電子的に薄くつけるべきですね… 海外のサスペンスドラマでは青より抵抗の少ない薄い緑がよく使われます。でもそんな色で食べ物扱っても美味しそうにはならないはず・・・・・

    「まれ」スタッフは照明に関しては素人集団かも。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      とてもお詳しいですね。照明を生業とされておられるのでしょうか。
      僕も照明に関してはまったくの素人なので論評出来るほどの力量は皆無ですが、好き嫌いで言うならば白色蛍光灯の色はストレスが溜まるようが気がして、過去四半世紀、我が家では白色蛍光灯の一切を排除しています。だから『まれ』の桶作家の照明はちょっこし苦手です。

  3. koji より:

    うみねこ座に集結した女性陣が歌っていたのは

    聖者の行進

    軽快なマーチ風の曲ですが

    レクイエム(葬送曲)でもあると聞いたことがあります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      > レクイエム(葬送曲)
      初めて知りました!
      ところで、この場面でのマキちゃんの一言が意味深でしたね。

  4. koji より:

    しかし圭太と言う人物が存在するからには圭太の母親も必ず存在する(した)筈。未だ語られてないのが気になるところですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      少なくとも紺谷家の父子確執のクライマックスまでには、圭太くんの母・博之さんの奥様にご登場願いたいものですね。

  5. えびすこ より:

    福沢さんがイベントの司会役で出てきましたが、後日に違う人の役で出るようですね。2001年当時は「パティシェ」と言う呼称がまだ世間には浸透していなかったですね。

    2週目の途中から気になっていたんですが夜に蛍光灯を付けているのに、家具の配置のためか家の作りのせいか室内がやや暗く見えますね。夕飯を食べる光景がなんとなく暗く見えます。
    それともカメラワークの違いかも?
    マッサンの時は室内照明器具の違いがあっても明るかったのに。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『まれ』の照明は、白色蛍光灯で照らされた庶民の家の色を再現しようとしているのかも知れません。ただ、時折暗過ぎることがありますね。『マッサン』の住吉時代の家の室内照明は、影がほとんどなく『まれ』とは逆に明る過ぎたかなとも思います。

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