まれ 20話 元治と文の息子哲也帰省

連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年4月21日(火)放送
第4週 第20話 「さよなら桜もち」

『まれ』第4週 第20話 「さよなら桜もち」あらすじ

これから実家で暮らしたいという哲也の言葉は元治と文を喜ばせました。しかし、元治と文が喜んだのも束の間、哲也は元治に隠居を要求。塩田を廃業して跡地にカフェを開きたいと言い始めたのです。文は哲也の提案を一蹴しました。

その翌日、哲也が市役所に移住の相談に来ました。対応した希は塩田をつぶす考えを改めてほしいと懇願し哲也を激怒させてしまいました。そのやりとりを聞いていた紺谷から、希は規則違反と公私混同をするなと厳しく叱責されてしまいます。

紺谷から目をつけられてしまった希の噂をする職員の立ち話を清掃中の徹が聞いてしまいました。以前も、紺谷に睨まれた男性職員が閑職にまわされ、ノイローゼになって辞めたというのです。希が気がかりな徹ですが、何もしてあげることが出来ません。

希が帰宅すると一徹が隣の部屋の盗み聞きをしていました。哲也の妻と二人の娘は能登を嫌い、祖母と一緒に暮らすのを嫌がっていたのです。住んでしまえばこっちのものになると言い放つ哲也の妻・しおりの言葉に希や藍子も心底驚かされるのでした。

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『まれ』第4週 第20話 「さよなら桜もち」
 事前発表あらすじのレビューと解説

元治と文の息子・哲也(池内博之)が帰って来ました。故郷を去り東京で自分の家族と暮らす立派な大人になった息子ですが、息子はやっぱり可愛い。出来ることなら息子の家族と一緒に楽しく暮らしたいというのが元治と文のたっての願いでした。

しかし帰省早々、哲也の口から出たのは、そんな両親のささやかな願いを踏みにじるような理不尽な要求。息子の要求を一蹴する元治と文の胸中察するに余あります。傍で見ていた徹と藍子さんも、いたたまれない思いでいっぱいです。

元治の塩田をつぶして跡地にカフェを開きたいという要求が通らなかった哲也ですが、簡単には引き下がりません。両親への説得は一旦諦め、今度は市役所に相談。相談した先は産業振興課。希が配属されている部署です。

家族間の確執を抱えていそうな人物と朝ドラ・ヒロインとの間に接点が生じると、騒動が勃発するという定石通り、哲也をめぐって今週は騒動が勃発。そして騒動の勃発が見所となるのも定石通り。やっぱり定石通りの展開が一番安心して見ていられます。

『まれ』第4週 第20話 「さよなら桜もち」
 朝ドラ観賞後の感想

徹さんのささやかな恩返しが心に沁みる。

かつて家族の中で孤立し嘆く徹さんに無言で寄り添ってくれた元治さん。今度は息子・哲也さんの心ない態度に失意の元治さんに徹さんが寄り添う。普段は口数の多い徹さんが、今回ばかりは無言を貫き通すところに徹さんの優しさを感じます。

そして、カップ酒を元治さんにだけ渡し自分は飲まないところに徹さんの謙虚さが見え隠れしていました。あそこで一緒に飲んでいたら、失意の元治さんに対して上から目線になりかねなかったかも知れません。徹さん、この人はやっぱり繊細な人です。

思えば、哲也さんが実家で暮らすと言い出したのを聞かされて、元治さんと文さんのことを一番喜んだのは他ならぬ徹さん。老夫婦の老後の幸せを心から喜んだのでしょう。だからこそ落胆も元治さん、文さんと同じくらい深い。元治さんの気持ちがよくわかる。

そんな人の心の深いところへの洞察力・観察力を別の形で受け継いだ一徹くんもまた鋭い。東京桶作母娘の驚きの本心を聞いてしまっても、それにショックを受けることなく是非を問うこともなく、淡々と「人間の業の深さ」と客観評価する冷静さが末恐ろしい。

末恐ろしいながらも、彼の将来が楽しみです。一体、どんな大人になるのでしょうか。

▼ポイントレビュー
・産業振興課事務所の雑然とした様はリアルながらもあれでは仕事のミスが多いはず
・圭太くんのパパはパワハラ上司だった!
・カフェ開業より塩田を継ぐほうが安く上がると文さん。極めて現実的な選択です
・桜餅の色がドギツ過ぎます

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2 Responses to “まれ 20話 元治と文の息子哲也帰省”

  1. koji より:

    圭太絡みの輪島川に架かる橋のシーンは回が進むごとに上流へと遡っているような気がしますね(^_^)。

    間違ってたらゴメンナサイです。

    しかし子供の頃の希も

    子供とは思えないほど現実を見据えた感がありましたが

    今の一徹は子供の頃の希以上に現実を見据えてますね。

    確に「すえオトロシイ」かもですね(笑)。

    桜餅の色は確かに濃過ぎでしたね。

    桜餅の塩漬けされた桜の葉を捨てて食べる人も居ますが本来は葉ごと食べるのが流儀だそうです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      一徹くんは父親に対して反発しながらも、父親と似ているとこがたくさんあるので、その点でも彼の将来が楽しみです。

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