まれ 28話 弥太郎と博之不仲の原因

連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年4月30日(木)放送
第5週 第28話 「情熱ミルフィーユ」

『まれ』第5週 第28話 「情熱ミルフィーユ」あらすじ

希の目の前で弥太郎は圭太を破門。圭太の破門撤回を希に懇願された弥太郎は、古輪島塗を希に見せ輪島塗のものづくりの伝統を説きました。そして、町全体が一つの工場となっている職人の結束を乱した者を置いておくわけにはゆかないと希の頼みを一蹴します。

それでも諦め切れない希は翌日、市役所に出勤すると弥太郎を説得してもらえないかと博之に頼み込みました。しかし、希の頼みを博之は拒絶します。博之は子供の頃に漆にかぶれ発熱したものの、父の弥太郎から塗師屋の恥だと言われたことを根にもっていたのです。

八方ふさがりの希に、畳みかけるように悪い報せが入ります。移住体験ツアー参加者の二人から移住をキャンセルする旨の連絡があったのです。そんな中、ツアー参加者・亜美はミルフィーユのパイ生地を何層も重ねる理由が理解出来ないと希のもとにやって来ました。

その頃、徹は能登を舞台にしたビジネスの準備を進めていました。そして徹は、そのビジネスについて安西に相談。徹の相談に乗った安西は、徹の企画に関心を示すのでした。一方、破門され破れかぶれになった圭太に、一子に一緒に東京に行こうと告げるのでした。

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『まれ』第5週 第28話 「情熱ミルフィーユ」
 事前発表あらすじのレビューと解説

息子の圭太との父子関係がちょっとばかりギクシャクしている博之は、父親の弥太郎との父子関係もあやしいことが、これまで劇中でほのめかされてきました。

圭太との父子関係についてはある意味やむを得ないものがあります。というか、高校生の息子と父親がちょっとばかりギクシャクするのは自然なことで、あまりに仲が良かったらそちらのほうがワケありを疑わざるを得ません。

しかし、十分に大人になっているはずの中年の博之が今だに父との関係をギクシャクにしたまま。こちらは明らかに根の深いワケあり父子関係。そして、今回、弥太郎・博之父子の関係にヒビが入った理由が説明されます。

一方、希は窮地に追い込まれます。移住体験ツアー参加者四名のうち一人は輪島を混乱に陥れ、二名は移住キャンセル。残りの一名・亜美はミルフィーユの作り方が納得ゆかないとわけのわからないことを言い出す。

実は移住体験ツアーの最中、希は手作りのミルフィーユを参加者に振る舞っていました。パイ生地とクリームを何層にも重ね合わせる製造過程が輪島塗のそれと似ていることを希は参加者の面々に説明。しかし、亜美はパイ生地とクリームを重ねても重ねなくても味は一緒。重ね合わせる意味が理解出来ないと疑問を口にしていたのです。

なんと亜美はその疑問をずっとひきずっていました。変人揃いの『まれ』ですが、この亜美もかなりの変人のようです。

『まれ』第5週 第28話 「情熱ミルフィーユ」
 朝ドラ観賞後の感想

弥太郎さんと博之さん、紺谷家の父子の確執の原因が初めて明かされました。博之さんが子供の頃に漆に触れた途端にかぶれ高熱を出した上に死にかけまでした。しかし、父親は死にかけた子供の心配よりも塗師屋のメンツを優先。幼少時の博之さんが深く傷ついたのも深く頷ける納得の理由です。

興奮した博之さんが能登言葉で父親への恨みつらみを吐露する直前には、孫を罵倒した挙げ句に破門する弥太郎さんが描かれました。この描写が、博之さんの証言をより一層信憑性のあるものにしていました。この爺さんなら子供の病気よりも塗師屋のメンツを優先しかねないと。さすがの作劇術です。

紺谷家は父子孫三代に渡って三つ巴の戦いの様相を呈してきました。弥太郎さんと博之さんの確執が解けるにはまだまだ時間がかかりそうですが、弥太郎さんと圭太くんの対立は傷の浅いうちに回収されてほしいものです。

そんなワケあり紺谷家ですが、今日も弥太郎さんの言葉が深い。漆を丹念に塗り重ねるのは見えないところに魂が宿る、それがものづくりのこだわりが輪島塗の強さ。真贋を見極めることが出来る骨董・古美術の目利きの人たちは、宿った魂を感じることが出来るのかもしれません。

▼ポイントレビュー
・古輪島塗は本物?希ちゃんが素手で触るのにはハラハラドキドキしました
・希ちゃんが博之さんを「お父さん」と呼んだのは将来のフラグでしょうか
・フラグだとしたら弥太郎さんと博之さんの確執を嫁が解くという展開に?

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2 Responses to “まれ 28話 弥太郎と博之不仲の原因”

  1. koji より:

    博之さんは、ああは言ってても本当は弥太郎さんのことを尊敬しているのだと思います。

    マッサンでの「一馬が出征のときに書いた熊さんへの手紙」のように。。。

    散々、弥太郎さんを罵る発言でしたが「輪島塗は素晴らしい伝統工芸や」と、ハッキリ言ってましたからね(笑)。


    「塗師屋を継げられるものなら継ぎたかった」

    そのうち博之さんのこんな台詞を聞けるかもしれませんね(^_^)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      博之さんは論理的にものごとを考える方なので、

      ・父の仕打ち
      ・生の漆
      ・輪島塗

      この三つを整理して考えているのでしょうね。

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