まれ 第12週 官能カスタードクリーム

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年6月15日 〜 6月20日放送
第12週「官能カスタードクリーム」

『まれ』第12週「官能カスタードクリーム」あらすじ

大輔に対して覚えた胸騒ぎが恋なのかどうか判断がつかない希。そんな中、下働きが続いていた希は、一人でお菓子をつくってみよと大悟から指示されます。嬉しさに舞い上がる希でしたが、大悟からつくれと指示されたそのお菓子は難易度の極めて高いものでした。

その頃、能登では圭太らが、故郷を離れた者たちが集まりやすいようにと8月のお盆休みに成人式を開くべく準備を進めていました。準備のさなかに一子が帰郷。しかし、大阪の生活にすっかり馴染んでしまった一子と圭太はその頃から心が離れ始めていました。

寝る間も惜しんで希が一人で完成させたお菓子の出来映えが大悟に認められました。そのお菓子は半額ながらも店頭で販売されることに。一方、希への告白の返答を待ちわびていた大輔は、夏に帰国した時に返事を聞かせてほしいと言い残し、海外に旅立ちました。

季節は流れて夏。希は帰省し夏の成人式に参加。しかし一子は姿を現しませんでした。落ち込む圭太に寄り添う希。成人式の夜、希は仲間たちと雑魚寝。翌朝、目を覚ました希におはようと声をかける圭太。希は圭太に胸騒ぎを覚えるのでした。

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『まれ』第12週「官能カスタードクリーム」各回あらすじとレビュー

第67話 6月15日(月) ケーキ作りを任される希
第68話 6月16日(火) 希には難し過ぎるケーキ
第69話 6月17日(水) 大輔が希を養鶏場に誘う
第70話 6月18日(木) 希がフランス料理を体験
第71話 6月19日(金) 圭太と一子の溝が深まる
第72話 6月20日(土) 旅立つ大輔/圭太と再会

『まれ』第12週「官能カスタードクリーム」
 事前発表あらすじのレビューと解説

池畑大悟・輪子夫妻の馴れ初めは、夜を徹して作業する大悟の傍らで一夜を過ごし、朝を迎えた輪子への大悟の「おはよう」の挨拶。この大悟の一言が自分の心を射抜いたと輪子は希に説明。その直後に同じ状況で大輔から「おはよう」と告げられた希。さて今週の希は圭太からの「おはよう」で一週が終ります。

第2週からはじまった希と圭太のつかず離れずの物語。まさかの夢アレルギー症状を発症したことで、距離がギリギリまで縮まった二人はその後、圭太と一子の交際スタートで希は圭太との恋を断念。一方の希は横浜でストーカーのように登場した大輔にアプローチされ続けるうちにいつか心が揺れ始める。

その圭太の恋と希の恋(?)。それぞれの恋に亀裂が生じ始めるや、希と圭太の再接近という実に巧みなストーリーテリング。これまで希と圭太の間には常に障害が立ちはだかっていましたが、すべての障害が消えたのはこれが初めて。

二人の間に立ちはだかるもの一切が消えた希と圭太は、距離を縮められるのか。それともまさかの新しい障害が生じ、二人の距離を縮めることは叶わず、再び希と圭太のつかず離れずの物語に逆戻りするのか。

朝ドラ『まれ』全編を通して、この週から次週にかけては一つの山場を迎えそうです。先々の展開に気を持たせるストーリーテリングの巧みさは近年まれに見るものがあります。ストーリーテリングの巧みさを極めた『あまちゃん』と遜色ないと言っても過言ではないかもです。

『まれ』第12週「官能カスタードクリーム」
 一週間のエピソード観賞後の感想

呑気でダメンズに見えつつ、実は目の前の希ちゃんをありのままに受け入れるゆとりを持ったゴン太くん。一方で、一子ちゃんを自分の思い通りに操ろうとしつつも、それが上手くゆかない圭太くんの苛立ちと焦り。

すでに大人の余裕を見せるゴン太くんと、これから大人になるための失敗という名の学習を積む圭太くん。希ちゃんをめぐる二人の男の対比が手際よく描かれた一週でした。

これまでゴン太くんをダメンズと思わせていたのは、ゴン太くんの「大人」の一面の印象をより強くするための演出だったのでしょうか。今週に入って、日を追うほどにゴン太くんがいい男に見えてしまうストーリーテリングが実に巧みだったと思います。

そんな大人の男のあり方を強く心に刻んだ希ちゃんは一方で、大人に脱皮する途上にある圭太くんの苦悩も知る。これらの経験が、今後の希ちゃんのケーキづくりに反映されてくるのでしょうか。

追記:土曜日の回に登場した能登の仲間たちに高校生時代の記念写真を見て、すでに彼らの高校時代が懐かしい思い出になっている自分に気がつきました。

ここ数週間の希ちゃんの横浜修業時代も8月頃には懐かしい思い出になるはず。今、目の前の『まれ』を一回一回大切に見て行こうと思ったことでした。

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2 Responses to “まれ 第12週 官能カスタードクリーム”

  1. スピカ より:

    文さんが横浜に来たのは
    徹さんの仕事ぶりや 希ちゃんの圭太くんにたいする気持ちを気づかせるためだと思いました。
    希ちゃんが破門になった圭太くんのことを 弥太郎さんに嘆願した時も
    成人式の次の日の希の様子を見た時も
    希ちゃんの気持ちをわかっていたんだと思います。
    赤の他人ではあるけれど 誰よりも津村家のことをわかって
    決して甘やかすことなく見守る文さんが素敵です。
    その文さんを演じる田中裕子さんはやっぱり素晴らしい役者さんですね。

    それにしても…浅井!!(怒)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りですね。常に自分のまわりの大切な人たちを深く観察しながらも、本人の目の前では他人ごとみたいな顔をしている奥ゆかしさが美し過ぎます。文さん、本当に素敵な方です。

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