あまちゃん 6話 私、海女さんになりたい

連続テレビ小説(朝ドラ)『あまちゃん』
本放送:2013年4月6日(土)
再放送:2015年4月11日(土)
第1週 第6話 「おら、この海が好きだ!」

『あまちゃん』第1週 第6回
「おら、この海が好きだ!」あらすじ

誰かに背中を押されるのでなく、自分で自分の殻を壊そうと決意したアキは海に飛び込みました。水中で蘇る東京での「除け者」だった記憶を海の底に置いて来たアキは、海辺に駆けつけた夏や春子に向かって「私、海女さんになりたい」と宣言しました。

しかし春子は猛反対。海の水は冷たく辛い日々が続くと反対する理由を述べる春子に、やってみなければわからないとアキは反発。春子の説得に応じようとしないアキに、春子ははじめて北三陸での自分の過去をアキに語って聞かせるのでした。

それは1984年、北三陸鉄道開通前日のことでした。春子、高校三年の夏。袖が浜の未来のために海女になって潜ってくれと皆から頼まれたものの、春子は翌日、北三陸鉄道開通式の中を逃げるようにして東京に旅立ち、それ以来今日まで帰らなかったのです。

自分が北三陸を発った理由を語り終えた春子は、夏休みの間だけという条件で、アキが海女になることを認めました。そして、明くる日の朝、北三陸に24年ぶりとなる16歳の新人海女・アキが誕生したのでした。

『あまちゃん』第1週 第6回
「おら、この海が好きだ!」感想

「アキは自分で自分の殻を壊そうとした」

アキちゃんが壊そうとした「自分の殻」は、実は自分の殻でなくアキちゃんの意に反して春子さんが勝手につくった殻だったのかも知れません。アキちゃんが「自分の殻」と考えていたのは「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない」こと。

しかしこの「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない」ことを悪とする価値観は春子さんのもの。アキちゃんはまだ子供、親の価値観がそのまま自分の価値観になってしまっても無理はない。

そもそも「地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない」という焦点が絞り切れていない価値観。裏を返せばどんな子だったらいいのかという目指すべきビジョンが皆無。故郷を捨て根無し草的な生き方をしている春子さんの迷いが生んだ歪んだ価値観かも知れません。

母に押し付けられた価値観、アキちゃんにとっては苦痛以外の何者でもなかったはず。めでたくそれを海底に沈めることが出来ました。春子さんも北三陸にいた頃に海に飛び来んでいれば別の生き方が見えていたのかも知れません。

でも、1984年といえばバブル前夜。故郷で自分を見つめる生き方なんていうものは冷笑されていた時代だったと記憶しています。春子さんの同世代に生まれた者として、春子さんの気持ちもよくわかります。

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