まれ 31話 希の祖母、ロベール幸枝

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年5月4日(月)放送
第6週 第31話 「母娘キャロットケーキ」

『まれ』第6週 第31話 「母娘キャロットケーキ」あらすじ

ある日、希の前に姿を現したロベール・幸枝という名の女性は藍子の母。希と一徹が初めて会う祖母でした。孫の希と一徹に初めて会えて幸枝は感激するものの、幸枝の姿を見た藍子の顔からは見る見る血の気が引き、幸枝に対して怒りをあらわにします。

幸枝は20年前に藍子の実父と離婚し渡仏。フランス人と再婚し現地でケーキ屋を営んでいました。そんな幸枝が娘夫婦と二人の孫の居場所を嗅ぎ付けてやって来たのです。しかし、そんな幸枝に藍子が怒りをあらわにする理由が藍子以外誰にもわかりません。

そんなある日、希は亜美の様子を見に弥太郎の工房を訪問すると、幸枝が輪島塗の見学に来ていました。希の移住者を受け入れる仕事に関心を持った幸枝は、希の次の訪問先で移住者の一人が経営する農園レストラン福田までついて来ます。

豊かな能登の食材を使って作られた料理に舌鼓を打っている時、藍子が元治の塩の納品をしに農園レストラン福田にやって来ました。能登がすっかり気に入ってしまった幸枝は、藍子に聞こえよがしにこの地に移住すると宣言。藍子を驚かせるのでした。

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『まれ』第6週 第31話 「母娘キャロットケーキ」
 事前発表あらすじのレビューと解説

朝ドラで父子の確執は繰り返し描かれて来ましたが、今週は朝ドラでは極めて珍しい母娘の確執が登場します。母娘の積年の確執が朝ドラ劇中で描かれるのは『あまちゃん』の夏ばっぱと春子さん以来のことでしょうか。

藍子の母親、すなわち希と一徹の祖母の名はロベール・幸枝(草笛光子)。その昔、藍子の実父と別れ、娘の藍子を日本に置いたまたパティシエ修行をするために単身フランスへ。その後フランス人と再婚、というのがロベール・幸枝のプロフィールです。

また、徹と藍子の馴れ初めが描かれた際に、結婚前の藍子が笑顔を忘れた暗い少女時代を過ごしていたと説明がありましたが、藍子の少女時代が暗く孤独であったその謎が、ロベール・幸枝の登場によって回収されます。

ところで祖母のロベール・幸枝が登場するのは『まれ』前半では今回限りです。しかし、圭太が職人の道を志すルーツが祖父にあったのと対をなすように、希の夢のルーツともいうべき祖母の存在は希にとって決して小さくないはずです。

希が成長しパティシエの道を極める段階になって、もしかすると祖母の存在が職人としての希の支えになるかも知れません。

『まれ』第6週 第31話 「母娘キャロットケーキ」
 朝ドラ観賞後の感想

義理の母を「幸枝ちゃん」!

友達みたいな呼び方をすることから、どうやら徹さんと幸枝さんはウマが合うようですね。しかも徹さんをして「自由過ぎる」と言わしめるほどの天衣無縫さ。夫と別れてフランスに渡ってしまうくらいなので徹さんと幸枝さんは似た者同士なのでしょう。

一方、藍子さんは母親に激しく反発しながらも、選んだ夫は何故か母親と似た夢追い人タイプ。心のどこかで残っている母親に対する愛情や尊敬の気持ちが、徹さんみたいな「自由過ぎる」男を引き寄せてしまったのでしょうか。

さて、母娘の確執が朝ドラに登場するのは『あまちゃん』以来。『あまちゃん』では春子さんの挑発に夏ばっぱが乗っていましたが、藍子さんの挑発に一切動じず涼しい顔を貫き通す幸枝さん。夏ばっぱよりも一枚上手かも知れません。

一枚上手というよりも、幸枝さんは娘に対して負い目を感じているのかも知れません。負い目を感じているからこそ、どれほど罵られても言い返せない。更に言い訳を潔しとしない性格みたいなので、娘の罵りを甘んじて受け入れるしかないのかもしれません。

しかし、そんな中でも幸枝さんが藍子さんに注ぐ優しい母親の目線が、この二人の確執の救いです。

▼ポイントレビュー
・本場フランス仕込みの洋菓子が初登場!
・壊れたテーブルに落ちた飴細工を文さんがさりげなく拾って食べた!
・希ちゃんんがみのりちゃんに「美味しそうなケーキだった」・・・結局、食べなかったのかな?

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2 Responses to “まれ 31話 希の祖母、ロベール幸枝”

  1. えびすこ より:

    幸恵さんと藍子さんのくだりはあまちゃんのオマージュかも。
    当番組のスタッフはあまちゃんにあやかろうと思ったのかな?
    「来た人」が母親と娘の違いで状況は同じですね。
    でも能登に住んでいることをどうやって知ったんでしょう?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『あまちゃん』自体も『ちりとてちん』とよく似ていて、『まれ』も『ちりとてちん』に通じるものがある。『あまちゃん』と『まれ』の原典は『ちりとてちん』かなと思ってます。その『ちりとてちん』にも原典があるのでしょうか。

      娘夫婦が能登に住んでいることを知ったのは徹さんが知らせたみたいです。今週中に明かされると思います。

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